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前川清(テイチクエンタテインメント)&武田鉄矢(ユニバーサルミュージック)  きょうから新歌舞伎差で大阪初顔合わせ公演  九州人のふたりが見せるエキゾチックな舞台 [新歌舞伎座]

前川清武田鉄矢の関西初顔合わせの九州人どうしの新歌舞伎座特別公演が、きょう5月8日から幕を開ける。1部の芝居「鷹と雀のものがたり」では、剣術はからっきしダメで臆病者の侍を前川が、その仇役で堅物な藩剣術指南に武田が扮する。山本周五郎の「ひとごろし」が原作で、シリアスと喜劇を交えたオモシロ時代劇。劇中ではふたりが客席に降りて、観客を巻き込んでの仇討ちシーンもあるなど、色んな趣向が見られる。2部は「前川清と海援隊+1 オンステージ」。演歌・歌謡曲の前川とフォークの武田の異色コラボが見どころ。前川の長男紘毅さんも出演する。27日まで。

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九州人のエキゾチックさを見てくださいと話す前川清(右)と武田鉄也

 初日を翌日に控えた2015年5月7日、前川と武田は新歌舞伎座のステージで報道陣の取材に応えて「九州人の2人が笑いに厳しい大阪という新たな土地で演じ歌います。九州風のエキゾチックな物語を楽しんでもらいたい」と話した。

 新歌舞伎座での公演は、昨年4月の福岡・博多座での初共演がきっかけで実現した。エキゾチックが特徴という九州人どうしによる芝居と歌が、笑いに厳しい大阪でどのように変化するのか。見どころは数え切れないようだ。

 時代劇には欠かせないのが殺陣であるが、武田は「ぶっつけ本番で臨んでます。竹光を振り回すだけといっても、稽古で手は青アザだらけですよ」と四苦八苦ぶりを、前川は「今までと違って今回は一度も剣を抜きません。客席での立ち回りではお客さんに助けてもらいます」と、剣術嫌いの臆病者らしさを見せる。

 芝居は「桂枝雀さんの落語のようなオチを楽しんでもらえるはず」(武田)は、実験的な芝居をアピールした。その武田の歴史好きは良く知られている。徳川家康に敗れて400年にあたる大阪に付いては「上下関係がしっかりとした九州に対して、大阪は誰にでもため口という<変>な町」と笑わせた。

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前川清と海援隊+1

 2部は前川清と海援隊+1 のコーラスで幕を開ける。
 九州言葉など全身に九州の土のにおいが染み込んでいるふたりだけに、芝居と打って変わってオンステージはトークなどで九州色が色濃く出るのが楽しみである。
 お互いにそれぞれの歌を歌ったり、他では見られないコラボ、それにプラス1の前川ジュニアの前川紘毅がステージに一味加えてくれるようだ。



[前川清 オフィシャルサイト]
http://maekiyo.com/
[武田鉄也 オフィシャルサイト]
http://www.takedatetsuya.com/
[新歌舞伎座]
http://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/201505.html



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