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安倍里葎子(テイチクエンタテインメント) 神戸・三宮でライブ「恋人気分で」 新曲とシャンソンのメドレーも チキンジョージ [ライブ]

◆テイチクエンタテインメント移籍第1弾として、今夏、新曲「恋人気分で」を出した安倍里葎子が、2017年10月20日夜、神戸・三宮のライブハウス・チキンジョージでライブ「恋人気分で」を開いた。春と秋の年に2回、定期開催しているもので、11回目の今回は新曲を披露すると同時にシャンソンにも初挑戦してファンを楽しませた。次回は来春の開催を予定している。

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 歌謡曲から演歌、ジャズ、そしてシャンソンと幅広く、38年間歌い続けてきた安倍里葎子。今年、メジャーに復活し、7月19日に3曲入りのニューシングル「恋人気分で」をリリース。関西でもカラオケ喫茶店でのキャンペーンを行うなど、精力的な活動を展開している。

 衆院選の期日前投票を東京で済ませて臨んだライブでは、秋の夜に相応しく「ろくでなし」から「声の中に君がいる」定番の「愛の賛歌」など、いずれもライブでは初めてというシャンソンを5曲。ニューエンペラージャズオーケストラの異名を取る、ダメダメ倶楽部バンドの演奏で歌い上げた。

 オープニングとアンコールで歌ったのは新曲の「恋人気分で」。デビュー曲でいきなりファンの心を掴んで100万枚の大ヒットになったように、安倍ならではの新たな恋の歌は、今、多くの人たちの間で注目されている。

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 安倍と言えばデュエットの女王としても知られている。新曲のカップリング「狸小路の夜は更けて」は17番目の相手であるタケ・ウケタと歌うデュエット曲。この日は琉球ポップスユニット、nadaのメンバーのひとり、Dicek(だいすけ)と歌たった。安倍は「狸小路は、子供の頃から馴染みのある札幌の繁華街の名称ですが、この曲をヒットさせて街の知名度を高めたい」と話していた。

 安倍はまた、美空ひばりの「人恋酒」や瀬川瑛子の「命くれない」をカバー。キングレコード時代の自身の話題曲「愛のふれあい」や、恩師の平尾昌晃が作曲したデビュー40周年記念曲「愛の命日」デビュー曲「愛のきずな」と、オリジナル曲の愛シリーズを歌った。

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 このライブのもうひとつの楽しみはダメダメ倶楽部バンドによる生演奏。ボーカルのボビー江頭は「青い鳥」「君だけに愛を」などグループ・サウンズのザ・タイガースのヒット曲を聴かせた。


[安倍里葎子 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/abe-ritsuko/






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