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純烈(日本クラウン)、聖地・箕面温泉スパーガーデンで無観客ライブ  歌えなかった100日のうっぷんを晴らすように9曲を歌う  エアー拍手も [ライブ]

◆歌謡コーラスグループの純烈が約4ヶ月ぶりに大阪府箕面市の大江戸温泉箕面温泉スパーガーデンの箕面劇場に戻ってきた。と言っても観客ゼロの無観客ライブで、 9 月 30 日に発売するライブDVDの収録を兼ねてのもの。2020年7月8日、約1時間半のライブでは、7月29日にリリースの「愛を下さい ~Don’t you cry~ 」C・Dタイプのカップリング曲「また逢う日のために」など9曲を歌い、エアー拍手をしながら客席をラウンドするところまで見せた。

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9月に発売するDVDで元気な姿を見せてくれる


 純烈の聖地とも言われる箕面温泉スパーガーデン、ここで初めての無観客ライブを後上翔太は「まるで学芸会のよう」と評した。
 彼らは7月29日に「愛を下さい ~Don’t you cry~ 」のC・Dタイプを発売するが、これはヒット中の同A・Bタイプからカップリング曲を替えて、Cタイプの「また逢う日まで」後上翔太酒井一圭が、Dタイプの「砂の舟のブルース」は後上と小田井涼平がデュエットしている。
 この2曲を、客がいない客席に降りてエアー握手をして回った。歌わないメンバーが客席に座ってペンライトを振って、どこの会場にもいそうな客を演じた。立ち上がって握手を迫って見せるなど、収録スタッフの間からも思わず笑いが飛び出していた。

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エアー握手をして回る小田井

 リーダーの酒井一圭は「この会場で初めて歌った時には、観客はわずか50人程度でした。この日は満席の気持ちで歌いました。デビュー当時のことを思い出してしまって、歌詞を忘れてしまった」と照れ笑い。

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観客も純烈が代わって握手

 DVDは純烈のデビュー記念日である6 月23 日に東京・お台場大江戸温泉物語でライブ再始動の映像と、曲目を変えての箕面温泉スパーガーデンでのライブの模様を合わせて編集する。
 このところ歌手の間では無観客ライブをネット配信するケースが増えているが「僕たちのファ層は繰り返しテレビで見たい人も多いんです。しかも配信よりDVDの方が儲かりますからね」と、純烈らしく周りを笑わせていた。

 新型コロナウィルス感染防止のため、歌えない100日余の自粛生活を送った彼らであるが、その間にはメンバーはそれぞれテレビ番組に出演するなど、歌以外の分野で活動していた。タレントのLiLiCoを妻に持つ小田井涼平は「遅ればせせながら新婚生活を送らせてもらいました」と毎日夫婦で食事をしていたし、後上翔太は「プレイステーション4を買って毎日、最新ゲームを楽しんでいました」など、それぞれ充実した生活を送っていたようである。

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「愛を下さい ~Don’t you cry~ 」など9曲を歌った

 こうした期間を経て純烈は、これから新しい姿を見せてくれるのだろうか。
 「もともと純烈はどん底を経験しているだけに、不況・乱世に強い」という酒井は、これからも「生き残る・しがみつく・諦めない」の純烈三原則を披瀝して力強いグループをアピールした。
 というものの「現実は計画していたことがことごとく崩れ去り、年内のライブの予定もたたないのが現実です。長い<休業期間>には、純烈はこれからも続けられるのだろうか、と考えもした」など、心が折れそうな一面ものぞかせた。しかし「ファンが待っている」と踏ん張ったことも明らかにした。

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100日のブランクがあっても純烈トークは健在

 酒井は「過ぎてみれば、こういう時もあったよねと思えるようにしたい。秋に発売するDVDを何度も見て楽しんでもらいたい」と、いないファンに向けてこの日収録したDVDの発売をPRしていた。


[純烈 オフィシャルサイト]
http://junretsu-official.com/index.php
[純烈 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/junretsu/whats.html








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