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真木ことみ(日本クラウン) 「雪の華」「淡雪の人」  好スタートのデビュー25周年記念曲第2弾  12月には25周年記念コンサートも [インタビュー]

真木ことみ.jpg◆日本クラウンの歌手、真木ことみがデビュー25年を迎えている。それを記念して2017年10月11日にリリースしたのが、情感たっぷりに歌う演歌「雪の華」とバラード調の歌謡曲「淡雪の人」の2枚である。初めての2枚同時発売は、彼女自身にとっても大きなプレゼントであった。持ち前の低くて太い声で歌い上げ、そして語りかける。その2曲が今、好スタートを切っている。


真木ことみ・雪の華.jpg









 新曲の2枚は演歌、歌謡曲とそれぞれ楽曲のスタイルも舞台設定も異なるが、テーマは「雪と女性の心情を重ね、雪の冷たさと愛しい人の温かさが潔く描かれています」(真木)と、どちらも主人公の心に降る雪で共通している。

 「雪の華」は音域の幅の大きい作品であり、真木らしさがよく感じられる。その真木ことみらしさは、低くて太いその声にあるようだ。それをうまく操って、ここで引き、ここではこう押してと、イメージトレーニングを重ねて歌っている。
 彼女は神奈川県生まれだが、時として東北出身者と間違われることがある。それもその声ゆえであり、それがまたこの上なく愛嬌を感じさせるのである。それが多くの人に好かれる理由になっているようだ。

 「誰の真似をすることなく自分なりの声でお届けしています。真木ことみは2人もいりませんからね」

真木ことみ・デビュー25周年記念コンサート.jpg

 真木の歌手生活25年のスタートは、猪俣公章作曲の「橋」(1993年、ポニーキャニオン)だった。2000年には日本クラウンに移籍している。転機になったのは03年に出した「いのち川」だった。後の川シリーズ3部作に続く第1弾だったのであるが、その時の様子を次のように話している。
 「カラオケスタジオで仮歌を録ったのですが、何とこれにOKが出て、そのままCDになったんです。テレビに出ていた訳でもないのに、あれよあれよと言う間にたくさんの人に歌われるようになりました」

■評判のアンニュイな真木

 「淡雪の人」は真木にとっては珍しく洋服姿のジャケットになった。前作「凛と咲く」のカップリング曲で小田純平作曲の「幸せの地図」が、ファンの間で評判良く、ならばと歌謡曲タッチの切ない今回の大人の恋歌へとつながった。

 「これが結構、好評なんです。キャンペーンで伺ったラジオ局でも、いつもはワンコーラスだけを放送されのですが、今回は気に入ってもらえて、フルコーラスを流してもらえるところもあります」

真木ことみ・ホストカード.jpg これのカップリング曲の「東京の雪」もまた、雪をテーマに遠く離れた人を想いながら強く生きる恋歌である。作詞は浦千鶴子。真木にもう20数年連れ添っている、まるで家族のような存在のマネージャーなのである。「目下、作詞の勉強中でポップス系歌謡曲を書いています」と、浦。これが作詞家デビュー作でもあるが 、本業はあくまでマネージャーだという。

 ジャケット写真の撮影では、ディレクターからはアンニュイな表情を求められ、パリのカフェにひとりたたずむ女性をイメージしている。
 今回、新曲のCD2枚の同時購入特典として、このアンニュイな真木のモクロポストカード = 写真・右 = をプレゼントするキャンペーンを行なっている。


 12月13日には13曲入りのアルバム「プレミアムベスト」を出す。新たに録音するオリジナル曲も3曲を収録する。
 真木は「今年は前作の『凛と咲く』から数えて、新しいオリジナル曲は9曲を歌うことになりますね」と、ほほえむ。
 アルバム発売日には東京・中野サンプラザホールでデビュー25周年記念コンサートも予定している。





[真木ことみ オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/maki-kotomi/
[真木ことみ 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/maki/whats.html






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