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大月みやこと藤原浩  船村徹・仁井谷俊也を追悼 大阪・あなたがスター 歌謡フェスティバル [イベント]

◆2017年10月12日、大阪・上六の新歌舞伎座で開かれた、今年で21回目になる「あなたがスター 歌謡フェスティバル 2017」(主催・関西カラオケ愛好会)にゲスト出演した大月みやこ(キングレコード)は、今年2月に惜しまれつつ帰らぬ人となった作曲家・船村徹との思い出を語った。同じゲストの藤原浩(同)は10月2日に69歳で亡くなった作詞家・仁井谷俊也を悼んだ。

第21回新歌舞伎座歌謡フェスティバル・出演者.JPG
「あなたがスター 歌謡フェスティバル 2017」の出演者たち
前列中央の男性をはさんで右から大月みやこ、藤原浩、蒼彦太。同左が清水まり子

 大月みやこは2017年6月にアルバム「大月みやこが唄う船村徹の世界」を出すなど、数多くの船村作品を歌っている。この日も30万枚の大ヒットとなった、初めての船村徹作品で星野哲郎が作詞した「女の港」(1983年) を歌った。
 大月はこの楽曲を出した3年後の86年には、星野とのコンビで「豊予海峡」「根室海峡」「津軽海峡」の3部作も出している。

 この日のステージで大月は「『女の港』で大月みやこの女の世界を描いてもらいました。その出会いを感謝しています。今も心の中に温かい笑顔があります」と話し、新曲の「流氷の宿」と「白い海峡」「女の駅」などを歌った。

 また仁井谷俊也の新曲「二十歳の祝い酒」を歌うのは、来年デビュー25周年になる藤原浩。去年は「雪舞いの宿」「裏町ひとり酒」を、そして2014、15年には「とりあえずビール」「骨まで凍える女です」といったユニークなタイトル作品まで、ここ数年仁井谷作品が続いている。

 その仁井谷を藤原は「いつも穏やかな優しい人でした。新曲の『二十歳の祝い酒』も藤原君に歌ってほしい」と振り返っている。

 ステージで藤原は「二十歳の祝い酒」とともに「越前つばき」(2015)の仁井谷作品も披露した。

 歌謡フェスティバルには、清水まり子(アクトラスレコード)蒼彦太(徳間ジャパンコミュニケーションズ)らも出演して、それぞれ最新曲などを歌った。






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