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真奈尚子(ビクターエンタテインメント) 新曲「小さな酒場」発売を記念してライブ  大人の女性を感じさせる甘いムード  ビルボード大阪 [コンサート]

◆大人のムードいっぱいの真奈尚子 = 写真・下 = によるライブが、2011年5月24日、大阪・梅田のライブハウス「ビルボードライブ大阪」で行われた。新曲「小さな酒場」(作詞・宮川哲夫、作曲・吉田正、編曲・カンザスシティバンド)を25日にリリースしたのにあわせたもので、新曲とカップリングの「愛の背中」や恩師の作曲家、故吉田正が手がけた名曲をメドレーで披露するなど16曲を熱唱した。


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新曲「小さな酒場」をリリースしたムード歌謡の女王、真奈尚子



 新曲の「小さな酒場」は、1960(昭和35)年に松尾和子が歌った曲で、吉田正は生前「真奈に歌わせたい」と話していたという。甘ったるい雰囲気で語りかけてくれるような、スローテンポのメロディーは「心地よく、どこかドキドキさせられる」ようで、薄暗い会場をムードいっぱいにつつんでいた。
 カップリングの「愛の背中」(作詞・田久保真見、作曲・下田卓、編曲・カンザスシティバンド)も、歌謡曲がジャズ風だった頃の気だるさを感じさせる、大人の女性をふんだんに感じさせている楽曲だ。


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 真奈のビルボードライブは今年で7回目。
 今年が吉田正の生誕90周年にあたることもあって「有楽町で逢いましょう」「好きだった」「泣かないで」など吉田作品のメドレーで始まった。
 真奈はビクターからのデビューが決まって「先生から作品をいただける歌手になりたい」と吉田に憧れたが、実際に作品をもらったのは、それから10年近くたった頃だったという。

 その曲がビクターからヒット賞を受賞した「夜がわるい」で、「潤愛」とともに披露した。
 デビュー曲は1989(昭和64)年、ビクターから出した「あんたのタンゴ」であった。この曲を作詞した千家和也は「君にぴったりの歌」と言ったが、当時、本人はまだ「このような大人の歌が歌えるだろうか」と心配だったという。

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生バンドで大人のムードもたっぷり


 この日は、2002年にテイチクから出して松竹映画「およう」の主題歌にもなった「離さないで」を、「やっと自分なりの<離さないで>歌えるようになった」と聴かせた。 また「今でも歌う時は胸がキュンとなる」と大好きだというシャンソン「愛の賛歌」も披露した。

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原田伸郎ら仲間が応援に駆け付けた

 ライブには原田伸郎、太平サブロー、桂雀々といったゴルフ仲間も応援に駆け付け、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」を全員で合唱した。

 ライブを終えて真奈は「今まで休まずに長い間歌い続けてきて、自分が歩んできた道は間違いでなかった、と感じています。もう一度スタート台に立つ思いで、吉田先生のこの楽曲で夢を大きく膨らませたい」と、話していた。



[真奈尚子ホームページ]
http://www.geocities.jp/shoko_mana/





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