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第3回ウイング歌謡ショー、神戸を元気にと 秋川雅史、石原詢子、鏡五郎、白井貴子が歌唱 地元からは小野和子も [イベント]

◆前身の「演歌祭り」から数えて今年で9回目になる「第3回ウイング歌謡ショー」が、2017年10月9日、神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸で開かれた。演歌からポップスまで幅広いジャンルの歌手が一堂に会する歌謡ショーで、今回は秋川雅史、石原詢子、鏡五郎、白井貴子、Unlimited tone(アンリミテッドトーン)、小野和子、灘みやこ、小林舞弥の7人と1組みが出演した。

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オープニングでマオリ族の歌と踊りを見せた安積社長・写真下

 開催に先駆けて、スタジアムを運営する神戸ウイングスタジアム(神戸市)の安積英樹社長は会場のノエビアスタジアム神戸が2年後に、ラグビーワールドカップの会場にもなっていることを報告。第3回ウイング歌謡ショーの開催を祝い、ニュージーランドのマオリ族に伝わる歌と踊りをステージで初めて披露した。

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小野和子

 オープニング歌唱のひとり、小野和子は毎年出演しているイベントの〈顔〉でもある。この日は毎年の観客からリクエストが多かった、15分にも及ぶ長編歌謡浪曲「岸壁の母」を歌い上げた。

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石原詢子

 同歌謡ショー初出演で、今年デビュー30周年を迎える石原詢子は「デビュー当初、キャンペーンで神戸の街をくまなく歩いたことがあります」と想い出を披歴しながら、新曲の「雪散華」や2000年の紅白歌合戦出場曲の「みれん酒」前作の「女の花舞台」などを歌った。

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白井貴子

 「幸せロックで35年頑張ってきました」という白井貴子は、母は大阪出身で神戸ともなじみは深い。フォークソングの北山修が10月25日にリリースするアルバム「ふり向けば、風」(ユニバーサルミュージック)の中から、自ら作曲した「涙河」と美空ひばりが歌っている「花嫁」などを披露した。

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鏡五郎

 デビュー51年目の大ベテラン、鏡五郎は「まるで新人時代に帰ったような今日のステージの光景です」と話し、新曲の「千鳥の舞」「大石内蔵助」「刃傷松の廊下」などを聴かせた。歌手デビューしてから20年間、有馬ヘルスセンターで歌い「1日に400枚のCDを売った」(鏡)ほどの、神戸ともゆかりの深い実力派。

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秋川雅史

 秋川雅史は大ヒット曲になった「千の風になって」のほか「慕情」「翼をください」などを歌った。

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アンリミテッドトーン

 安積社長は「歌は私たちの心にしみ入り、温かく元気にして、勇気を与えてくれ、頑張ろうという気持ちにしてくれる」と話し、来年の開催を約束した。


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小林舞弥(左)と灘みやこ






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