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上杉香緒里(テイチクエンタテインメント)  新境地を開く王道演歌の新曲「手鏡」  22年目に入る今年、カメのようにこつこつと [インタビュー]

上杉香緒里が歌う23作目の「手鏡」。2016年3月16日に出したばかりである。切なく悲しい女性の心情を歌っている。上杉が今まで歌ってきた王道演歌と言われる路線に変わりはないが、新たな香緒里節で歌い上げる。今年6月でデビュー22年目のベテランである。新たな1年生になったつもりで頑張ります-。と新曲にかける意気込みも強い。

上杉香緒里.jpg

 女性なら必ずひとつやふたつは持っている手鏡。それをタイトルに女性の悲しい心の内を歌ったのが新曲「手鏡」である。いきなりふたつに割れてしまうところから歌は始まる。不吉を予感をさせる出来事の通り、歌の主人公は♪ 泣いて今夜も また泣いて ~ と、未練の涙雨で濡らし続ける。
 1番から3番までの5行目に見られる ♪ 泣いて今夜も また泣いて ~ の歌詞は、「手鏡」の中でも彼女が「最も歌いどころ」とするところだ。

 「手鏡」は、今までの上杉の楽曲よりもイントロが長くて派手さがある。しかも「聴いた人は歌謡曲かなと思うようですが、どっぷりと演歌なんですよ」と上杉は説明する。作詞は麻こよみ、作曲は徳久広司。徳久作品は「居酒屋ほたる」(2014年)「おんな酒」(14年)「雨の花」(15年)と3年連続である。

 確かに彼女の真骨頂と思わせる演歌の王道を行く楽曲である。それだからこそだろうか、客の反応は「いいですね。歌いやすいですねと言われるんですよ」と上杉。その顔は予想通りと言わんばかりに自信が感じられる。
 「強弱(メリハリ)がはっきりとした楽曲で、力を入れずに自然に歌う方が楽に歌えますね。そこがこの歌が皆さんに受け入れてもらっている要因になっている」


上杉香緒里・手鏡.jpg 新曲「手鏡」の発売を記念して、CDかDVD、カセットテープを購入し、応募した人の中から抽選で500人に、上杉香緒里が出演し歌唱指導した「手鏡」レッスンDVDがプレゼントされる。郵便はがきに名前、郵便番号、住所、性別、年齢、電話番号、購入店名を書いて、商品内に封入されている歌詞カードの裏面にある応募券を切り取って、貼付して送くる。

 ただ関西ではこのところ歌う機会が少ないようである。「久しく生歌を聴いていない」という関西のファンたちは、彼女のステージを待ち望んでいるのも確か。

 ところで上杉は40歳になった。
 若さを保つ秘訣は?
 「いつも人前に出ているからかな。歌を歌うことはきっと健康・美容にいいのでしょうね」
 休日は主婦業に徹しているという上杉。去年10月にパソコン関係の会社に勤める男性と結婚している。「1人じゃないっていいですね」と、幸せそうに笑みを見せる。

 22年目に向けての抱負を聞いた。
 上杉は「1日1日を大切に、スタッフ全員でいい歌を作り上げるように全力で頑張ります。ただ私は卯年生まれなんですが、演歌歌手ですからやはり亀のようにコツコツと進んでいきます」と話してくれた。





[上杉香緒里 オフィシャルサイト]
http://www.sunmusic.org/kaori_uesugi/top.html
[上杉香緒里 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/uesugi/




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