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平浩二(徳間ジャパンコミュニケーションズ)  ふる里佐世保を歌う移籍第一弾の叙情歌「愛・佐世保」 [テレビ]

「バス・ストップ」平浩二が2015年5月13日に出した「愛・佐世保」(作詞/作曲・平浩二、編曲・猪股義周)が、懐かしいふる里を思い出させてくれる温かな叙情歌として静かな広がりを見せている。徳間ジャパンコミュニケーションズへの移籍第一弾。先頃、大阪市内で行われた演歌・歌謡テレビ番組「演歌JACKS(ジャックス)」の収録でも披露してくれた。

演歌ジャックス・平浩二3.jpg
平浩二

 の新曲「愛・佐世保」は故郷の長崎県佐世保市の情景を綴った叙情歌。
 徳間ジャパンコミュニケーションズから新曲を出すに際して「生まれ育った長崎県佐世保市の街を歌ってみようと、自分で初めて作詞と作曲をしました」と平。
 「佐世保は18歳までしかいませんでしたが、青春時代の想い出をいっぱい詰め込んで書いたつもりです」
 それだけに温かい懐かしさを感じさせてくれる作品に仕上がっている。


平浩二・愛 佐世保.jpg 九十九島や相生橋に鳴る鐘、烏帽子岳、精霊流し-歌には昔過ごした佐世保の自然や町並み、行事などがたくさん詰まっている。
 佐世保の街は年配の人たちには軍港の街といったイメージが強い。戦後はアメリカ海軍や海上自衛隊の基地の街としても発展した。そんな中から生まれたのが「佐世保バーガー」。一時、全国的にその名を広めたし、最近では「ハウステンボス」や通販会社「ジャパネットタカタ」のある街としても知られている。

 時の移ろいとともにいろんな顔を見せてきた佐世保だが、実は変わらない自然の美しさが一番の街のようでもある。平は「風光明媚な所で西海国立公園として指定されて今年で60周年になる美しい自然を持っています」と話し、まるで佐世保の<観光大使>になったかのようでもあった。

 「愛・佐世保」は、そんな佐世保の街の今をたくさんの人たちに知ってほしいと書いた歌でもある。それをより分かりやすいようにと、色でイメージ出来るようにした。
 1番は ♪ オレンジ色の 夕日が沈む ~ とオレンジ色で始まる。同じように2番はシルク色、3番はパール色といった具合に、歌い始めを色分けしたのだ。


 「オレンジは西海に沈む夕日の色で、名産のみかんの色でもある。シルクは雨の多い街をイメージしました。街の夜景の美しさは真珠(パール)のようでもあります」

 そうした美しい街を背景に、歌のドラマは亡くなった<あなた>を偲んで展開する。佐世保の街を歩いてみたいと思わずにいられなくなるようだ。

演歌ジャックス・平浩二1.jpg
演歌・歌謡テレビ番組「演歌JACKS(ジャックス)」の収録のようす

 カップリングには「ぬくもり」(作詞・沢久美、作曲・西つよし、編曲・猪股義周)とともに、「バス・ストップ」(作詞・千家和也、作曲・編曲/葵まさひこ)もボーナストラックとして収録している。

 平は今年でデビューして45年目。
 地元の工業高校を卒業して18歳で大阪へ、さらに歌手を目指して上京してテイチクからデビュー。3年目の1972(昭和47)年に出した「バス・ストップ」(テイチク)がヒットした。66歳になった 今、心はふる里へ向いているようだ。
 「健康で歌っていられるのがうれしい」
 歌の合間にはそんなことも話していた。


[平浩二 オフィシャルサイト]
http://music.geocities.jp/mt_f12000/
[平浩二 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_release_detail/taira.html?rid=5867



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