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原田悠里(キングレコード) 大阪でも「七夕コンサート2015」 平和への願いをこめて・・・をテーマに全16曲を歌う [コンサート]

原田悠里7・岡千秋.jpg原田悠里が、2015年7月10日、今年も大阪・メルパルクホールで七夕コンサートを開いた。今年は演劇集団アトリエッジの協力で、歌謡浪曲「特攻の母 〜 ホタル 〜 」の芝居を盛り込み、戦後70年の節目に相応しく平和への願いを歌でアピールした。今回は作曲家の岡千秋が特別ゲストで出演。前作「涙しぐれ」のカップリングで原田が作詞し、ふたりでデュエットしている「運命の人」を、岡のヒット曲である「浪花恋しぐれ」とともに一緒に歌った。







岡千秋とデュエットする原田悠里(左)


 オープニングは学生時代に習っていたというオペラ「蝶々夫人」から、「ある晴れた日に」を歌って、彼女の多芸ぶりを披露した。コンサートの前半は「平和であることによる幸せ、生きていることの素晴らしさ」を歌に込めて伝えた。

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今年も原田はいろんな豪華な衣装を楽しませてくれた

 原田がキングレコードの大先輩歌手、二葉百合子の歌謡浪曲「特攻の母 〜 ホタル 〜 」を歌い継ぐことは、自らがライフワークと呼ぶほど大事にしている楽曲。七夕コンサートでも、4年前に初めて歌ってから毎年歌い続けており、これを歌うことで平和の大切さを訴え続けている。

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演劇集団アトリエッジによる「特攻の母 ~ホタル~ 」


 今年は演劇集団アトリエッジの役者たちが特攻隊員の若者たちを演じ、原田が鹿児島・知覧で彼らを見送った<特攻の母>と呼ばれる鳥濱トメさんになりきって歌い上げた。原田は「戦争は人の幸せを奪うもので、繰り返すべきものではない」と、約16分の長編歌謡浪曲にこめて訴えかけた。

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 特別ゲストの岡は東京会場に次いでの出演だったが、大阪は馴染みの深い町。まだ作曲家になる以前、歌手を目指していた頃に市内のメッキ工場でアルバイトをしていたという。
 そんな想い出を語りながら、岡が都はるみとデュエットして大ヒット曲した「浪花恋しぐれ」を原田とデュエットした。

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 後半では原田の新曲から代表曲のメドレーまで、自身のオリジナル曲中心に歌った。
 新曲の「秘恋」は、石原信一作詞、岡千秋作曲、伊戸のりお編曲で、四分の三拍子のゆったりと流れるメロディーの歌。
 代表曲になるように歌っていきたいという原田は「中低音をうまく出せるように自然体で歌っています。1人でも多くのひとに歌って頂きたいです」と話していた。


[原田悠里 オフィシャルサイト]
http://www.kitajima-music.co.jp/yuri/
[原田悠里 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10099


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