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第286回大阪発流行歌ライブ  永井みゆき、浅田あつこ、山崎ていじが出演  推薦曲コーナに花木優 [ライブ]

◆9ヶ月ぶりの再開となった大阪発流行歌ライブが2020年11月18日、大阪・心斎橋のBIG CATで行われた。永井みゆき(テイチクエンタテインメント)浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)山崎ていじ(日本コロムビア)の3人と、推薦曲コーナーに花木優(日本クラウン)が出演した。次回開催は12月16日に予定されている。

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関西中心の出演者で行われた第286回大阪発流行歌ライブ


 大阪発流行歌ライブに今までに出演した歌手の中で、最も出演回数が多いという永井みゆき。新曲「雨の越後路」を5月20日に出しているが、久々の同ライブということもあって、「生歌を聴いてもらえるのが幸せです」と笑顔を見せて、早速に披露。これに続いて聴かせたのはデビュー曲の「大阪すずめ」。作詞がたかたかし、作曲は弦哲也で、新曲も同じコンビによって書かれたもの。それだけに永井も「雨の越後路を新しい代表曲にしたい」と意気込む。

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永井みゆき

 また松田聖子の「スイートメモリーズ」もカバーしてみせた。「小学生の頃、よく歌っていました」と、懐かしい歌に挑戦していた。


 デビュー26年で49歳になりました、と年齢を公言する浅田あつこは、4月に出した「米原の雪」を「もう一度、爆発させたい」と、新型コロナウイルスの影響で満足な活動も出来なかったうっぷんを晴らすかのように歌った。さらに「きょうは客席にも降りられへんけど、楽しみにしていたステージです。やはり私の居場所はここ」と、笑顔をふりまいていた。

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浅田あつこ

 「米原の雪」には雪を蹴って走る列車が登場する。前々作では函館・五稜郭と木古内を結ぶ道南いさりび鉄道をモチーフにした「いさりび鉄道」を歌っており、これとは連作になる前作「そやけど」も聴かせた。


 山崎ていじは、まずは「浜防風」からスタート。この日は会場の観客には拍手は禁止と通達されていたが、この楽曲を歌い終わったところで、「拍手がないと盛り上がらない」(主催者)と、拍手を解禁にするといった一幕もあった。その後、「夜汽車」「サンセット浜田」「おまえしか愛せない」と歌った。

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山﨑ていじ

 来年1月20日に新曲「酔わせて候」を出すことを案内すると共に、この日がアルバム「山崎ていじ全曲集 別れのボレロ」(16曲収録)の発売日であることもアピール。アルバムのタイトルでもある新曲「別れのボレロ」(20年1月発売)は最後に聴かせ、「これは女歌ですが、こんな洒落た歌は自分にはなかった」とも。


 花木優は大阪・堺市出身。1999年に歌手デビュー。2019年11月に日本クラウン2枚目の「お人好し」を出しており、この日は「大阪大好き」(2007年)と共に歌った。

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花木優


[大阪流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/








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