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第217回KOBE流行歌ライブ、山口ひろみ・氷室一哉・山本和恵・山元美和の4人が歌った [ライブ]

◆ ムード歌謡でうっとりとした後は演歌、バラードといった色んなジャンルの歌で観客を魅了した第217回KOBE流行歌ライブが2023年12月14日、神戸市兵庫区の新開地アートひろば2階ホールで開かれた。

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写真・第217回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 出演したのは山口ひろみ(テイチクエンタテインメント)と氷室一哉(ホリデージャパン)山本和恵(日本クラウン)山元美和(アクトラスレコード)の4人。

 山口ひろみは2002年のデビュー曲「いぶし銀」から歌って、「デビューする6年前に北島三郎先生の家に内弟子として入りました。今年4月に独立してテイチク内の事務所に移籍しています」と近況報告。
 新曲は滋賀県にある近江八景のひとつ三井寺を舞台に歌っている「三井の晩鐘」
 失った恋を忘れるためにやって来た三井寺。夕暮れに鳴り響く鐘の音が主人公の胸をいっそう締め付ける。地元関西の歌であるだけに一段と気持ちがこもる。

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写真・山口ひろみ

 カップリング曲は食育防災アドバイザーの資格を持つ彼女自らが作詞した「しょくいくぼうさいのうた」
 健全な食生活を指導したり、防災に関する課題解決を支援するのが役割。それを日々の生活の中に生かそうというのが、この歌である。
 この日、ステージを端から端まで元気に動き回って、笑顔いっぱいに食育・防災の大切さを訴えていた。


 数少なくなったムード歌謡の歌い手の1人として知られる氷室一哉。身長183センチ、股下90センチをウリに、石原裕次郎の歌世界を目指すと共に同じレコード会社の先輩だった故・加門亮を歌い継いでいる。デビュー2年目である。
 デビュー曲は「アカシア物語」。まさに石原裕次郎、加門亮の世界そのものの歌を聴かせる。ライブでは加門が歌った「神戸北クラブ」から歌い、アローナイツの「最後にもう一度」と進めた。

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写真・氷室一哉

 去年7月にリリースした新曲が「アカシア挽歌」。アカシアシリーズの第2弾で、氷室が作曲も行なっている。
 前に歌った「神戸北クラブ」は新曲のカップリングにも収録している。
 ライブの目玉でもある昭和歌謡コーナーでは氷室は石原裕次郎の「粋な別れ」も披露した。


 山本和恵は京都・舞鶴市在住の歌手であるが、歌好きの人たちの間では全国でその名を知られている歌好手でもある。
 73歳になる。この日は高校時代の同級生が応援に駆けつけていた。「ファンは70代、80代で、同世代に元気を振り撒いています」とアピール。歌好きが高じてデビューして、すでに24年目になる。

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写真・山本和恵

 「舞鶴で1番の幸せ者と違うやろか」と屈託なくステージで話すほど性格は明るい。
 ライブでは21年に出した「邪恋」のほか、去年8月に日本クラウンからリリースした新曲の表題曲「0時のままで」とカップリング曲の「忘れえぬ人」「決心」の3曲を披露した。
 70代で初めてのメジャーレーベルからの発売に、歌手としてひとかたならぬ意欲を示していた。


 山元美和は推薦曲コーナーでの出演。宮崎県都城市出身で、14年の小田純平全日本カラオケグランプリで最優秀グランプリを受賞している。
 最新曲「かんにんや…」など3曲を歌った。

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写真・山元美和

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第314回大阪発流行歌ライブ、立樹みか・多岐川舞子・男石宜隆・二見颯一・純歌 [ライブ]

◆ 11年ぶりという立樹みか(日本クラウン)はじめ5人が出演した第314回大阪発流行歌ライブが2023年12月13日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた。デビュー37年目のベテランから6年目の若手が会場いっぱいに歌声を響かせていた。

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写真・第314回大阪発流行歌ライブの出演者たち


 大阪発流行歌ライブには11年ぶりの出演だったという立樹みかは新曲「宿無しかもめ」とカップリング曲の「女って・・・」など5曲を歌った。
 デビュー37年目である。10年前からは静岡・熱海市でカラオケラウンジを経営しており、地元商店街の人たちやこのところ急増している観光客などで賑わっているという。

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写真・立樹みか

 ライブではデビューの第1歩を飾った「時雨の海峡」、代表曲とも言える「カモメと泣いた港町」から歌った。
 新曲の「宿無しかもめ」は1997年に出した「港節」のカップリング曲であった。「カラオケでも配信されていませんでしたが、忘れられない1曲でした」と、去年11月に5年ぶりの新曲としてリリースしたばかり。


 多岐川舞子(日本コロムビア)は23年6月に次いで去年2度目の出演であった。京都・南丹市(旧八木町)から18歳で上京して、今年でデビュー36年目になる。
 去年5月にはそれを記念するコンサートをふる里で開いている。東京ではカバー曲ライブを開いており、その時に歌った「リバーサイドホテル」などを自身でアルトサックスを吹きながら歌った。

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写真・多岐川舞子

 新曲「天上の花」はデビュー35周年を記念する楽曲として去年5月にリリースしている。35年の重みを感じながらの歌唱を見せていた。
 京都府出身という事もあって、オリジナル曲の中から「京都 別れ雨」「京都・・・発」といった京都を舞台にした作品も聴かせた。


 男石宜隆(テイチクエンタテインメント)も去年2度目の出演であった。今回は23年8月リリースの新曲「六つの花」を披露した。六つの花とは雪の結晶の事を指している。静かに窓の外で降る雪を切なく見つめ、最後の逢瀬に咽び泣く女性を描いた歌謡曲である。
 前作「那智の恋滝」同様にドラマチックな歌の展開が聴くものを、その世界へと引き込んでいく。

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写真・男石冝隆

 新曲と同時にカラオケを含めて10曲を収録しているベストアルバム「THE BEST」を発売しているが、この日は収録曲の中から「コースター」を披露している。
 男石はアマチュア時代にロックバンドで歌っていた。中でも好きだったというのが、去年亡くなった谷村新司の「昴 -すばる-」であった。ライブではアカペラで1部を聴かせるサプライズも見せた。


 二見颯一(日本クラウン)は6年前に爽やかな「やまびこボイス」の触れ込みでデビューしている。今は演歌第7世代の1人として人気度を急速に高めているところ。
 背筋を伸ばして颯爽とライブのステージに現れた二見は、前作の「一里塚」から歌い始めた。続いて列車シリーズとも言われている「0時の終列車」「君恋列車」を聴かせると、観客の多くを占める60代70代にとっては、まるで懐かしい青春歌謡のようでもあるだけに聴き入る人も。

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写真・二見颯一

 最後に大人の恋を歌った新曲「罪の恋」を歌って、その変貌ぶりを見せた。2月には神戸国際会館国際ホールで第7世代のメンバー5人でコンサートを開くという。
 二見は「2024年、デビュー6年目の動きに注目してほしい」と、呼びかけていた。


 「すいせん曲コーナー」には純歌(イーストバレイレコード)が主演。歌手であると共に故仲本工事の妻である。作家で作詞・作曲家でもある新井満が書き、夫婦でデュエットした「この街で」を披露した。

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写真・純歌

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[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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演歌ジャックス、1月放送ゲストは木下結子と五条哲也 [テレビ]

◆ 奈良テレビ放送、J:COM関西・仙台などで放送中の演歌・歌謡曲番組「演歌ジャックス」の2024年1月放送のゲストは第1・2週が木下結子(ホリデージャパン)で、第3・4週は五条哲也(日本クラウン)。木下は「百滝桜」「放されて」を、五条は今月発売の「好きさ神戸」を歌う。レギュラー出演者たちは2024年末への想いなどを語っている。

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写真・木下結子(左)と五条哲也


 木下結子は第1週目と第2週目に出演する。「ノラ」などで知られる木下は今年9月でデビュー40年を迎える。その歌人生を重ねきたが、「今まで年代それぞれに合った表現で歌ってきました。『百滝桜』はそれを集大成したような楽曲」だといい、今の歳だからこそ歌える作品なのかもしれない。

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写真・木下結子

 実際に大阪府内にある百滝桜。樹齢は160年にもなろうかという老木である。老いた寂しさはあるが、青々と茂る若葉は「元気に生きている事を感じさせてくれる」といい、自らのこれからの人生への強い励みにする。
 今年9月にはデビュー40周年を記念して、感謝の想いを伝えるイベントの開催を計画する。

■五条哲也は3週4週のゲスト

 五条哲也は1月第3週、4週に出演して2024年1月10日リリースの「好きさ神戸」を歌う。前作は大阪を舞台にした「大阪グッバイ」であった。新曲は港神戸を舞台にしている。「前作に次いで地元関西を舞台にしえおり、新境地を開拓する作品だと思っています。僕のボクのイメージも変えていきたいです」と 意気込みも話していた。

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写真・五条哲也

 てっちゃん、てっちゃんボクてっちゃん〜 の替え歌で知られる五条。新曲のジャケット写真では「初めて前髪を上げた」といい、今までのてっちゃんとは違った、渋い大人を演じてみせる。
 「映画かドラマを連想させるカッコ良さを感じ取ってもらえるとうれしい」と、シリアスな五条哲也をアピールしていた。


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写真・1週目2週目の出演者たちで「一月一日」を歌って正月の雰囲気を盛り上げている


【レギュラー出演者と歌唱曲】と【来年、どんな年にしたい?】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
女優に挑戦してみたい。
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TAIKI「薔薇のほほえみ」
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岩井都美子「人形の家」「ボヘミアン」(カバー)
経営するKIキッズクラブ・インターナショナル保育園が25周年の節目の年であり、それに相応しい年に。

岡田由美「夫婦椿」
45周年を迎えるので、9月29日にはリーガロイヤルホテルで記念コンサートを開く。新曲も発売する。
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島幸作・岡田由美「夫婦の旅路」
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島幸作「青春のアルバム」
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平井一郎 「真知子」
収録会場へは最寄りのJR駅から15〜20分をかけて歩いているが、収録を健康維持に。
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長生忠之・藤川真千子「おしどり」「天城越え」「あの娘が泣いている波止場」「夜明けのブルース」(カバー)
7月の明治座、10月の新歌舞伎座の公演を控えている(藤川)。
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林田夏美「丹後半島」
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Saori「顔」(カバー)
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はりま美香「さくら咲く丘」「大阪あかり」
運転免許を取ったので活動の幅が広がる。正月はいつも猫と過ごしている。
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秀彦・聖子「東京シルエット」「あなたに夢を」
4月14日には大阪・道頓堀ホテルでデビュー26周年記念のディナーショーを開く(若松)。また2人のデュエット曲をリリースする。
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月川るり「浪花情炎」
年末に中学時代以来というショートヘアーにして心機一転。今まで以上に多くの人に出会えるようにする。
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渡辺紅葉「石巻慕情」「ふたり船」
デビュー3周年になる。演歌ジャックスのメンバーを仙台にまねきたい。
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MARI & JACKSモンスターズ「コーヒールンバ」
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Chata「ボサノバde恋して」「ジュテーム灼熱の愛」
デビュー6年目に入るので、より一層頑張るという。

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

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演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送
J:COM仙台 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:仙台市泉区、宮城野区、若林区、富谷市、黒川郡、大川市)

[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/

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水木佳乃、新曲「この歌が終わったら」のMVを披露 [イベント]

◆歌手、水木佳乃さん(日本エンカフォン・乙吉レーベル)の新曲「この歌が終わったら」のミュージックビデオ(MV)のお披露目会が、2023年12月28日、大阪市住之江区のスナック、へっぷばぁ〜んでありました。

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写真・「この歌が終わったら」を歌う水木佳乃


 MVの撮影は時代劇のロケ地として知られる滋賀県近江八幡市内の八幡堀や琵琶湖周辺などで行われています。

 会場のへっぷばぁ〜んでは、失恋した女性がスナックのマスターに昔語りをするシーンの撮影が行われました。

 お披露目会には作詞・作曲をしたしいの乙吉も姿を見せ、自身の代表曲「ありがとう」などを聴かせました。

 水木さんはすでに通信カラオケで配信されている「この歌が終わったら」を歌って、「各地で歌ってくれている人も増えています」と話していました。








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浅田あつこ、クリスマスディナーショー 賑やかにきゅうりも配って大盛り上がり [イベント]

◆歌手の浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2023年12月12日、大阪・梅田のホテルモントレ大阪でクリスマスディナーショーを開いた。来年にはデビュー30周年の節目を迎える。それを祝うかのように、地元はもちろん遠くは山形から駆けつけたファンもいた。

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写真・来年デビュー30周年の節目の年を迎える浅田あつこ


 オープニングとエンディングを含めて客席を3度もラウンドした浅田あつこは、思い出深いデビュー曲の「想い花」から新曲「海峡雪しぐれ」まで全19曲を歌った。
 食事が一段落して歌謡ショーの始まると、会場後方から着物姿で現れた浅田はまずは「海峡雪しぐれ」から歌い始め、続いてカップリングの「西成の櫻(はな)」「大阪おばけ」「一秒ごとに...」と、一気に3曲を歌って、1人ひとりの顔を確かめるように客席を回った。

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写真・客席のラウンドでファンとのコミュニケーションを強めた

 赤いドレスチェンジして歌ったのは、北海道を舞台にしたアップテンポながら切ない「いさりび鉄道」を歌うと、今度は一転して「昔の懐かしい歌を3曲歌います」と言って「津軽海峡冬景色」「雨の御堂筋」「無法松の一生」と、青森から大阪、福岡と日本列島をカバー曲で縦断。

 在阪歌手のディナーショーは観客と一緒になって盛り上がるのが特徴である。浅田のショーも毎年、賑やかである。

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写真・司会はお馴染みの三代澤康司アナ(左)
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写真・きゅうりのプレゼントも

 まずはセンターステージへ上がっての「三年たったらここで」ではお馴染みの振り付けで楽しませ、カバー曲の「ダンシングオールナイト」「飾りじゃないのよ涙は」を歌い始めると、観客も踊り出して、会場はまるでディスコのよう。

 さらには毎回恒例となっている全員参加のジャンケン大会。勝ち残ったのは大阪市内に在住で、2歳の時から浅田のファンという女性。クリスマスツリーがプレゼントされた。

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写真・ファンとひとつになったディナーショーで歌う
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写真・花束のプレゼントをもらって最後も客席を回った

 エンディングへ向けての1曲目は「河内のカッパ」。河童にちなんで、きゅうりを観客に1本ずつ配った。ラスト曲は客席を回りながら、感謝の気持ちを込めて「ありがとう」を歌った。
 浅田は「来年はデビュー30周年です。また12月にディナーショーを開催します」と呼びかけていた。
 

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秋山涼子、「春待つ女」 4作目の北海道シリーズ 再び高倉健の映画をモチーフに [インタビュー]

◆デビュー35年の歌手、秋山涼子(テイチクエンタテインメント)が2023年11月に出した「春待つ女」。北海道シリーズの4作目である。制作陣は前作同様に作詞が円香乃、作曲は秋山涼子本人、編曲は伊戸のりお。新たにディレクターを担当したK氏は出身大学が北海道。それならばと今回も舞台を北の地にしたという、意外なエピソードもある。江戸っ子の秋山が前作に続いて曲を書き、三度北海道を歌う。イメージにしたのは高倉健主演の映画「駅 STATION」(1981年、監督・降旗康男)だった。

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写真・シリーズ4作目の「春待つ女」が好調な秋山涼子


 ♪ テレビ相手に 呑むお酒 〜 など、「春待つ女」では高倉の相手役の倍賞千恵子がひとり酒を呑む映画のシーンを思い起こさせる。歌の主人公は倍賞演じる女性と同じように、雪深い北国での生活しか知らない。映画も歌詞も暗いイメージが伴う。
 「メロディーも最初はマイナー調でしたが、『春待つ女』には明るさが似合う、と考えてメジャー調にしました」と秋山。

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写真・新曲「春待つ女」

 11月に発売してから新曲のジャケットをイメージしたラッピングワゴン車、涼子号で各地を巡って、キャンペーンを展開している。
 「歌いやすいのでしょうか、早くもたくさんの人たちに歌ってもらっています」
 じんわりと心に沁みてくる歌ですねーと言った声もあちこちで聴こえてくる。

 歌には北海道を感じさせる言葉(歌詞)も出てくる。
 ♪ こっこ煮たのが 美味しいのにネェ・・・ 〜 の「こっこ」とは北海道の方言で、魚の卵を煮たもののこと。
 ミュージックビデオでは、事前に用意してもらったタラコを煮たものにつけ合わせる生姜を刻むシーンを、割烹着姿で撮影してもらったという。

■生歌を全国へ届けたい

 シングル「春待つ女」はカップリングに2曲を収録している。江戸っ子の秋山らしい明るく景気のいい音頭調の「恋の屋形船」は、これも秋山本人が作曲している。
 もう1曲はマイナー調の切ない列車演歌「愛終列車」。♪ 生きていきます 東京で いつか来る春 信じたい 〜 と歌うそれは、どこか自身と重ねるところがあるようだ。

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写真・北国を舞台に明るく歌う

 それにしても19年に発売した「海峡なみだ雪」から数えて4作続けての北海道もの。前々作の「終着…雪の根室線」(作詞・円香乃、作曲・松井義久、編曲・伊戸のりお)では、やはり高倉主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」をモチーフにして作られた。
 この楽曲は浅田次郎の小説「鉄道員(ぽっぽや) 」をモチーフにしたという。映画化され、小説・映画共に大ヒットした。

 制作に際しては「出版社に著作権などの確認を取って行われました。小説・映画では舞台の駅名は架空の幌内駅ですが、歌では実際の幾寅駅を使いました」など、今作同様に秋山自身並々ならぬ力の入れようであった。

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写真・ラッピングカー涼子号で歌を届けますと意気込む

 さて、今年も残り少なくなってきたが、2024年はどのような年にしたいか、を尋ねてみた。
 「今年は、コロナ禍で会いたい人にも会えない、がまんを強いられてきた3年間を受けて、ようやく元に戻り始めた1年でした。来年は出来るだけ全国を回って、たくさんの人たちにお会いして、生歌をお届けしたいです」
 
 今夏、初めて京都・舞鶴から約20時間をかけてフェリーに愛車の涼子号を乗せて、北海道・小樽まで渡り道内各地で歌ったバイタリティーを来年も見せてくれそうである。


動画・「春待つ女」をアピールする秋山涼子

写真・記事の無断使用はお断りします。


[秋山涼子 オフィシャルサイト]
http://akiyamaryoko.blog44.fc2.com/
[秋山涼子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/akiyama/








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百歌響演、神川しほ・黒木咲花 姉妹で歌うのが夢だった [ライブ]

◆30人も入ればいっぱいになる、小さな小さなライブハウス。普段は音楽スタジオだが、月に1度はライブハウスに様変わりしてふたりのライブ「百歌響演」が開かれている。2023年11月30日、姉妹歌手の神川しほ(テイチクエンタテインメント)と黒木咲花(ミューズミュージックプロダクション)が歌声を響かせた。

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写真・La・museの名前で歌う神川しほ(左)と黒木咲花


 大阪・堺市の音楽スタジオ、フクダスタジオで開かれている2人のジョイント定期ライブ「百歌響演」である。今回で7回目。

 出演したひとり、神川しほはデビュー18年になる。20年には最新曲「人生笑顔で」を発売して、関西を中心に活動している。
 今年、「綺麗になったと言われたくて」で歌手としてデビューした黒木咲花は、長年着付け教室で講師をする傍ら姉の神川の着付けを担当してきた。

 神戸生まれのふたりの父親は消防士から転職して浪曲師になったという人。その血を引いているのか、「小さい頃から歌うのが大好きだった」と口を揃える。

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写真・神川しほ

 しかも、ザ・ピーナッツのように姉妹で歌うのが夢であった。妹の黒木のデビューでそれが実現。今年からはLa・muse(ラ・ミューズ)の名前で活動を始めている。
 この日のライブでは「恋のバカンス」(ザ・ピーナッツ)「可愛い花」(同)「白い色は恋人の色」(ベッツイ&クリス)の3曲をふたりで歌った。

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写真・黒木咲花

 また神川はソロで最新曲の「人生笑顔で」のほか、デビュー曲の「未練酒場」二葉百合子のカバー「九段の母」などを聴かせた。
 黒木はデビュー曲の「綺麗になったと言われたくて」のほか、オリジナル曲の「雪化粧」西崎緑の「旅愁」などを歌った。

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生駒尚子、大阪でプレミアムディナーショー 河内音頭と神輿で盛り上げ

◆歌手の生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)のプレミアムディナーショーが2023年11月26日、大阪市天王寺区のホテルアウィーナ大阪で開かれ、会場は生駒を中心に七起会(なつきかい)社中のメンバーなどによる河内音頭や有志が担ぐミニ神輿で盛り上げるなど、いつものディナーショーとは違った趣向で楽しませていた。

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写真・生駒尚子の魅力いっぱいのプレミアムなディナーショーを演出した


 生駒尚子と言えば河内音頭。今年もディナーショーのメインイベントはもちろん、彼女の歌に合わせての踊り好きの人たちが客席のテーブルを縫うように練り歩いた。

 音頭の太鼓は生駒会の生駒竜也会主で、三味線は歌手の原田ヒロシ(ホリデージャパン)。
 興に乗って踊り出す人たちの数も増えていく。これぞ大阪ーと言わんばかりの賑わいであった。

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写真・客席をラウンドしてファンに言葉をかける
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写真・ミニ神輿で盛り上げる
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写真・七起会社中の踊りで歌う

 アンコールでは生駒尚子が、つくドンつくドンでお馴染みの「河内まつり節」を歌うと、その掛け声に合わせて、客席の人たちも腕を突き上げてつくドンつくドンと大盛り上がり。

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写真・つくドンつくドンと「河内まつり節」を歌う

 生駒はまた「父娘のれん」「アジサイの花」「可愛いおんな」「ウミネコ情歌 ギターバージョン」「天雅の海へ」のオリジナル曲も披露した。

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写真・最新曲「天雅の海へ」などオリジナル曲を歌った
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写真・創作舞踊「越前竹人形」を披露

 ゲストは瀬戸つよし。大阪生まれ広島育ちの歌手で、19年に発売した日本コロムビア移籍シングル第1弾の「愛の巣」(作詞・阿久悠、作曲・浜圭介)が好評。
 この日はテレビドラマ「必殺仕事人V 激闘編」(テレビ朝日系)の主題歌「女は海」
(作詞・作曲京本政樹)をうたって、低音の魅力を感じさせていた。

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写真・仕事先から駆けつけたサプライズゲストの瀬戸つよし
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写真・「越前竹人形」を披露する原田ヒロシ

 また同じくゲストの原田ヒロシは、生駒の創作舞踊に合わせて、越前二郎(ホリデージャパン)に楽曲提供している「越前竹人形」を歌った。

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写真・意気込みを話す生駒尚子

 生駒は「河内音頭の音頭取りの家に生まれ、皆さんの支えもあって、今までその道を貫き通してきました。これからも頑張って精進していきます」と話していた。

※写真、記事の無断使用はお断りします。


[生駒尚子 オフィシャルサイト]
https://ikoma-naoko.com/







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越前二郎、福井市で課題曲全国カラオケ決勝大会開く グランプリに横浜の野田よしえさん [イベント]

◆来年でデビュー40年を迎える歌手越前二郎(ホリデージャパン)の新曲「越前竹人形」「越前恋唄」「越前白川」「ゆうこ」を課題曲にした全国カラオケ決勝大会が2023年11月23日、福井市内のあじさいホール(ショッピングシティ ベル内)で開かれ、グランプリには「越前竹人形」を歌った横浜市の野田よしえさんが選ばれた。

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写真・越前二郎課題曲全国カラオケ決勝大会の出場者


 全国から選ばれた29人が、課題曲の中からそれぞれが得意とする楽曲を選んで挑戦した。
 グランプリを受賞した野田さんが歌った「越前竹人形」は、越前二郎が23年6月にリリースしたもので、歌手でもある原田ヒロシ(ホリデージャパン)が水上勉の同名小説をモチーフに作詞・作曲した作品である。

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写真・グランプリの野田よしえさん

 編曲はギタリストの斉藤功で、越前が「デビュー40年へ向けての勝負曲」と自信を見せる切ない恋唄。

 準グランプリ(2位)には「越前恋唄」を歌った岐阜市の刀根章さん、3位は「ゆうこ」を歌唱した岐阜市の美咲優さんが、それぞれ選ばれた。

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写真・準グランプリの刀根章さん
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写真・3位の美咲優さん

 「越前恋唄」は越前のデビュー曲であり、「越前竹人形」のカップリング曲として新たに収録したもの。どちらも福井県敦賀市出身の越前が福井を舞台に歌う作品である。

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写真・来年デビュー40年の越前二郎
 
 カラオケ決勝大会のあと越前の歌謡ショーが開かれて、課題曲になった4曲を歌ったほか、05年にリリースして今なお多くの人に歌われている「ひとり歩き」(作詞・木下龍太郎、作曲・蔦将包)、福井市片町を舞台に歌ったムード歌謡「片町ブルース」(作詞・松井由利夫、作曲・岡千秋)も聴かせた。

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写真・新曲「越前竹人形」などを歌う越前二郎

 最後に越前は「来年はデビューして40年を迎えます。飯をろくに食べられなかった時もありましたし、1人だけの観客を前に歌った事もありました。しかし皆さんの応援でここまで歌い続けられました。これからも多くの人の琴線に触れる歌を歌っていきます。皆さんも越前二郎の歌をたくさん歌って下さい」と呼びかけていた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[越前二郎オフィシャルサイト]
http://www.echizen-jiro.com/








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二見颯一、長編歌謡浪曲に意欲 来年2月には神戸で演歌第7世代コンサート [インタビュー]

◆デビュー5年目を迎え、このところ人気急上昇中の歌手、二見颯一(日本クラウン)が長編歌謡浪曲の修得に意欲を見せている。三波春夫の長女、美夕紀さんに師事している。コンサートやテレビなどで袴をはいてスタンドマイクの前に立って歌う姿を見ることが出来る。将来は長編歌謡浪曲をモチーフにした演歌も歌ってみたい、と希望を語る。

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写真・長編歌謡浪曲へも意欲を見せる二見颯一


 身長179センチの細身の体にフィットしたスーツ姿で颯爽とステージに現れる姿は、演歌第7世代と呼ばれる期待の若手演歌歌手そのもののである。

 デビュー5年目の25歳。作曲家水森英夫の門下生である。氷川きよし、山内惠介など同門は数多いが「民謡が武器」というのは彼ひとりである。

 2001年に亡くなった三波春夫の長編歌謡浪曲はデビュー前から大好きだった。公演のビデオを見たり、エッセーを読むなどしていた。
 「哀愁峠」で2019年にデビューすると、所属事務所の社長の紹介で美夕紀さんの門をたたくことになる。

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写真・23年12月の大阪発流行歌ライブで歌う二見颯一

 その美夕紀さんからは「民謡歌手は言葉をはっきりと表現できる。それを歌謡浪曲でやってほしい」と期待をかけられている。
 得意とするのはみかん船伝説で知られた元禄時代の商人を歌った「豪商一代 紀国屋文左衛門」

 「この歌は三波先生も歌う事は少なかったようです。長編歌謡浪曲は、単に歌うだけでなく、ひとつのドラマ・芝居を1人で演じます。声の出し方、かたり、節回し、そして目線に所作など細かなところにまで注意を払う必要があります。それらに注意しながら、鏡の前に立って練習しています」と二見。

 長編歌謡浪曲を取り入れた演歌にもチャレンジしてみたい、と意気込みも。

■神戸で関西2度目の第7世代コンサートも

 2023年10月に出した新曲「罪の恋」は、年上の女性に恋をした若い男性が主人公。今までの青春歌謡曲ような路線から一気に、二見初の〈大人テイスト〉な楽曲へと階段を上がった作品である。

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写真・来年の関西は神戸で幕開け 演歌第7世代のコンサートに出演する

 24年2月23日には神戸国際会館こくさいホールで開かれる「我ら演歌第7世代!スペシャルコンサート」に出演する。
 青山新・新浜レオン・辰巳ゆうと・彩青らと共演するのだが、コンサートでは初めてそれぞれのオリジナル曲をシャッフルするという。
 全国各地で開いているコンサートだが、これは神戸会場ならではの見どころとなりそうである。

 デビュー5年目であるが、コロナ下の2、3年間は歌手としての活動はほぼなかった。そんな時に励みとなったのは好きな絵を描くことだったという。
 そんな中で23年は「充実した1年だった」という。しかも関西では「これまでになく、最も集中して活動できました」と、関西でのファンの拡大につなげている。


動画・新曲「恋の罪」をアピールする二見颯一

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[二見颯一 オフィシャルサイト]
http://bigworld.la.coocan.jp/tal4_futami.html
[二見颯一 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/futami/news?ima=3512&ct=ryuko








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歌謡曲応援の会、機器の不具合で途中で中止 [イベント]

◆2023年12月11日に開かれた「歌謡曲応援の会」が音響設備の不具合で一般参加のカラオケ歌唱の途中で中止になり、後日、改めて行われることになった。

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写真・カラオケ歌唱に参加した人たちと山田壽一(前列中央)中村秀香(右隣)


 10人が参加した一般参加のカラオケ歌唱を盛り込んだ歌謡曲応援の会で、女性参加者がカラオケを歌っている途中で雑音が入るなどした。
 中断して原因を調べたが改善されず、予定されていた残りのカラオケ歌唱とゲスト歌手の山田壽一(ホリデージャパン)の歌唱コーナーを取りやめて、後日に再演することにした。

 異常が発生する前にゲスト出演した歌手、中村秀香(同)は「雑魚」(たくみ稜)「恋しゅうて」(石川さゆり)をカバーするとともに、オリジナル曲の「大阪のれん」「愛した分だけ憎めたら」の4曲を歌った。

 また、来年1月23日にはミヤコ瓢箪山店で初めての店頭キャンペーンを行う、と報告した。








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林よしこ、ディナーショーで来年発売の新曲を発表 [新曲発表]

◆来年で歌手生活30周年を迎える林よしこ(ビクターエンタテインメント)が2023年12月10日に大阪市天王寺区のホテルアウィーナで開いたディナーショーで、24年3月に発売する新曲を、作詞・作曲した杉本眞人のギターの演奏で披露した。

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写真・杉本のギターで歌う林


 新曲は「ただ、めぐり逢うために」で、30周年記念曲。
 ゲストのひとり杉本が弾くギターに合わせて、1コーラスだけを聴かせた。
 林は「今までに色んな人にめぐり合って今、こうして歌えています。目下、レコーディングに向けてレッスン中です」と話していた。

 ディナーショーではまた林は、もう1人のゲスト、岡千秋と「浪花恋しぐれ」をデュエットしてみせた。

 ゲストにはこのほか原田悠里(キングレコード)朱夏洋子(ホリデージャパン)も顔を見せ、原田は北島音楽事務所から独立第1弾の「中山道」などを歌った。朱夏はフランク・シナトラの「ニューヨーク・ニューヨーク」などを聴かせた。
 








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入山アキ子、NHK BS「新・BS日本のうた」5度目の出演へ [テレビ]

◆デビュー15周年を迎えている歌手入山アキ子(テイチクエンタテインメント)=写真=が、NHK BSの音楽番組「新・BS日本のうた」に5度目の出演が決まった。発売後1年を超えて歌い続ける最新曲「一泊二日」への人気が、全国で高まっているのが原動力になっているようである。

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写真・「新・BS日本のうた」への出演が決まった入山アキ子


 放送日は未定で、公開収録が2024年2月22日午後6時から、山口市小郡令和のKDDI 維新ホールで行われる。

 ほかに市川由紀乃、男石宣隆、こおり健太、坂本冬美、島津悦子、細川たかし、三山ひろし、杜このみ、山崎ていじの9人が出演する。

 入場は無料だが事前の申し込みが必要。観覧の応募締切は24年1月25日。申し込みは → https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0363781/index.html で。

 入山は「念願のふるさと山口県で出演させていただけることになりました。感謝です。今から歌に専念し、良い歌をお届けできますよう精進します」と話している。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/








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第313回大阪発流行歌ライブ、野中さおり・大石まどか・出光仁美・石川真也が出演 [ライブ]

第313回大阪発流行歌ライブが2023年11月15日、デビュー35周年を迎えている野中さおり(徳間ジャパンコミュニケーションズ)大石まどか(日本コロムビア)出光仁美(同)と推薦曲コーナーには沖縄を地盤に活動する石川真也(日本クラウン)の4人が出演して、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた。

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写真・ステージに並んだ出演者たち


 デビュー35周年記念曲「花絆」を歌った野中さおりは「皆さんと一緒に笑顔笑顔なって歌えるアップテンポな曲です。自分自身も元気にしてくれます」と、客席の人たちに語りかけた。
 長年、彼女の楽曲作りを続けている徳久広司の作曲で、作詞は菅麻貴子。

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写真・野中さおり

 ステージは野中のトレードマークでもある笑顔がより映えたシーンでもあった。「私の歌で誰もが笑顔になってくれると、いいなぁ」。そんな作品を徳久に求めたという。
 16歳でデビューした時には「35年も歌うなんて思いもしませんでした。夢のようです」とも。
 代表曲の「雪国恋人形」「火振り酒」なども歌った。


 大石まどかはデビュー32年。大阪発流行歌ライブへの出演はなんと、24年ぶりという。その時は「確か城之内早苗さん、チェウニさんと一緒に共演したと思います」と、当時を振り返っていた。

 新曲の「ナミダワスレ」は、大人の女性の恋心を歌った歌謡曲調の作品。ポップなメロディーは若い世代にも支持されそうである。
 30周年記念シングルとして発売した前作「茜の炎」もカップリングに収録しており、ライブではこれも披露した。「居酒屋 『津軽』」なども歌った。

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写真・大石まどか

 きょう12月1日には東京・銀座のラウンジZEROで生演奏ライブ「生ラ!」を午後7時から開くことも告知。
 大石は「20回近く毎年行っており、楽器の生の音を楽しんでもらうアコースティックライブです」と、会場ではジャズなども歌うという。


 出光仁美はデビュー14年目。10月にリリースした江戸情緒を盛り込んだ「大川くだり」カップリング曲の「おいらの船は300とん」などを披露した。
 カップリング収録曲の「おいらのー」は美幌健のデビュー曲で、北見恭子などがカバーしているが、今回出光もカバーをしている。

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写真・出光仁美

 彼女の作品には大阪ものも少なくない。現在は沖縄に移住しているが浪花の作詞家であるもず唱平の作詞による「茶屋町しぐれ」曲中に六甲おろしが挿入されている「六甲のおんなスペシャルバージョン」も歌った。


 石川真也はオールディーズを得意とする。普段は沖縄のライブハウスで歌っている。
 演歌・歌謡曲を歌い始めてまだ7年というが、地元のカルチャースクールでは講師もするほど。この日は自身のデビュー曲「星の夜」とカップリング曲「約束の町」の2曲を披露した。

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写真・石川真也

 ライブに合わせて来阪した石川は前日に東大阪市内のCDショップで店頭キャンペーンも行ったが、「大阪はビックリするほど寒いです」と笑っていた。

※写真・記事の無断使用ほお断りします。

 
[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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演歌ジャックス、12月のゲストはファン・カヒとみやま健二 [テレビ]

◆ 奈良テレビ放送、J:COM関西・仙台などで放送中の演歌・歌謡曲番組「演歌ジャックス」の2023年12月放送のゲストは第1・2週がみやま健二(テイチクエンタテインメント)で、第3・4週はファン・カヒ(日本クラウン)。みやまは「灘のおとこ節」を、ファンは「哀しみのエゴイスト」を歌う。


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写真・みやま健二(左)とファン・カヒ


 みやま健二は1週目の放送で最新曲「灘のおとこ節」を歌う。兵庫県姫路市内の神社で毎年10月に行われる秋季例大祭である灘のけんか祭りを歌っている。
 神輿をぶつける神事と、旧7ヶ村の絢爛豪華な屋台が激しく練り競う勇壮な屋台練りを勇ましく歌う。

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写真・みやま健二

 2週目では、愛媛県新居浜市の秋祭り新居浜太鼓祭りを題材にした前作「太鼓男祭り」を歌う。
 歌にもある〈かきくらべ〉では、多くの太鼓台が広場に集まって、男衆が太鼓台を持ち上げてその技を競い合う。みやまは新居浜を全国へアピールする新居浜アンバサダーに任命されており、番組では祭りの魅力を伝える。

■3週4週のゲストはファン・カヒ

 ファン・カヒは12月第3週・4週の放送に出演。2023年7月に新曲「哀しみのエゴイスト」を歌う。
 前作までと違って「大人の雰囲気を一段と高めている」と評価される通りに、今までの可愛らしさから一歩、前に進めた姿を見せる。振り付けでも大人のムードを高めている。

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写真・ファン・カヒ

 日本での歌手生活は10年になるファン・カヒ。大人の女の恋心の表現では「歌詞の意味を作詞の内藤綾子先生に教えてもらって、歌の感情作りに役立てました」と笑う。
 中でも♪言葉足らずの男の恋ほど 哀しい生き物はない 〜 は、新曲のサビでもあり、カラオケ好きの人たちからも人気のところだという。


【レギュラー出演者と歌唱曲】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」「荒野の果てに〜もろびとこぞりて」
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TAIKI「薔薇のほほえみ」
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岩井都美子「真夜中のシャワー」「SWEET MEMORIES」(カバー)
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岡田由美「演歌旅がらす」
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島幸作・岡田由美「夫婦の旅路」
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島幸作「青春のアルバム」
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平井一郎 「真知子」
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長生忠之・藤川真千子「おんな船頭唄」「かえりの港」(カバー)
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林田夏美「丹後半島」
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Saori「もう一度」
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はりま美香「さくら咲く丘」「大阪あかり」
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聖子「新宿ドール」
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秀彦・聖子「東京シルエット」
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北野雄「片想い」
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MARI & JACKSモンスターズ「赤鼻のトナカイ」「サンタが街にやってくる」
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楠本佳生「恋は終わったの」(カバー)

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

※写真・記事の無断使用はお断りします。


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送
J:COM仙台 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:仙台市泉区、宮城野区、若林区、富谷市、黒川郡、大川市)

[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/

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野中さおり、笑顔笑顔でデビュー35周年 感謝を込めた記念シングル「花絆」 [インタビュー]

◆歌手野中さおり(徳間ジャパンコミュニケーションズ)がデビュー35周年を迎えている。ファルセットを効かせた歌唱は彼女の大きな魅力であり、歌の哀愁感をよりいっそう高めてくれている。今まで山あり谷ありの歌手人生であったが、「笑顔でいると皆さんに元気になってもらえる」と笑顔と笑い声を絶やさない。35周年記念シングル「花絆」も「笑顔笑顔で皆さんと一緒に歌える作品」だという。

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写真・笑顔を絶やさない野中さおり


 デビューは1990年8月。野中彩央里の名前であった。男歌「度胸人生」がデビュー曲で、まだ16歳であった。

 2作目の高知・四万十川を舞台にした「火振り酒」(92年)は、「後々までカラオケ大会で良く歌われている作品で、これを歌ってプロになった後輩歌手もたくさんいます」というほど、当時、話題になった楽曲であった。

 大きな転機になったのは、デビュー5周年記念曲で4枚目のシングル「雪国恋人形」(94年9月)で、今でも野中が歌い続けており、彼女の歌手としての存在感を高めた作品でもある。

 それまで男歌を歌ってきた彼女は、この年から「女歌を歌わせてもらえるようになった」と、大人になった証の作品でもあった。
 これを作曲した岡千秋は、野中のこけしのような表情からイメージして書いた作品だという。

■北京・紫禁城で歌った思い出

 中学生の頃から日本調の歌が大好きだったという野中は、その頃テレビで良く目にしていた芸者歌手市丸に憧れ、20代になると、そうした日本調のお座敷メロディー作品を歌う夢を叶えている。
 デビュー10周年の時、初の全国コンサートツアーを60会場で120公演を行なっているが、「1部はオリジナル曲、2部は日本調の作品をメインにしたステージを行った」ことで、歌手としての幅を広げることになった。

 こうした35年の歌手生活の中で最も忘れられない思い出になったのが、2000年の北京・紫禁城で開かれた「世界遺産を守ろうコンサート」で歌ったことだったという。
 野中は「世界のアーティストで紫禁城で歌ったのは私が最初でした」と、大きな自信につながった出来事として記憶に刻んでいる。

 翌01年には、第1回北京歌謡祭に参加しているし、それより先1991年には、日本・スペイン友好親善「セビリア・フィエスタ」に出演しているなど、海外での活動が相次いだ頃であった。

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写真・笑顔笑顔でみんな元気になってほしい

 このように野中はデビュー10年間で多方面で才能を発揮するのであるが、その一方で自身へのプレッシャーが幾つも重なっていく。

 それを振り切るために、ありのままの自分を表現しようーと、気持ちを切り替える。
 それは表情に現れた。
 「いつも笑顔でいると元気になれるし、周りの皆んなも元気になってくれるといいなぁ」
 目を細めた笑顔はいつの間にか、野中さおりのトレードマークになっていった。


■感謝の気持ちを込めて

 野中の楽曲を数多く手掛けてきた作曲家徳久広司は35周年記念曲「花絆」も曲を書いている。
 その作品を野中は「35年間を支えてくれたファンの皆さんをはじめ、たくさんの人々への感謝の気持ちを伝え、笑顔笑顔で皆んなで歌える作品にしてもらいました」と話す。

 気がついたら35年という大きな節目を迎えていたという野中。これからもファルセットを生かした歌声を響かせていく。


動画・デビュー35周年の意欲を語る

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[野中さおり オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/saori-nonaka/
[野中さおり 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/nonaka.html








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梅沢富美男・水森かおり特別公演 11月30日まで 大阪・新歌舞伎座 [舞台公演]

◆大晦日のNHK紅白歌合戦への連続21回出場を決めた、デビュー29年目の歌手、水森かおりが大阪・新歌舞伎座で初めての時代劇に挑戦している。2023年11月30日まで大阪、新歌舞伎座で開かれている「梅沢富美男・水森かおり特別公演」である。

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写真・11月30日まで開かれている梅沢富美男・水森かおり特別公演


 特別公演は3部構成で、1部は芝居「忠治外伝〜富美男とかおりの泣いて笑って火の車お万」。水森は初めてカツラを付け着物姿を見せて、国定忠治の女房お万を演じている。

 女郎屋の山形屋藤蔵を成敗して、越後・長岡の百姓茂兵衛父娘を助けるという勧善懲悪なストーリー。
 水森は「皆さんに助けてもらいながら楽しく演じることが出来ました。初めてのカツラ姿、私ということが分かりましたか」と、笑いながら問いかけていた。

■大晦日に歌いたい「日向岬」

 2部が水森かおり・梅沢富美男歌謡オンステージ。青色のドレスで登場した水森は日本三景のひとつ陸前松島(宮城県)を舞台にした「松島紀行」でオープニング。

 全国各地のご当地ソングを歌い続けている彼女、その数は45都道府県に及ぶという。しかも26ヶ所の観光大使をも務めるといった具合である。
 23年1月には宮崎県の日向岬を舞台にした「日向岬」も発売。

 「大晦日の紅白ではこの楽曲を歌えるといいのですが」と言ってこれを歌うと、2階席の女性からは「日向から来ました。頑張って〜」の声援が送られていた。
 ラストは応援歌でもある「明日への扉」を、客席からのかおりコールを受けながら歌って盛り上げた。

 梅沢富美男は「夢芝居」を、ゲストの岩佐美咲はデビュー曲「無人駅」と新曲「アキラ」を歌った。

■華麗な舞踊ショー

 3部の梅沢富美男劇団による華の舞踊絵巻では華麗な舞いを見せた。水森はここでは、NHK紅白歌合戦初出場となった大ヒット曲「鳥取砂丘」を聴かせ、梅沢が舞を添えた。

[新歌舞伎座 梅沢富美男・水森かおり特別公演]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20231117.html








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ホリデージャパン佐々木友子会長の葬儀

◆レコード会社、ホリデージャパン(東京都港区、亜樹広俊代表取締役社長)の創業者で代表取締役会長の佐々木友子さんが2023年11月7日、膵臓がんで亡くなった。76歳だった。

 その葬儀が11月14日午前10時半から、東京・西五反田の桐ヶ谷斎場で行われた。所属歌手や音楽関係者などが参列した。

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【写真】佐々木友子さん、2016年3月23日 水曜日 (Music news jp・曽崎重之撮影)


 6年近くに及ぶ闘病生活の中で、秘蔵っ子の歌手、氷室一哉を育てるなど精力的に活動していた。
 今年9月にはKOBE流行歌ライブに出演した氷室に伴って会場に姿を見せ、終演後に「またね」と残した言葉が耳に残る。

 佐々木さんは1998年2月にイベント、コンサートなどを手がけるホリデージャパンを創立。

 2003年にレーベル部門を立ち上げ、06年にはホリデージャパンをレコード会社(CDレーベル)とし、営業・企画部門を新設のオーシャンパシフィック・ホリデーに分離・独立させている。
 








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水木佳乃、新曲「この歌が終わったら」 MV完成 [新譜]

◆歌手の水木佳乃(日本エンカフォン・乙吉レーベル)が2023年9月にリリースした「この歌が終わったら」(作詞 / 曲・しいの乙吉、編曲・Deep寿)のミュージック・ビデオ(MV)が、このほど完成した。

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写真・「この歌が終わったら」を歌う水木佳乃


 最後の恋と夢を見たけれど、やはり実らなかった・・・と、スナックのマスターに打ち明けながら、♪ この歌が終わったら 家に帰ります 〜 と、最後のお酒をねだっている。MVではそんな寂しい女性の姿を映像化した。

 「どこにでもありそうな話しだけに、共感してくれる人がたくさんいらっしゃいます」と水木。

 九州や関東をはじめ全国各地で展開中のキャンペーンでは、行く先々でCDが売れているという。
 「少なからず歌詞と同じような体験をした人がいるのでしょうね」

 歌手デビューは2013年。「ラブソング大阪」をホリデージャパンから出している。19年に日本エンカフォン・乙吉レーベルに移籍している。
 新曲はデビュー3枚目のシングルである。

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写真・ジャケット

 前の2作と違って、歌の内容といい曲調も大人っぽくなった楽曲である。

 水木は「今作をバネに水木佳乃の名前を全国の多くの人たちにもっと知ってもらいたいし、進化し続ける歌手でありたいと思っています」と、話していた。

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渚月あかり、新曲「雪中花」 5年ぶりにリリース 空白の関西を強化 [インタビュー]

◆歌手の渚月あかり(ホリデージャパン)が2023年8月にリリースした5枚目のシングル「雪中花」(作詞・伊万里湾、作曲・泉盛望、編曲・藤井弘文)の好評を受けて、今まで手薄だった関西地区でのプロモーションを強化している。

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写真・テレビ収録で歌う渚月あかり


 「雪中花」はホリデージャパンから5年ぶりに出した新曲。寒さに耐えて花を咲かすのを待つ花のように、恋しい人を待ち続ける女性の心情を歌ったもの。

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 渚月あかりは新曲について「自然に歌える作品です。自分に合った楽曲にやっと出会えた気持ちです」と、過去の作品を上回る期待感を滲ませる。
 関東・東海地区の放送局が聴取者からのリクエスト・店頭での売れ行きなどを集計した歌謡曲ベスト10でも「発売から2ヶ月以上経過した今でも10位前後のランキングを維持しています」(渚月)というほど。

■12月、サンテレビ・プレミアム歌謡ショーに出演

 こうした状況を受けて、ほとんど〈空白地帯〉だった関西で、10月には東大阪市内のCDショップ、ミヤコ瓢箪山店で店頭キャンペーンを行ったなどファン作りを強めている。

 毎週土曜日午前7時からサンテレビ(神戸市)で放送中の演歌・歌謡曲番組「プレミアム歌謡ショー」には、12月30日放送の番組に出演するのも、関西でのファン作りの一環である。
 その収録が11月13日、大阪市内のホテルで行われて、「雪中花」を歌った。

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写真・「プレミアム歌謡ショー」の収録風景 中央が渚月、左は司会の瀬戸つよし

 さらにきょう、11月14日午後には大阪・岸和田市のCDショップ、ヤングレコード本店で店頭キャンペーンを行うことになっている。

■クビを覚悟したことも

 渚月あかりとしてのデビューは2012年。ホリデージャパンから出した「長良川かくれ藤」が最初のシングルであった。
 それ以前から歌手活動はしている。1993年には田中美妃の名前で、かつて読売ジャイアンツで最強の5番打者といわれた柳田真宏とデュエットした「どうかしてるわ」(博水社「ハイサワー」のCMソング)をポリドールレコードから出して3万枚を売っている。

 その後、フリーボードを経てホリデージャパンに移籍している。前作「済州島」(2018年)からは5年のプランクがある。この間、コロナ騒動もあったが、母親の介護も経験している。

 その母親も亡くなって寂しい想いをしていた彼女。一時は歌手も廃業することを考えていたが、新曲がそれを吹き飛ばしてくれたようである。

 今年4月にはレコード会社から呼び出されたという。「長くCDも出していないし、いよいよクビかと覚悟して顔を出すと、新曲の話を頂いたんです。しかも3曲入りでした」
 これで一気に気が晴れたという。

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写真・自分らしく生きて歌いたい

 「気持ちを持ち変えることにしました。今までは皆んなによく見られたいとか、大好きなオシャレをしたいとか、自分自身を着飾らせていたところがありました。これがストレスにもなっていたんでしょうか、ありのままの自分でいようと思うようになってからは、気が楽になりました」

 そんな吹っ切れた渚月が歌う「雪中花」だけに、より情感が聴く人に届いているのであろう。
 新曲が好評なのが、それを裏付けている。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[渚月あかり ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_na5_na.html








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