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津吹みゆ、好調「壇ノ浦恋歌」 少し大人っぽくなった 10月には初の時代劇挑戦 [インタビュー]

津吹みゆ(日本クラウン)の新曲「壇ノ浦恋歌」を聴いて、坂本冬美の「火の国の女」を連想してしまった。女の燃える情念を歌っているからである。「今までオリジナル曲で歌ったことのない楽曲で、いきなり大人っぽくなりました」と津吹は、作曲家の四方章人や担当ディレクターに歌い方を教えてもらっての体当りでレコーディングに臨んでいる。チャート誌のランキングも2位でスタートするなど、発売後の評判は上々である。

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新境地に挑む津吹みゆ


 CDショップの店頭データと直結したランキングを売りにするサウドスキャンでは1位を獲得、オリコンでは2位、4月のUSEN月間リクエストでは1位といった具合に、「壇ノ浦恋歌」は好調な滑り出しであった。

 「デモミュージックを聴いてとても歌いたい楽曲だったことが、とても嬉しかったです」

 3月30日に発売されて3日後には、歌唱教室の課題曲にもしてもらったなど、嬉しい輪が一気に広がりを見せている。5月19日にはKOBE流行歌ライブで、関西では初めて生歌を披露して、演歌・歌謡曲ファンからたくさんの拍手を受けていた。

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 「端唄が挿入されている部分は発声を変えるなど、大人っぽい歌い方に変えています。唸りも入れたんですよ」
 と話す津吹はデビュー以来、望郷モノなど清純路線で歌ってきただけに、戸惑いながらもひとりカラオケボックスで歌い方を工夫していった。

 その際嬉しい事があった、とインタビューで声を弾ませて話してくれた。
 「カラオケボックスで練習をしていた時、マスクをしていたにも関わらず出会った中年の女性から『津吹みゆちゃん?』と声をかけられたんです」
 初めての事ではなかったものの、デビューして7年になるが、新人のように初々しさを感じさせるのである。

時代劇に挑戦

 津吹の宝塚歌劇好きは良く知られているが、今年10月19日には東京・浅草公会堂で行われる「松井誠 錦秋浅草特別公演」に出演して、時代劇に初挑戦する。
 公演には松井誠のほか島津悦子(キングレコード)大空亜由美(日本クラウン)らも出演し、芝居と歌の見どころ聴きどころ満載だという。

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5月のKOBE流行歌ライブで

 「松井誠さんの舞台は何度も見ていますが、今回初めて出演の話を頂きました。松井さんは日本クラウンからCDを出しておられますし、私が『夕花火』という楽曲をリリースした時、松井さんに添え舞を踊ってもらって以来、何かにつけて気にかけてもらっています」

 祖父の影響を受けたのか、小さな頃の夢は、女忍者くノ一になるのが夢だったというほど時代劇や大衆演劇も大好きだったという。津吹は「10月は大半が浅草公会堂での仕事になりそうです」と、早くも胸を弾ませている。

※写真・記事の無断使用はお断りします。




[津吹みゆ オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/tsubukiMiyu/top.html
[津吹みゆ 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/tsubuki/news?ima=2643








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