れいか(日本クラウン)、23年1月新曲発売へ 不思議な縁続きの杉本眞人作品第3弾 [インタビュー]
◆歌手れいかのデビューは2001年で、この年から08年の間にインディーズレーベルから2枚のCDを発売している。当時の芸名は水野れいか。それから22年になる来年1月には、日本クラウンから出す3枚目のシングルをリリースする。作曲は前作から続いて杉本眞人である。中学生の頃、親戚の集まりで歌ってと求められて、沢山の人の前で初めて歌ったのが、同じ杉本の作品の「お久しぶりね」(小柳ルミ子)だった。その時から不思議な縁は続いている。

パワフルに活動を続けるれいか
「お前、歌下手だね」
れいかが日本クラウンから初めて、2018年にリリースしたシングル「優しい嘘をください」(作詞・高田ひろお、作曲・杉本眞人)のレコーディングで会った憧れの杉本眞人から、遠慮会釈もなく指摘されたのである。
自分でも決して上手いとも思ってもいなかったが、こうもストレートに言われてただ笑っているしかなかったという。

最新曲はそのユニークなタイトルも話題になった
4年前、れいかがメジャーレーベルの日本クラウンからのリリースが決まり、担当のディレクターからは作曲家の候補が示された。
その中に昔から憧れていた杉本の名前があったのである。迷わず「杉本先生がいいです」と言い切ったれいかは、早速、曲を書いてほしいという熱い依頼の手紙を毛筆で書いた。
彼女は事あるごとに手紙を書いており、仕事でお世話になった人などへは礼状を出すことを欠かしていなかった。だからこの時も迷わずに送ったのである。「心で思っているだけでは、気持ちは相手に伝わらないから」
そうした彼女の想いはちゃんと杉本に伝わったようで、「いいよ書くよ」と言って、作曲は杉本眞人に決まった。
「歌が下手なのにどうして、曲を書いてくれたのだろう」
杉本と食事をしたの際に彼女は尋ねてみた。疑問に思うことはストレートに訊き、自分の意に反することにははっきりとNOと意思表示する。彼女にグレーゾーンはないのである。
「手紙が嬉しかったんだよ。手紙の最後に押してあったスタンプが可愛いかった」
杉本はそう言って喜んでくれたという。
高校を卒業後、5年間のOL生活を経て地元で開かれたカラオケ大会に出たのが歌手になるきっかけであった。地元ローカルテレビ局の歌番組への出演を勧められ、CDも出すことになった。ところがお金は振り込んだものの、レコード会社には届いておらず、騙されたことが分かった。
その後、会社も辞めてこの時に作った1000枚のCDを車に積んで売り歩く事になるのだが、カラオケにも収録されていないインディーズCDは、訪問先での反応は冷たいものだった。
しかし血液型B型の特性だろうか、「人とコミュニケーションを作り、カラオケ店を回っているといつかは売れる」と信じて、あてもない希望だけは持ち続けていた。
その頃からの頑張りは今も続く。コロナ前には年間280ヶ所ほどのカラオケ喫茶店、スナックなどを回り続けた。親しくなったカラオケ喫茶店での定期ライブも開いている。
「1度もアルバイトをすることもなく、歌手業1本で頑張ってます。最近では自分でアクセサリーを作って、ライブ会場などで販売しています」
インディーズCDの後、作曲家の故奥村英夫との出会いもあって、3枚目のシングル「歌舞伎町のノラ」を発売するなど、その後は2年おきに新曲を出し続けている。

来年の新曲に意欲をみせる
来年1月25日に出す予定の新曲も、今作「貯金の好きな女」から2年を経過してのリリースになる。
「新曲では今まで自分で思っていた持ち味の音域よりもキーを下げて歌う事にしました。それによって悪いクセが取れて、良い声になった、と初めて杉本先生にほめてもらいました」
新曲に向けてパワフルに活動を続けるれいかだが、これからの夢を聞くと「今の定期ライブを続けながら、大きなステージに立って、1人でも多くの人たちに私の歌を聴いてもらいたい。そしていつかはテレビの主題歌を歌いたい」と話している。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[れいか オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/reitchin1/
[れいか 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/reika/news?ima=2631&ct=ryuko

パワフルに活動を続けるれいか
「お前、歌下手だね」
れいかが日本クラウンから初めて、2018年にリリースしたシングル「優しい嘘をください」(作詞・高田ひろお、作曲・杉本眞人)のレコーディングで会った憧れの杉本眞人から、遠慮会釈もなく指摘されたのである。
自分でも決して上手いとも思ってもいなかったが、こうもストレートに言われてただ笑っているしかなかったという。

最新曲はそのユニークなタイトルも話題になった
4年前、れいかがメジャーレーベルの日本クラウンからのリリースが決まり、担当のディレクターからは作曲家の候補が示された。
その中に昔から憧れていた杉本の名前があったのである。迷わず「杉本先生がいいです」と言い切ったれいかは、早速、曲を書いてほしいという熱い依頼の手紙を毛筆で書いた。
彼女は事あるごとに手紙を書いており、仕事でお世話になった人などへは礼状を出すことを欠かしていなかった。だからこの時も迷わずに送ったのである。「心で思っているだけでは、気持ちは相手に伝わらないから」
そうした彼女の想いはちゃんと杉本に伝わったようで、「いいよ書くよ」と言って、作曲は杉本眞人に決まった。
「歌が下手なのにどうして、曲を書いてくれたのだろう」
杉本と食事をしたの際に彼女は尋ねてみた。疑問に思うことはストレートに訊き、自分の意に反することにははっきりとNOと意思表示する。彼女にグレーゾーンはないのである。
「手紙が嬉しかったんだよ。手紙の最後に押してあったスタンプが可愛いかった」
杉本はそう言って喜んでくれたという。
高校を卒業後、5年間のOL生活を経て地元で開かれたカラオケ大会に出たのが歌手になるきっかけであった。地元ローカルテレビ局の歌番組への出演を勧められ、CDも出すことになった。ところがお金は振り込んだものの、レコード会社には届いておらず、騙されたことが分かった。
その後、会社も辞めてこの時に作った1000枚のCDを車に積んで売り歩く事になるのだが、カラオケにも収録されていないインディーズCDは、訪問先での反応は冷たいものだった。
しかし血液型B型の特性だろうか、「人とコミュニケーションを作り、カラオケ店を回っているといつかは売れる」と信じて、あてもない希望だけは持ち続けていた。
その頃からの頑張りは今も続く。コロナ前には年間280ヶ所ほどのカラオケ喫茶店、スナックなどを回り続けた。親しくなったカラオケ喫茶店での定期ライブも開いている。
「1度もアルバイトをすることもなく、歌手業1本で頑張ってます。最近では自分でアクセサリーを作って、ライブ会場などで販売しています」
インディーズCDの後、作曲家の故奥村英夫との出会いもあって、3枚目のシングル「歌舞伎町のノラ」を発売するなど、その後は2年おきに新曲を出し続けている。

来年の新曲に意欲をみせる
来年1月25日に出す予定の新曲も、今作「貯金の好きな女」から2年を経過してのリリースになる。
「新曲では今まで自分で思っていた持ち味の音域よりもキーを下げて歌う事にしました。それによって悪いクセが取れて、良い声になった、と初めて杉本先生にほめてもらいました」
新曲に向けてパワフルに活動を続けるれいかだが、これからの夢を聞くと「今の定期ライブを続けながら、大きなステージに立って、1人でも多くの人たちに私の歌を聴いてもらいたい。そしていつかはテレビの主題歌を歌いたい」と話している。
※写真・記事の無断使用はお断りします。
[れいか オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/reitchin1/
[れいか 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/reika/news?ima=2631&ct=ryuko