五木ひろし（ファイブスタエンタテインメント）、ビルボード大阪でプレミアムライブ スタンダードナンバーなど歌う

◆五木ひろしが、2011年５月13日、昨年に続いて大阪市北区のビルボード大阪でプレミアムライブを開いた。スタンダードナンバーを中心に最新のオリジナル曲を交えたライブスタイルのコンサートで、「私のライフワークにしたい」と15曲を熱唱した。













　最新曲「月物語」、そのカップリング「トワイライト・ブルー」のほか、「夜空」、大ヒット曲の「おしろい花」といったオリジナル曲で観客を堪能させたが、この日のライブはむしろジャズライブ会場にふさわしくスタンダードナンバーを数多く揃えた。

　五木は1976（昭和51）年８月、日本人歌手として初めて米・ラスベガスのヒルトンホテルで公演しているが、その場所と縁が深いのがエルビス・プレスリー。
　そのエルビスも歌ったカントリー「リリース・ミー」やジャズのスタンダード・ナンバーの「シング・シング・シング」「ジョージア・オン・マイ・マインド（我が心のジョージア）」「ダニーボーイ」などを聴かせた。

　演歌歌手五木が歌うスタンダードナンバーに、会場を埋め尽くしたファンは１曲１曲に大きな拍手を送り続けていた。




















　歌手生活47年目、芸名の五木ひろしを名乗ってからでも40年という大ベテランの彼は拍手に応えて「１曲１曲が大切に思えてきます。これから新しい歌を何曲歌えるのだろうと考えると、今の１曲に重みを感じます」と感慨深げ。

　また、３月11日の東日本大震災にふれて「普通に思っていたものが、これほど大切であったと感じたことはありませんでした。今まで歌わせてもらってきた幸せをかみしめ、これからも１曲でも多く歌い続けます。私の歌の道はまだまだ続きます」と語りかけて、ラストソングの「マイウェイ」でライブを締めくくった。



［五木ひろし公式ホームページ］
http://www.itsuki-hiroshi.co.jp/

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