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水森英夫ファミリーサマーディナーショー、若手のMIZMOから人気の山内惠介、迫力の池田輝郎、ベテラン多岐川舞子などファミリー8組が大阪で歌った [ディナーショー]

◆ファミリーが集うのは新年会か忘年会ぐらいという水森英夫ファミリーの歌手たち。今年も山内惠介多岐川舞子池田輝郎野村未奈など8組が出演したサマーディナーショーが、2015年7月19日、大阪・中之島のリーガロイヤルNCBに250人のファンを集めて開かれた。8月9日には東京でも開かれる。

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サマーディナーショー(大阪)に出演した水森英夫ファミリー


 出演したのはMIZMO(MMJレコーズ)出光仁美(日本コロムビア)野村未奈(日本クラウン)美山京子(日本クラウン)白川ゆう子(日本クラウン)池田輝郎(キングレコード)山内惠介(ビクターミュージックエンタテインメント)多岐川舞子(日本コロムビア)

 オープニングに先がけて全員が揃って会見をして意気込みを話した。
 「身内で楽しくやれるイベント」(池田)「緊張なく歌えます」(多岐川)とファミリーイベントならでは良さを語ると、「いろんな勉強になります」(山内)「グレードアップするきっかけに」(野村)など、自らの刺激の場でもあるようだ。

踊りに楽器演奏も


 MIZMOは新メンバーに和歌山県出身の山西明音を加えて、オリジナルの「帯屋町ブルース」のほか鳥羽一郎の「兄弟船」をカバーするなどした。新加入の山西の両親も応援に駆け付けて声援を送っていた。3人三様の声で歌う<3D演歌>とも言われる彼女たち、先日は出演したテレビの歌番組で五木ひろしに声を掛けられて「自信につながりました」と、やや上気気味だった。

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MIZMOの3人

 阪神タイガースと何かと縁がある出光仁美は、好きな黒色と黄色が鮮やかな着物で登場。六甲おろしが挿入された「六甲の女」や新曲「見返り小町」を歌った。8月11日には京セラドーム球場で始球式をしますと告げると、ファンからは「練習しとけよ~」の声援が飛んでいた。

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出光仁美

 5歳から習っているという日舞を今年も披露した野村未奈は、池田輝郎の得意曲「無法松の一生」に合わせて、男っぽさを表現した踊りで歌を引き立てていた。彼女は今年7月から日本コロムビアから日本クラウンへ移籍。芸名もかつての三代目コロムビアローズを外して本名の野村未奈にしている。この日は新曲の「矢作川」や「恋して三河路」などを歌った。

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野村未奈

 神戸を中心に活動をする美山京子は今回が初出演。「垂水の人よ」「悲願花」などを歌った。「垂水の人よ」で水森英夫作品を手にした美山は、水森に「1年で1万枚を販売する」と豪語。見事約束を果たして、自身のライブで水森に歌を披露してもらったとエピソードを紹介。

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美山京子

 白川ゆう子は10代で山形から上京、ジャズシンガーとして歌い始め、演歌も27年間歌ってきたというベテラン。この日も歌った「置き手紙」で3年前に再デビュー。実力派の歌唱は聴く人を釘づけにし、カバーした「慕情」はまさに圧巻。「置き手紙」に続いて最新曲の「別れの理由」も歌った。

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白川ゆう子


たっぷりの聴き応え


 カップリング曲がメイン曲になったというムード歌謡曲「ひとりにしないで」が話題になっている池田輝郎は、54歳で水森英夫に見い出されてデビューして来年で10年になる。以来「人との出会いが人生を変える」と、人とのめぐり合いを大切にする。カップリングの「ひとり-」とメインのそれでは「こぶしを外して、ムード歌謡の色合いを濃くしている」など変化を加えている。
 カラオケでは女性も歌ってくれるというこの歌、11月には東京、大阪、博多でカラオケコンテストを開く。歌とコーラス、歌・コーラスの3部門で募集を始めている。この日は「ひとり-」と「男の意地」「港町しぐれ」などを歌った。

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池田輝郎

 今年の年末こそはNHKの紅白歌合戦に、と周囲の期待も大きいデビュー15年の山内惠介。自ら芝居の舞台にも立って主役を演じた「恋の手本」や「恋する街角」「風蓮湖」の人気の代表曲とともに、新曲「スポットライト」の4曲を歌った。最前列では黄色い声を張り上げる女性客も。新曲の「スポットライト」は「大ヒット曲になるようにがんばります」と話していた。9月17日にはNHK大阪ホールで「デビュー15周年記念リサイタル」を予定している。

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山内惠介

 デビュー27年目のベテラン多岐川舞子は8月26日に出す新曲「七尾しぐれ」を早くも披露するとともに、ラストで歌ったそのカップリング曲「噂の真相」ではサクソフォーンの演奏も見せ、集まった観客を楽しませていた。前日まで島根県松江市で仕事をしていた彼女は、一昨年に「出雲雨情」を出したが、一度も出雲へ行ったことがなかったが、今回初めて現地で歌うことが出来ました」と、この日は同曲も歌った。

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多岐川舞子

 約2時間半のイベントの最後、ステージに立った作曲家の水森英夫は来場客に「全員の歌を聴いていて、梅雨が明けたように感じた」とあいさつするとともに、出演者には「真摯の努力を続けていると、いつかはチャンスがやって来るし、チャンスが見えるようになります」と激励を送っていた。


「三井エージェンシー オフィシャルサイト」
http://www.mitsui-ag.com/
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