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水城なつみ(キングレコード)  好評「帰って来やれ」  デビュー5年目  心に寄り添える歌を [インタビュー]

水城なつみ.jpg◆デビュー5年目を迎えているキングレコードの歌手、水城なつみが、2017年8月に出した6枚目のシングル「帰って来やれ」(作詞・万城たかし、作曲・宮下健治、編曲・前田俊明)が好評だ。本人も今年はキングレコード歌謡選手権で、全国決勝大会を含む全12会場中6会場でゲスト出演したほか、キングレコード歌謡文化アカデミー(KBA)の指導者歌唱講習会では、3会場すべてでミニライブを開いて模範歌唱している。新人から中堅へ向けて、意欲的に動き始めたようだ。









 「帰って来やれ」を作曲した宮下健治が、初めて水城なつみに会ったのは、彼女がまだ中学2年の時だった。歌を勉強したいと茨城県からやって来た、まだあどけなさが残る彼女の歌を聴いた宮下は「この娘は将来、キングの代表選手になる有望株であると感じた」と振り返る。

 キングレコード歌謡文化アカデミーのキングレコード歌謡選手権に小学6年から7回連続出場している水城は、中学2年で作曲家宮下健治の指導を仰ぎ始める。2012年には晴れてグランドチャンピオンの座を獲得して、翌年「泣いてひとり旅」でキングレコードからデビューしている。

水城なつみ・帰って来やれ.jpg デビュー曲は岡千秋が書いたが、4作目の「筑波の嵐」(2016年)「逢ってみたい人」(同)そして今作の「帰って来やれ」と3作続けて宮下が手がけている。
 その「帰って来やれ」は津軽を舞台に、3年も帰ってこない父親を想って、♪ ひと目津軽にヨー 帰って来やれ 〜 と、宮下の教えの通り「優しさ、思いやり、温かさ」を込めて歌っている。

 彼女のふる里は、先ごろテレビで人気を博したドラマの舞台にもなった、同じ茨城県である。しかし都道府県別魅力度ランキングでは「ここ10年ほどは最下位で人気がありません。新曲『帰って来やれ』を通して、身近に感じてもらえるとうれしいです」と、水城。

 小6からKBAの地区大会に挑戦し続けた水城は、高3でようやくグランプリを獲得する。「毎年、なにくそ、と思って挑戦していました」といった彼女の言葉通り、負けん気の強さはなかなかのものであるようだ。

 「帰って来やれ」は、オリコンの演歌チャートTOP50でも、発売以来上位にランキングされている。水城は「まだ23歳の小娘ですが、みなさんの心に寄り添える歌を届けて行けるように頑張りたい」と、5年目の抱負を話してくれた。


[水城なつみ オフィシャルサイト]
http://www.mizuki-natumi.com/
[水城なつみ キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=44259






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