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市川由紀乃(キングレコード) 新曲「桟橋時雨」6万枚を突破 オリコン演歌・歌謡曲チャート14週連続TOP10に [インタビュー]

市川1.jpg◆デビュー19年目を迎えた市川由紀乃の新曲「桟橋時雨」(作詞・木下龍太郎、作曲・岡千秋、編曲・前田俊明)=2011年10月5日発売=の売り上げ枚数が6万枚を突破した。「オリコン」演歌・歌謡曲チャートでは14週連続トップ10にランクされている。


 6万枚達成を裏付けるかのような、「オリコン」演歌・歌謡曲チャートでは14週連続TOP10入りといった初快挙であった。
 市川は「初登場2位が最高位でしたが、今回のように14週連続トップ10にいるというのは初めてです。長く皆さんに愛される楽曲を歌っていきたいというのが自分の目標でもあるので、とてもうれしいことですし、1位を取るよりもうれしいですね」と、喜びを隠しきれない様子だ。



桟橋時雨.jpg



 好調の理由を彼女は「自分の中ではずっとこの作品が温められていて、作品が出来あがってから歌うまで、11年間、いつ皆さんに聴いてもらえるのかなという思いがありました。作詞の木下先生もこの作品のことをずっと気にかけてくださっていた。先生方の思いや自分の思いが、聴いてくださるお客さまに強く届いたのかなと受け止めています」と話していた。


 この作品は、市川由紀乃作品を数多く手がけた故木下龍太郎が、12年前に書き下ろしたものだ。故人が最も脂が乗った時期に手がけただけに、より楽曲パワーがあると言われている。
 にもかかわらず長い間、お蔵入りとなっていた。
 その訳は、彼女が休業したり、発売時期に合ったカラオケ愛好家たちが求めているような作品を歌ってきたりしたからだ。

市川2.jpg その間の経緯を市川は次のように話している。
 「2000年3月発売の『海峡氷雨』の次の作品として用意していたのがこの『桟橋時雨』でした。アレンジャーも前田俊明先生に決まっていて、作曲の岡千秋先生がピアノを弾いてキー合わせまでしてくださったんです。ところが、『海峡氷雨』を作曲していただいた市川昭介先生(故人)が<悲しい歌よりも次は明るい歌を出して、『桟橋時雨』は市川由紀乃がもっと年齢を重ねてから発売したらどうか>と、おっしゃったことから発売は延期されました」

 「桟橋時雨」の作曲を手がけ、前作の「女の潮路」も作曲していた岡千秋の「そう言えば、オレが作ったあの『桟橋時雨』はどうなっているの」といった市川への一言が、発売へと一気に押し出することになった。
 市川は岡に「先生、あの曲を私歌いたいんです」と言ったところ、岡は「あの曲は『女の潮路』のあとに出すのがベストじゃないか」といい、自ら歌ったデモテープを新しくなったディレクターやスタッフに聴かせて発売を決めたという。


女の強さを歌った楽曲


 この楽曲は、港の近くにある宿で別れる男女の悲恋をテーマにしている。
 「私の一連の作品は、好きな人を待つ身の女性が追いかけていくという悲恋ものが多いんですが、今回は今まで違って、相手のことが好きなんだけれども身を引く、女性の強さを前面に出した歌になっています」

 岡からは「地で歌いなさい」とアドバイスされたという。
 「今まで私は待つ身を演じていましたが、今回は素の自分を出し、自分に置き換えて歌っています。初めての試みでもありますが・・・」


 今年8月にはデビュー20年目という大きな節目を迎える。
 「大きな会場ではなくて、お客さまとの距離が近い小さな会場で、ファンの皆さんと一緒に、20年の歩みを歌とおしゃべりや映像、写真などで振り返るようなイベントを企画してみたいです」

 3月15日には、大阪市淀川区のメルパルク大阪で開かれるラジオ大阪「OSAKA歌謡ウェーブ」の公開収録に出演する予定だ。
 また5月10日には、東京都江東区のティアラこうとうで「桟橋時雨 カラオケ大会&ミニコンサート」を開催する。


 応募締め切りは3月31日。問い合わせは、電話03・3945・7000 キングレコード第1クリエイティブ本部宣伝部まで。 


[市川由紀乃 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13522
[市川由紀乃オフィシャルブログ 由紀乃結晶]
http://ameblo.jp/yukino-ichikawa/






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