演歌とトークの深夜番組「エンカメ」が今、話題!! F1層からも注目集める 朝日放送 [テレビ放送]
◆朝日放送で木曜深夜に放送されている演歌とトークの番組「エンカメ」が話題になっている。午前1時36分からの放送にもかかわらず平均4%の視聴率を確保するほか、中高年の演歌ファンだけでなく、若い人たちからも新たな情報番組として注目されているようだ。
人気の演歌情報番組「エンカメ」 4月22日には天童よしみをゲストに迎える
「エンカメ」は、吉本興業の人気コメディアン、友近(ともちか)が司会を担当する。毎回、ビッグゲストをスタジオに呼んで、楽しい会話とともに新曲やヒット曲など3曲程度を披露する30分番組だ。
3月から木曜日の深夜に放送枠を変更したが、今年2月までは土曜日の深夜に放送していた。
毎日放送テレビは1989年から2001年まで、歌番組「乾杯トークそんぐ」という人気番組を関西を中心に放送していたことがある。しかし、今は深夜と言えども在阪の大手テレビ局がこうした歌番組を放送するのは、ほかに例がないという。
レコード業界はインターネットに負けてしまった、とさえ言われている。とりわけ若い年代層が好むJ-POPは、CDの売れ行きが激減している。
朝日放送で10数年間、J-POPの番組作りをしてきた小田部拓部長プロデューサーは、そうした音楽の変化の原因のひとつを「1人で作詞、作曲をしなければならないという神話が、この世界にはあった。それには自ずと限界があったから、売れる作品が出てこなくなってきた」と分析する。
歌番組の減少は、そんなレコード業界の不振とも関係深かったようだ。
どうすれば、そんな音楽の現状を変えることが出来るのだろうか―小田部プロデューサーが行き着いたのは演歌だった。
「業界が不振だといっても、歌を聴く人たちがいなくなったわけではない。ならばプロが作詞をして作曲した楽曲を、上手い歌手が歌うことで人々を引き付けられるはず。演歌なんて古臭い―という人がいるかもしれないが、そんな素晴らしいことが出来るのは演歌しかない」
ターゲットはF1層
これが新しい演歌番組を企画することにつながる。
単なるトーク番組ではなく、1960年代後半から始まり人気を誇った歌番組<夜のヒットスタジオ>のように、歌手が登場して歌うスタイルを目指した。
若い女性層をつかむためには、司会者は男性ではなく、女性の目線で見ることができて、歌がわかる人材がいい。
選ばれたのは友近だった。彼女は、よしもとアール・アンド・シーに所属しており2004年11月にはCD「Tokyo」も出している。ルックスもいい。コメディアンということもあって、ゲストと一緒になって番組を盛り上げるのには最適だった。
彼女も「ぜひ、やりたい」と意欲を見せた。
番組がねらうのは中高年の演歌ファンはもちろんのこと、俗にF1層と言われる20―34歳の女性たちが観て、話題にしてくれることだった。
番組は、誰もが知っているヒット曲、それに笑えるトークを交えた構成だ。原点とも言える「歌手の人となりを掘り出して、そこに歌を交えていく」といった手法である。
第1回目の放送は昨年10月10日で、ゲストには長山洋子が出演した。出演者はキャンペーンで来阪する歌手にターゲットを当てた。
1回目の番組の視聴率は2.9%だった。厳しいスタートとなった。しかし2週目には4.8%と、早くも目標としていた5%に近づいた。
「演歌を素材に、友近の世界に視聴者を引きずり込むといった手法が、新しい視聴者の獲得につながったようで、番組のねらいが間違いではなかったと確信できた」と小田部プロデューサー。
今までの最高視聴率は5.6%。視聴者の支持は確実に得られているようだ。深夜のバラエティ番組と見た場合でも、視聴率は合格ラインに入っているという。
そうした蔭には、スタッフたちの努力もある。深夜の番組を知らせるためにスタッフはカラオケ店などを訪ねてポスターを貼ってもらうなど、今も地道な広報活動に精を出しているのだ。
大物ゲストが目白押し
あす4月1日深夜1時37分からの放送には伍代夏子が、前回に引き続いてゲスト出演する。番組の「演歌トリップ」のコーナーでは、「さざんかの宿」のカラオケ映像に伍代の姿が映っているなどの”秘話”も紹介されるという。
これから出演が予定されているゲストにはキム・ヨンジャ、天童よしみ、水森かおり、神野美伽、堀内孝雄、藤あや子など、紅白出演歌手など豪華な顔ぶれが揃っている。
番組ではメインゲストのほかにもコーナーゲストとして新人などが出演することもあるが、今後は「中堅歌手にも門戸を広げて行きたい」(小田部プロデューサー)と、楽しんでもらって幅広い演歌情報が得られる番組を目指している。
1月にゲスト出演した吉幾三は自分の秘蔵写真を公開するとともに、大ヒット曲「酒よ」などを披露したが、「今度はキタ新地のクラブから放送したいね」と提案をした。
それに応えるように小田部プロデューサーは「スタジオを飛び出して演歌バスツアーやビッグ演歌歌手のゲストが審査員をする演歌水泳大会や運動会もやってみたい」と前向きで、年末にはNHKの向こうを張って「演歌<裏>紅白歌合戦」も実施したいとも。
友近は番組のテーマソング「恋のほたるまち」を歌っている
小田部プロデューサーは「NHKの紅白に出場できるヒット曲を番組から誕生させ、紅白を支える番組にしたい」と、番組のブランド化を考える。
司会を担当する友近(ともちか)は、番組で自ら「恋のほたるまち」という番組のテーマソングを歌っている。これのPV(プロモーションビデオ)が、天童よしみをゲストに迎える4月22日の番組で公開される予定だという。
ところで、4月からは友近の故郷である愛媛県の愛媛朝日テレビ(えひめあさひテレビ)でも放送が始まるといい、関西からも飛び出す演歌番組へと躍動しようとしている。
[朝日放送 エンカメ]
http://asahi.co.jp/enkame/
人気の演歌情報番組「エンカメ」 4月22日には天童よしみをゲストに迎える
「エンカメ」は、吉本興業の人気コメディアン、友近(ともちか)が司会を担当する。毎回、ビッグゲストをスタジオに呼んで、楽しい会話とともに新曲やヒット曲など3曲程度を披露する30分番組だ。
3月から木曜日の深夜に放送枠を変更したが、今年2月までは土曜日の深夜に放送していた。
毎日放送テレビは1989年から2001年まで、歌番組「乾杯トークそんぐ」という人気番組を関西を中心に放送していたことがある。しかし、今は深夜と言えども在阪の大手テレビ局がこうした歌番組を放送するのは、ほかに例がないという。
レコード業界はインターネットに負けてしまった、とさえ言われている。とりわけ若い年代層が好むJ-POPは、CDの売れ行きが激減している。
朝日放送で10数年間、J-POPの番組作りをしてきた小田部拓部長プロデューサーは、そうした音楽の変化の原因のひとつを「1人で作詞、作曲をしなければならないという神話が、この世界にはあった。それには自ずと限界があったから、売れる作品が出てこなくなってきた」と分析する。
歌番組の減少は、そんなレコード業界の不振とも関係深かったようだ。
どうすれば、そんな音楽の現状を変えることが出来るのだろうか―小田部プロデューサーが行き着いたのは演歌だった。
「業界が不振だといっても、歌を聴く人たちがいなくなったわけではない。ならばプロが作詞をして作曲した楽曲を、上手い歌手が歌うことで人々を引き付けられるはず。演歌なんて古臭い―という人がいるかもしれないが、そんな素晴らしいことが出来るのは演歌しかない」
ターゲットはF1層
これが新しい演歌番組を企画することにつながる。
単なるトーク番組ではなく、1960年代後半から始まり人気を誇った歌番組<夜のヒットスタジオ>のように、歌手が登場して歌うスタイルを目指した。
若い女性層をつかむためには、司会者は男性ではなく、女性の目線で見ることができて、歌がわかる人材がいい。
選ばれたのは友近だった。彼女は、よしもとアール・アンド・シーに所属しており2004年11月にはCD「Tokyo」も出している。ルックスもいい。コメディアンということもあって、ゲストと一緒になって番組を盛り上げるのには最適だった。
彼女も「ぜひ、やりたい」と意欲を見せた。
番組がねらうのは中高年の演歌ファンはもちろんのこと、俗にF1層と言われる20―34歳の女性たちが観て、話題にしてくれることだった。
番組は、誰もが知っているヒット曲、それに笑えるトークを交えた構成だ。原点とも言える「歌手の人となりを掘り出して、そこに歌を交えていく」といった手法である。
第1回目の放送は昨年10月10日で、ゲストには長山洋子が出演した。出演者はキャンペーンで来阪する歌手にターゲットを当てた。
1回目の番組の視聴率は2.9%だった。厳しいスタートとなった。しかし2週目には4.8%と、早くも目標としていた5%に近づいた。
「演歌を素材に、友近の世界に視聴者を引きずり込むといった手法が、新しい視聴者の獲得につながったようで、番組のねらいが間違いではなかったと確信できた」と小田部プロデューサー。
今までの最高視聴率は5.6%。視聴者の支持は確実に得られているようだ。深夜のバラエティ番組と見た場合でも、視聴率は合格ラインに入っているという。
そうした蔭には、スタッフたちの努力もある。深夜の番組を知らせるためにスタッフはカラオケ店などを訪ねてポスターを貼ってもらうなど、今も地道な広報活動に精を出しているのだ。
大物ゲストが目白押し
あす4月1日深夜1時37分からの放送には伍代夏子が、前回に引き続いてゲスト出演する。番組の「演歌トリップ」のコーナーでは、「さざんかの宿」のカラオケ映像に伍代の姿が映っているなどの”秘話”も紹介されるという。
これから出演が予定されているゲストにはキム・ヨンジャ、天童よしみ、水森かおり、神野美伽、堀内孝雄、藤あや子など、紅白出演歌手など豪華な顔ぶれが揃っている。
番組ではメインゲストのほかにもコーナーゲストとして新人などが出演することもあるが、今後は「中堅歌手にも門戸を広げて行きたい」(小田部プロデューサー)と、楽しんでもらって幅広い演歌情報が得られる番組を目指している。
1月にゲスト出演した吉幾三は自分の秘蔵写真を公開するとともに、大ヒット曲「酒よ」などを披露したが、「今度はキタ新地のクラブから放送したいね」と提案をした。
それに応えるように小田部プロデューサーは「スタジオを飛び出して演歌バスツアーやビッグ演歌歌手のゲストが審査員をする演歌水泳大会や運動会もやってみたい」と前向きで、年末にはNHKの向こうを張って「演歌<裏>紅白歌合戦」も実施したいとも。
友近は番組のテーマソング「恋のほたるまち」を歌っている
小田部プロデューサーは「NHKの紅白に出場できるヒット曲を番組から誕生させ、紅白を支える番組にしたい」と、番組のブランド化を考える。
司会を担当する友近(ともちか)は、番組で自ら「恋のほたるまち」という番組のテーマソングを歌っている。これのPV(プロモーションビデオ)が、天童よしみをゲストに迎える4月22日の番組で公開される予定だという。
ところで、4月からは友近の故郷である愛媛県の愛媛朝日テレビ(えひめあさひテレビ)でも放送が始まるといい、関西からも飛び出す演歌番組へと躍動しようとしている。
[朝日放送 エンカメ]
http://asahi.co.jp/enkame/
友近さんって歌が上手だから見応えありますね。
by pandan (2010-04-01 07:44)
おはようございます、応援になります。
(^▽^)/
残念ながら見たことが無いですね。
☆
by じぃじぃ (2010-04-01 09:28)
友近さんは歌上手いですよね~ほんと。
by とうふさん (2010-04-01 17:33)
友近さんは歌もお上手だし
物まねもお上手ですね。
by k-hiro (2010-04-01 23:01)