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演歌ジャックス、12月のゲストはファン・カヒとみやま健二 [テレビ]

◆ 奈良テレビ放送、J:COM関西・仙台などで放送中の演歌・歌謡曲番組「演歌ジャックス」の2023年12月放送のゲストは第1・2週がみやま健二(テイチクエンタテインメント)で、第3・4週はファン・カヒ(日本クラウン)。みやまは「灘のおとこ節」を、ファンは「哀しみのエゴイスト」を歌う。


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写真・みやま健二(左)とファン・カヒ


 みやま健二は1週目の放送で最新曲「灘のおとこ節」を歌う。兵庫県姫路市内の神社で毎年10月に行われる秋季例大祭である灘のけんか祭りを歌っている。
 神輿をぶつける神事と、旧7ヶ村の絢爛豪華な屋台が激しく練り競う勇壮な屋台練りを勇ましく歌う。

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写真・みやま健二

 2週目では、愛媛県新居浜市の秋祭り新居浜太鼓祭りを題材にした前作「太鼓男祭り」を歌う。
 歌にもある〈かきくらべ〉では、多くの太鼓台が広場に集まって、男衆が太鼓台を持ち上げてその技を競い合う。みやまは新居浜を全国へアピールする新居浜アンバサダーに任命されており、番組では祭りの魅力を伝える。

■3週4週のゲストはファン・カヒ

 ファン・カヒは12月第3週・4週の放送に出演。2023年7月に新曲「哀しみのエゴイスト」を歌う。
 前作までと違って「大人の雰囲気を一段と高めている」と評価される通りに、今までの可愛らしさから一歩、前に進めた姿を見せる。振り付けでも大人のムードを高めている。

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写真・ファン・カヒ

 日本での歌手生活は10年になるファン・カヒ。大人の女の恋心の表現では「歌詞の意味を作詞の内藤綾子先生に教えてもらって、歌の感情作りに役立てました」と笑う。
 中でも♪言葉足らずの男の恋ほど 哀しい生き物はない 〜 は、新曲のサビでもあり、カラオケ好きの人たちからも人気のところだという。


【レギュラー出演者と歌唱曲】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」「荒野の果てに〜もろびとこぞりて」
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TAIKI「薔薇のほほえみ」
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岩井都美子「真夜中のシャワー」「SWEET MEMORIES」(カバー)
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岡田由美「演歌旅がらす」
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島幸作・岡田由美「夫婦の旅路」
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島幸作「青春のアルバム」
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平井一郎 「真知子」
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長生忠之・藤川真千子「おんな船頭唄」「かえりの港」(カバー)
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林田夏美「丹後半島」
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Saori「もう一度」
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はりま美香「さくら咲く丘」「大阪あかり」
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聖子「新宿ドール」
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秀彦・聖子「東京シルエット」
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北野雄「片想い」
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MARI & JACKSモンスターズ「赤鼻のトナカイ」「サンタが街にやってくる」
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楠本佳生「恋は終わったの」(カバー)

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

※写真・記事の無断使用はお断りします。


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送
J:COM仙台 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:仙台市泉区、宮城野区、若林区、富谷市、黒川郡、大川市)

[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/

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野中さおり、笑顔笑顔でデビュー35周年 感謝を込めた記念シングル「花絆」 [インタビュー]

◆歌手野中さおり(徳間ジャパンコミュニケーションズ)がデビュー35周年を迎えている。ファルセットを効かせた歌唱は彼女の大きな魅力であり、歌の哀愁感をよりいっそう高めてくれている。今まで山あり谷ありの歌手人生であったが、「笑顔でいると皆さんに元気になってもらえる」と笑顔と笑い声を絶やさない。35周年記念シングル「花絆」も「笑顔笑顔で皆さんと一緒に歌える作品」だという。

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写真・笑顔を絶やさない野中さおり


 デビューは1990年8月。野中彩央里の名前であった。男歌「度胸人生」がデビュー曲で、まだ16歳であった。

 2作目の高知・四万十川を舞台にした「火振り酒」(92年)は、「後々までカラオケ大会で良く歌われている作品で、これを歌ってプロになった後輩歌手もたくさんいます」というほど、当時、話題になった楽曲であった。

 大きな転機になったのは、デビュー5周年記念曲で4枚目のシングル「雪国恋人形」(94年9月)で、今でも野中が歌い続けており、彼女の歌手としての存在感を高めた作品でもある。

 それまで男歌を歌ってきた彼女は、この年から「女歌を歌わせてもらえるようになった」と、大人になった証の作品でもあった。
 これを作曲した岡千秋は、野中のこけしのような表情からイメージして書いた作品だという。

■北京・紫禁城で歌った思い出

 中学生の頃から日本調の歌が大好きだったという野中は、その頃テレビで良く目にしていた芸者歌手市丸に憧れ、20代になると、そうした日本調のお座敷メロディー作品を歌う夢を叶えている。
 デビュー10周年の時、初の全国コンサートツアーを60会場で120公演を行なっているが、「1部はオリジナル曲、2部は日本調の作品をメインにしたステージを行った」ことで、歌手としての幅を広げることになった。

 こうした35年の歌手生活の中で最も忘れられない思い出になったのが、2000年の北京・紫禁城で開かれた「世界遺産を守ろうコンサート」で歌ったことだったという。
 野中は「世界のアーティストで紫禁城で歌ったのは私が最初でした」と、大きな自信につながった出来事として記憶に刻んでいる。

 翌01年には、第1回北京歌謡祭に参加しているし、それより先1991年には、日本・スペイン友好親善「セビリア・フィエスタ」に出演しているなど、海外での活動が相次いだ頃であった。

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写真・笑顔笑顔でみんな元気になってほしい

 このように野中はデビュー10年間で多方面で才能を発揮するのであるが、その一方で自身へのプレッシャーが幾つも重なっていく。

 それを振り切るために、ありのままの自分を表現しようーと、気持ちを切り替える。
 それは表情に現れた。
 「いつも笑顔でいると元気になれるし、周りの皆んなも元気になってくれるといいなぁ」
 目を細めた笑顔はいつの間にか、野中さおりのトレードマークになっていった。


■感謝の気持ちを込めて

 野中の楽曲を数多く手掛けてきた作曲家徳久広司は35周年記念曲「花絆」も曲を書いている。
 その作品を野中は「35年間を支えてくれたファンの皆さんをはじめ、たくさんの人々への感謝の気持ちを伝え、笑顔笑顔で皆んなで歌える作品にしてもらいました」と話す。

 気がついたら35年という大きな節目を迎えていたという野中。これからもファルセットを生かした歌声を響かせていく。


動画・デビュー35周年の意欲を語る

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[野中さおり オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/saori-nonaka/
[野中さおり 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/nonaka.html








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梅沢富美男・水森かおり特別公演 11月30日まで 大阪・新歌舞伎座 [舞台公演]

◆大晦日のNHK紅白歌合戦への連続21回出場を決めた、デビュー29年目の歌手、水森かおりが大阪・新歌舞伎座で初めての時代劇に挑戦している。2023年11月30日まで大阪、新歌舞伎座で開かれている「梅沢富美男・水森かおり特別公演」である。

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写真・11月30日まで開かれている梅沢富美男・水森かおり特別公演


 特別公演は3部構成で、1部は芝居「忠治外伝〜富美男とかおりの泣いて笑って火の車お万」。水森は初めてカツラを付け着物姿を見せて、国定忠治の女房お万を演じている。

 女郎屋の山形屋藤蔵を成敗して、越後・長岡の百姓茂兵衛父娘を助けるという勧善懲悪なストーリー。
 水森は「皆さんに助けてもらいながら楽しく演じることが出来ました。初めてのカツラ姿、私ということが分かりましたか」と、笑いながら問いかけていた。

■大晦日に歌いたい「日向岬」

 2部が水森かおり・梅沢富美男歌謡オンステージ。青色のドレスで登場した水森は日本三景のひとつ陸前松島(宮城県)を舞台にした「松島紀行」でオープニング。

 全国各地のご当地ソングを歌い続けている彼女、その数は45都道府県に及ぶという。しかも26ヶ所の観光大使をも務めるといった具合である。
 23年1月には宮崎県の日向岬を舞台にした「日向岬」も発売。

 「大晦日の紅白ではこの楽曲を歌えるといいのですが」と言ってこれを歌うと、2階席の女性からは「日向から来ました。頑張って〜」の声援が送られていた。
 ラストは応援歌でもある「明日への扉」を、客席からのかおりコールを受けながら歌って盛り上げた。

 梅沢富美男は「夢芝居」を、ゲストの岩佐美咲はデビュー曲「無人駅」と新曲「アキラ」を歌った。

■華麗な舞踊ショー

 3部の梅沢富美男劇団による華の舞踊絵巻では華麗な舞いを見せた。水森はここでは、NHK紅白歌合戦初出場となった大ヒット曲「鳥取砂丘」を聴かせ、梅沢が舞を添えた。

[新歌舞伎座 梅沢富美男・水森かおり特別公演]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20231117.html








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ホリデージャパン佐々木友子会長の葬儀

◆レコード会社、ホリデージャパン(東京都港区、亜樹広俊代表取締役社長)の創業者で代表取締役会長の佐々木友子さんが2023年11月7日、膵臓がんで亡くなった。76歳だった。

 その葬儀が11月14日午前10時半から、東京・西五反田の桐ヶ谷斎場で行われた。所属歌手や音楽関係者などが参列した。

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【写真】佐々木友子さん、2016年3月23日 水曜日 (Music news jp・曽崎重之撮影)


 6年近くに及ぶ闘病生活の中で、秘蔵っ子の歌手、氷室一哉を育てるなど精力的に活動していた。
 今年9月にはKOBE流行歌ライブに出演した氷室に伴って会場に姿を見せ、終演後に「またね」と残した言葉が耳に残る。

 佐々木さんは1998年2月にイベント、コンサートなどを手がけるホリデージャパンを創立。

 2003年にレーベル部門を立ち上げ、06年にはホリデージャパンをレコード会社(CDレーベル)とし、営業・企画部門を新設のオーシャンパシフィック・ホリデーに分離・独立させている。
 








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水木佳乃、新曲「この歌が終わったら」 MV完成 [新譜]

◆歌手の水木佳乃(日本エンカフォン・乙吉レーベル)が2023年9月にリリースした「この歌が終わったら」(作詞 / 曲・しいの乙吉、編曲・Deep寿)のミュージック・ビデオ(MV)が、このほど完成した。

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写真・「この歌が終わったら」を歌う水木佳乃


 最後の恋と夢を見たけれど、やはり実らなかった・・・と、スナックのマスターに打ち明けながら、♪ この歌が終わったら 家に帰ります 〜 と、最後のお酒をねだっている。MVではそんな寂しい女性の姿を映像化した。

 「どこにでもありそうな話しだけに、共感してくれる人がたくさんいらっしゃいます」と水木。

 九州や関東をはじめ全国各地で展開中のキャンペーンでは、行く先々でCDが売れているという。
 「少なからず歌詞と同じような体験をした人がいるのでしょうね」

 歌手デビューは2013年。「ラブソング大阪」をホリデージャパンから出している。19年に日本エンカフォン・乙吉レーベルに移籍している。
 新曲はデビュー3枚目のシングルである。

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写真・ジャケット

 前の2作と違って、歌の内容といい曲調も大人っぽくなった楽曲である。

 水木は「今作をバネに水木佳乃の名前を全国の多くの人たちにもっと知ってもらいたいし、進化し続ける歌手でありたいと思っています」と、話していた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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渚月あかり、新曲「雪中花」 5年ぶりにリリース 空白の関西を強化 [インタビュー]

◆歌手の渚月あかり(ホリデージャパン)が2023年8月にリリースした5枚目のシングル「雪中花」(作詞・伊万里湾、作曲・泉盛望、編曲・藤井弘文)の好評を受けて、今まで手薄だった関西地区でのプロモーションを強化している。

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写真・テレビ収録で歌う渚月あかり


 「雪中花」はホリデージャパンから5年ぶりに出した新曲。寒さに耐えて花を咲かすのを待つ花のように、恋しい人を待ち続ける女性の心情を歌ったもの。

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 渚月あかりは新曲について「自然に歌える作品です。自分に合った楽曲にやっと出会えた気持ちです」と、過去の作品を上回る期待感を滲ませる。
 関東・東海地区の放送局が聴取者からのリクエスト・店頭での売れ行きなどを集計した歌謡曲ベスト10でも「発売から2ヶ月以上経過した今でも10位前後のランキングを維持しています」(渚月)というほど。

■12月、サンテレビ・プレミアム歌謡ショーに出演

 こうした状況を受けて、ほとんど〈空白地帯〉だった関西で、10月には東大阪市内のCDショップ、ミヤコ瓢箪山店で店頭キャンペーンを行ったなどファン作りを強めている。

 毎週土曜日午前7時からサンテレビ(神戸市)で放送中の演歌・歌謡曲番組「プレミアム歌謡ショー」には、12月30日放送の番組に出演するのも、関西でのファン作りの一環である。
 その収録が11月13日、大阪市内のホテルで行われて、「雪中花」を歌った。

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写真・「プレミアム歌謡ショー」の収録風景 中央が渚月、左は司会の瀬戸つよし

 さらにきょう、11月14日午後には大阪・岸和田市のCDショップ、ヤングレコード本店で店頭キャンペーンを行うことになっている。

■クビを覚悟したことも

 渚月あかりとしてのデビューは2012年。ホリデージャパンから出した「長良川かくれ藤」が最初のシングルであった。
 それ以前から歌手活動はしている。1993年には田中美妃の名前で、かつて読売ジャイアンツで最強の5番打者といわれた柳田真宏とデュエットした「どうかしてるわ」(博水社「ハイサワー」のCMソング)をポリドールレコードから出して3万枚を売っている。

 その後、フリーボードを経てホリデージャパンに移籍している。前作「済州島」(2018年)からは5年のプランクがある。この間、コロナ騒動もあったが、母親の介護も経験している。

 その母親も亡くなって寂しい想いをしていた彼女。一時は歌手も廃業することを考えていたが、新曲がそれを吹き飛ばしてくれたようである。

 今年4月にはレコード会社から呼び出されたという。「長くCDも出していないし、いよいよクビかと覚悟して顔を出すと、新曲の話を頂いたんです。しかも3曲入りでした」
 これで一気に気が晴れたという。

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写真・自分らしく生きて歌いたい

 「気持ちを持ち変えることにしました。今までは皆んなによく見られたいとか、大好きなオシャレをしたいとか、自分自身を着飾らせていたところがありました。これがストレスにもなっていたんでしょうか、ありのままの自分でいようと思うようになってからは、気が楽になりました」

 そんな吹っ切れた渚月が歌う「雪中花」だけに、より情感が聴く人に届いているのであろう。
 新曲が好評なのが、それを裏付けている。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[渚月あかり ホリデージャパン]
http://www.holiday-japan.co.jp/artist_na5_na.html








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こおり健太、大阪でもデビュー15周年記念コンサート 全国からファンが集合 [ライブ]

◆歌手のこおり健太(徳間ジャパンコミュニケーションズ)の「デビュー15周年記念コンサート 2023 〜ありがとうの唄便り〜」が2023年11月11日、大阪市内のライブレストラン、ベロニカで行われた。デビュー曲から最新曲まで全18曲を歌ったこおりは「これからも一歩一歩前進して、小さくてもいいから関西で夢の花を咲かせたい」と、今後への意欲をみせた。

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写真・関西で夢の花を咲かせる、と意欲をみせる


 こおり健太は2008年11月5日にキングレコードから「口紅哀歌」でデビューしている。それまで勤めていた郷里の宮城県の保育園を辞めての上京であった。

 15周年記念コンサートは9月15日の札幌会場を皮切りに、熊本、地元の宮城県山元町で開いてきた。

 4会場目の大阪では、このデビュー曲から、初めてオリコンチャートで1位にランキングされた「雨の舟宿」前作「忘れ針」や、「冬椿」など思い出のオリジナル作品を歌い、さらに23年5月にリリースした「しろつめ草」までを聴かせた。

 今回のコンサートは「こおり健太の想いを伝える」ことを重視した構成で、ステージと客席が近くて観客との一体感が出せるライブハウスを選んだという。

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 海原千里・万里の「大阪ラプソディー」や森田公一とトップギャランの「青春時代」といった多くの人が知っている歌を、ピアノとパーカッションの演奏で観客と一緒に歌うなど、「客席をいっときも眠らせない、皆んなが参加出来る内容」を盛り込んだ。

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 こおり健太と言えば女唄を歌う歌手で知られている。「作詞家の麻こよみ先生から勧められたのがきっかけで歌い始めた」という。
 これからは「女唄ならこおり健太、こおり健太なら女唄の位置付けを確実なものにしたい」と自信をにじませながら、美空ひばりが歌った「悲しい酒」ちあきなおみの「冬隣」を情感たっぷりに聴かせた。

 クライマックスでは父親を思って「ふるさとの駅」を歌唱。そしてアンコールでは母親の姿を頭に描きながら「約束の花」を歌うなど、どんな時も親を忘れない彼の優しさを感じさせた。

 こおりが常々口にしている夢に向かっての種まきを歌にした「夢・種まき音頭」で終盤を盛り上げ、そして「しあわせの場所」で締めくくった。

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写真・夢の種まきを続けるこおり健太

 最後にこおりは「デビュー15周年記念のコンサートを大阪でも盛大に開くことが出来ました。これからも夢の種まきを続けていきます。皆さん元気でいて下さいね」と、ファンをねぎらった。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[こおり健太 オフィシャルサイト]
http://k-kenta.sakura.ne.jp/wp/
[こおり健太 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
https://www.tkma.co.jp/enka_top/koori.html







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第215回KOBE流行歌ライブ、Kenjro、れいか、朝花美穂が出演 [ライブ]

第215回KOBE流行歌ライブが2023年度10月19日、神戸市の新開地アートひろばで開かれた。Kenjro(テイチクエンタテインメント)れいか(日本クラウン)朝花美穂(徳間ジャパンコミュニケーションズ)の3人が出演した。作詞家のもず唱平も姿を見せ、自ら作詞した朝花の新曲「兄さ恋唄」を歌う彼女を客席から見守るように聴き入っていた。

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写真・第215回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 この日のKOBE流行歌ライブのトップは朝花美穂。デビュー6年目で25歳。9月に発売したばかりの「兄さ恋唄」のほか、前作「しゃくなげ峠」都はるみをカバーした「大阪しぐれ」、さらには新曲のカップリング曲「花火草子」とボーナストラックに収録した「瞼の母」の5曲を歌った。

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写真・朝花美穂

 「兄さ恋唄」はデビュー5周年記念曲。前作「しゃくなげ峠」と同じ、もず唱平(作詞)宮下健治(作曲)伊戸のりお(編曲)が、前作の続編となる作品を書いた。もずが得意とする文芸作品で、若い2人の純愛物語。

 12月8日にはNiterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール(旧名古屋市民会館 中ホールで、「朝花美穂 歌芝居コンサート」も開くという。


 2人目はれいか(日本クラウン)。同ライブへの出演は10年ぶりといい、前回の出演は推薦曲コーナーで2曲程度の歌唱であった。今回は新曲「OSAKAレイニーブルース」カップリング曲「東京ボレロ」と前作のカップリング曲「紅い月のアモーレ」など7曲を歌った。

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写真・れいか

 会場にはたくさんの〈れいか応援団〉も詰めかけていたが、彼らを喜ばせたのは彼女の極め付けであるカバー曲「どうにもとまらない」(オリジナル・山本リンダ)。
 腰を振っての歌とダンスには大きな歓声と拍手が送られて、客席は大盛り上がりであった。


 トリのKenjroはデビュー14年になる。まずはデビュー曲で代表曲でもある「冬恋かなし」から歌い、新曲の「海鳥の宿」前作「口下手」などを聴かせた。
 彼は「口約束」で12年にテイチクへ移籍している。以来、毎年1枚のシングルを出し続けている。

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写真・Kenjro

 テイチク11枚目のシングルになるのが、23年9月に出した「海鳥の宿」。作詞が田久保真見、作曲は杉本眞人、編曲が南郷達也というヒットメーカーたちによる作品である。「カラオケで男性に歌ってもらえることが増えました」とKenjro。
 カップリング曲の「ほおずき」は田久保真見が詞を書き、Kenjroが作曲をしている。


 同流行歌ライブは来年20周年を迎える。主催者のひとりである岡本金丸さんはライブの冒頭で、「入場料はしばらくは値上げしません」と現行の3千円を維持していくことを明言した。また「皆さんの協力を頂きながら、(ライブは)いつまでも続けて行きたい。私は80歳まで頑張ります」と話した。

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第312回大阪発流行歌ライブ、長保有紀・伊達悠太・津吹みゆ・雨宮ゆう子が出演 [ライブ]

第312回大阪発流行歌ライブが2023年10月18日、大阪・心斎橋のBIG CATで開かれベテラン長保有紀(日本クラウン)から伊達悠太(テイチクエンタテインメント)津吹みゆ(日本クラウン)の若手、さらには歌手デビューを数日後に控えた雨宮ゆう子(ホリデージャパン)までの5人が出演した。

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写真・勢ぞろいした出演者たち


 長保有紀は23年8月にリリースした「南紀白浜はぐれ旅」(作詞・かず翼 、作曲・宮下健治、編曲・猪俣義周)をラストに歌った。
 南紀白浜の波に未練を捨てにきた女を歌った旅情演歌。この種の演歌は暗いイメージを伴いがちであるが、長保だからなのか歌の舞台が南紀だからか、軽快なメロディーで、逆に明るささえ感じさせてくれる。

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写真・長保有紀

 カップリングの「大阪えとらんぜ」は作曲を、ヒット曲「大阪で生まれた女」で知られるBOROが担当している。いかにもBOROらしい楽曲ながら、長保とピッタリとマッチしている。作詞、編曲は表題曲と同じかず翼と猪俣義周。
 この日は前作のカップリング「惚れてトコトン」と20年に出した「思い出に抱かれて」なども歌った。


 伊達悠太は12年のデビュー。8月リリースの新曲「土砂降りの雨だから」(作詞・朝日奈京仔、作曲・杉本眞人、編曲・猪俣義周)をアピールした。オリコンチャートでは初めて初登場1位にランキングされたことを報告していた。杉本にレッスンを受けた際のアドバイスを忠実に守ったからか。
 大阪流行歌ライブに初出演した時の楽曲で、前作の「涙のララバイ」も聴かせた。

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写真・伊達悠太

 新曲のカップリング曲「一目惚れのブルース」では、ゆーたコールが会場を飛び交っていた。前々作の「さすらい港」も歌い、大阪ならこの人、と選んだのがやしきたかじん。代表曲でもある「東京」をカバーすると、大きな拍手が送られていた。

 
 津吹みゆは高校を卒業してすぐに上京してデビューして8年が経つ。27歳になった。去年訪ねた奈良県を最後に、全国47都道府県すべてに足を踏み入れたという。
 11月3日にはフランス・パリの教会、マドレーヌ寺院での「世界遺産トーチランコンサート」にゲスト出演。英語とラテン語で永井龍雲作詞、城之内ミサ作曲の「もう一度あいたいビューティフルプレイス」を歌うことを知らせた。

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写真・津吹みゆ

 この日のライブでは新曲「郡上しぐれて」とカップリング曲の「母子草」などを歌った。「郡上ーー」は岐阜県郡上市で毎年夏に行われる「郡上おどり」を題材にした作品で、自ら1人旅で城下町である現地の風にあたり、人の優しさなどに触れることで歌の主人公の心情を肌で感じ取ったという。
 歌が好調な要因は、こんなところに隠されているようである。


 雨宮ゆう子はデビュー前ながら、この日が歌手として初舞台であった。デビュー曲の「あなたのそばで」とカップリング曲の.

の2曲を歌った。いずれの作品も歌手の沢井明が作詞・作曲をしている。
 雨宮は「いろんな人に歌ってもらいたい」と、話していた。

雨宮ゆう子 大阪発流行歌ライブ 10.JPG
写真・雨宮ゆう子


※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大阪流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/








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水森かおり、時代劇に初挑戦 梅沢富美男と新歌舞伎座特別公演 [舞台公演]

◆歌手の水森かおり(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2023年11月17日に大阪・上六の新歌舞伎座で幕を開ける「梅沢富美男劇団 梅沢富美男 水森かおり 特別公演」で初めての時代劇に挑戦する。特別公演は人情時代劇と歌謡オンステージ・華の舞踊絵巻の3部構成で、11月30日まで。

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写真・特別公演発表の日と重なった1日警察署長の姿の水森かおり


 水森かおりが1部の芝居「忠治外伝より 富美男とかおりの泣いて笑って火の車お万」(構成/脚本/演出・梅沢富美男)で演じるのは、ヤクザの大親分の女将さん役。

 新歌舞伎座の公演では珍しい着物姿を見せてくれる彼女だが、「身長153㌢で、舞台に出ても誰か分からないかも」と笑わせる。

 時代劇は大好きだという。決まってからはテレビで見るのも勉強目線になっている。
 とは言うものの、最初は刀の持ち方も分からなかった、といい「自分なりに演じて楽しんでもらいたい」と意欲をみせる。

 「岩下志麻さんや高島礼子さんのような迫力あるセリフを話せるかな・・・」と水森。

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 2部の水森かおり・梅沢富美男歌謡オンステージでは、今年の新曲「日向岬」などを歌うが、千穐楽が11月末になることから水森は、「公演中には紅白出場者の発表があるかもしれませんね。出場を目標に1年間頑張ってきましたので、ここで聞くことが出来るとこんな嬉しいことはありません」と、自身の連続出場回数の更新を目指す。

 特別公演の出演は水森、梅沢のほか竜 小太郎、門戸竜二、岩佐美咲、梅沢富美男劇団。


[新歌舞伎座 梅沢富美男・水森かおり特別公演]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20231117.html








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カラオケ喫茶しゃぼん玉が「感謝祭」 すぎもとまさとスペシャルライブ 北沢麻衣・長浜有美もゲスト歌唱  明石市西部市民会館 [イベント]

◆ 兵庫県加古川市のカラオケ喫茶店、しゃぼん玉(森田昌代代表)が2023年11月5日、明石市内の西部市民会館で「しゃぼん玉感謝祭」を開いた。1部のカラオケ発表会に続いて2部ではシンガーソングライターのすぎもとまさと(テイチクエンタテインメント)のライブで大盛り上がり。ゲストの北沢麻衣(徳間ジャパンコミュニケーションズ)長沢有美(エイフォース・エンタテイメント)も最新曲などを披露した。

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写真・カラオケとスペシャルゲストのライブしゃぼん玉の感謝祭


 しゃぼん玉感謝祭のクライマックスのスペシャルライブで、「しのばず物語」から最新曲「薄荷抄」まで全10曲を歌ったすぎもとまさとは、「僕の作品は歌うのが難しい、という声をしばしば聞きますが、間を取ると上手く聴こえて、存在感が増します。それより何よりも、楽しく・気持ち良く歌うのが1番で、それが絶対に聴く人に伝わります」といった〈歌唱指導〉に、観客は静かに聞き入っていた。

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写真・すぎもとまさと

 すぎもとは45分余の持ち時間に、アンコールを除いてギターによる弾き語りを見せた。
 楽曲が誕生したエピソードなどを織り交ぜながらの歌唱は、聴くものを楽しませていた。おおきな声援も送られていた。

 アンコールに用意していた最新曲の「薄荷抄」は、ちあき哲也の詞に浜圭介が曲をつけて、浜がすぎもとに歌唱を依頼したという作品。

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写真・すぎもとまさと

 「浜さんには良い歌じゃないと歌わないよ言ったんだけど、最近では使わなくなったバッキャローといった歌詞が気に入ったのと、素晴らしいメロディーが重なってすごい歌だと感じた」とすぎもと。

 客席の盛り上がりに気をよくしたのか、予定をオーバーして自身が作曲して阿久悠が詞を書き桂銀淑が歌った「花のように鳥のように」なども歌うといったサービスぷりも見せていた。

■ゲストに北沢麻衣と長浜有美が話題曲

 このところ関東、関西を忙しく飛び回る北沢麻衣「真っ赤なワイン」から「あの人の好きなうた」「港のセレナーデ」そして大評判な最新曲の「くちべにグラス」と、いずれも人気の高い4曲を聴かせた。

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写真・北沢麻衣

 彼女はこの4曲を含めてオリジナル曲と「冬隣」のカバー曲など杉本眞人作品14曲を収録した、20余年ぶりのアルバム「ヴィンテージソングス~シングルベストヒット集~ 」23年11月8日に発売することをアピールした。
 自信の楽曲が詰まったアルバムだけに「ぜひ買って聴いて下さい」と話していた。

 長浜有美「あなたにつつまれて〜お父さんへ〜」など6曲を歌った。
 「私にとって父は亡くなってからが、今まで以上に身近に感じられるようになりました」と、そんな想いを込めて歌う「等身大の作品」(長沢)である。

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写真・長浜有美

 杉本眞人作詞・作曲の「お久しぶりね」(小柳ルミ子)と杉本が作曲した「新橋二丁目七番地」などを歌った。

■プロ顔負けの歌うま揃い

 歌うまが数多く出場したカラオケ発表会ではプロ顔負けの衣装を身を包んだ人たちなど130余人が得意の歌を披露していた。

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写真・130人が出場したカラオケ発表会
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写真・岡山県美作市のカラオケえっちゃんのオーナー、山本悦子さん(右)に寄り添う北沢麻衣


 一般から歌謡講師、オーナーなどさまざまなコーナーに分けられて進められた。ゲストのすぎもとまさと、北沢麻衣、長浜有美それぞれの楽曲コーナーでは出場者が3人の楽曲を歌って会場を沸かせていた。

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写真・あいさつする森田昌代シャボン玉代表

 主催者の森田昌代さんは「しゃぼん玉ではたくさんの人が歌を楽しまれています。これからも初心を忘れずに頑張っていきます」と挨拶して、自らもすぎもとの「花のように鳥のように」を歌ってみせて、大きな拍手を受けていた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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成世昌平、一生歌うことにかけたい [ラジオ]

◆「生きていて良かった」
この言葉を聞いた時、僕の一生を歌うことにかけたい、と思った瞬間でした。

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写真・成世昌平さん

 歌手の成世昌平さんが2023年11月6日0時10分から放送があったNHKラジオ深夜便の芸の道・輝きつづけてのコーナーで、歌手道への想いを話しました。


 成世さんは1997年から毎年、熊本県にあるハンセン病療養所菊池恵楓園で民謡を歌い続けています。ある時、歌を聴いた目の不自由な人たちが喜んでくれたくれたのでした。


 それまで歌うことはお金を得る手段でもあった訳ですが、これを聞いてからは考え方が一変。人に感動を与えることに徹し始めました。


 京都市の科学機器メーカーでのサラリーマン生活を経て、母親が習っていた民謡を同じように習い始めたのが民謡の道に入ったきっかけだったといいます。


 その後、演歌・歌謡曲の世界にも入っていくのですが、民謡歌手としてデビューしてから50周年を迎えている今、歌の道への想いを改めて語りました。


 また、歌手としてのこれからについて尋ねられると、「自分の歌を価値がある状態を何時まで続けられるかであり、80歳の時にこの声を保とうと思っています」と言い切りました。


 放送では冒頭にヒット曲「はぐれコキリコ」を、エンディングでは最新曲「雪折れ竹」が流れました。

【成世昌平】









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しゃぼん玉感謝祭、11月5日に明石市立西部市民会館でカラオケとすぎもとまさとライブ 北沢麻衣・長浜有美もゲスト出演 [ライブ]

◆カラオケ喫茶店、しゃぼん玉(兵庫県加古川市、森田昌代代表)が主催する「しゃぼん玉感謝祭」が明日、2023年11月5日に兵庫・明石市立西部市民会館(明石市魚住町)で開かれる。

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 第1部が一般参加のカラオケ発表会で130余人が自慢ののどを披露する。2部はこの日のメインイベントで、次々とヒット曲を送り出しているすぎもとまさとによるスペシャルライブ。


 すぎもとまさとスペシャルライブは、午後5時30分のスタートの予定。すぎもとは今、自身の先輩で親友でもある浜圭介が、2人の共通の友である故ちあき哲也の遺作に曲を付け、すぎもとが歌った「薄荷抄」が話題になっている。


 これに先駆けてゲストの長浜有美の歌唱コーナーが3時30分から、さらに杉本眞人作曲の新曲「くちべにグラス」が好評な北沢麻衣が4時30分から出演する。


 一般によるカラオケコーナーでは、ゲストのすぎもとまさと、北沢麻衣、長浜有美それぞれの楽曲コーナーが設けられており、出場者が3人の作品を歌う。









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演歌ジャックス、11月放送は寺本圭佑とユリアがゲスト [テレビ]

◆ 奈良テレビ放送、J:COM関西・仙台などで放送中の演歌・歌謡曲番組「演歌ジャックス」の2023年11月放送のゲストは第1・2週が寺本圭佑(ユニバーサルミュージック)で、第3・4週はユリア(徳間ジャパンコミュニケーションズ)。寺本は「折鶴夜曲~おりづるやきょく~」を歌い、ユリアは「宝物」を聴かせる。


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写真・11月のゲスト寺本圭佑(左)とユリア


 寺本圭佑は、もしも私が死んだら生まれ変わった私を必ず見つけてねー。余命宣告された妻を持つ男性の心のうちを歌った実話に基づく作品「折鶴夜曲~おりづるやきょく~」を歌う。
 この言葉は妻の死後にベッドから見つかった日記に書かれていたという。

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写真・寺本圭佑

 実話だけあって説得力も強く、「究極の泣ける歌」として評判を高めている。YouTubeなどを見てライブに足を運んで来る人たちも多い。そのライブも年間1300を超えるステージを踏むほどで、全国10万キロキャンペーンも達成した。
 こうした好調に支えられて、新曲の発売はしばらくは伸ばして「まだあと1年は『折鶴ーー』を歌い続けたい」と話していた。


■3週4週のゲストはユリア

 ユリアは22年10月にリリースしたファーストアルバム「宝物」(6曲収録)の収録曲の中から表題曲の「宝物」を歌う。
 大阪市大正区出身で、大阪人らしいノリのいい明るい性格で、04年に演歌でCDデビュー。
 去年アルバムをリリースしてから、それまで積極的な音楽活動に意欲的に取り組み始めている。

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写真・ユリア

 番組で歌う「宝物」は10年前に亡くなった、歌への道を歩むきっかけを作った祖母への思い出をもとに自身が詞を書いた。作曲は同じ大阪出身のシンガーソングライター水瀬あやこ。
 アルバムには水瀬の「大阪ノスタルジー」もカバーしているほか、地元の大阪・大正をテーマに作詞した「コイツツジ」も収録している。


[今月のみどころ]
◆ 加藤みどりとみすず児童合唱団が歌った「ゲゲゲの鬼太郎 カランコロンの歌」(作詞・水木しげる、作曲・いずみたく)をMARIがJACKSモンスターズのバックパフォーマンスで聴かせる。

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写真・MARIとJACKSモンスターズによるパフォーマンスコーナー

 「カランコロンの歌」は、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のエンディングテーマ音楽であった。

 いつもながら不揃いながら真剣なパフォーマンスが笑いを誘う。その前でMARIはその都度、歌の主人公になり切って歌っている。


【レギュラー出演者と歌唱曲】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
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TAIKI「薔薇のほほえみ」
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岩井都美子「長崎の夜はむらさき」「ノラ」(カバー)
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岡田由美「夫婦椿」
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島幸作・岡田由美「夫婦の旅路」
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島幸作「青春のアルバム」
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平井一郎 「真知子」
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長生忠之「お富さん」「ふるさとの灯台」(カバー)
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林田夏美「丹後・但馬〜未練旅」
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Saori「もう一度」
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はりま美香「さくら咲く丘」「大阪あかり」
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若松秀彦「青い夜霧に濡れながら」
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秀彦・聖子「東京シルエット」
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北野雄「片想い」
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楠本佳生「あなたの灯」(カバー)

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

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演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送
J:COM仙台 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:仙台市泉区、宮城野区、若林区、富谷市、黒川郡、大川市)

[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/

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放送100回を迎えました まだまだ続けます 「はるいろいろいろ」 [ラジオ]

◆歌手のSaori林田夏美の2人がパーソナリティを務めるFM845のラジオ番組「はるいろ いろいろ」が2023年10月27日、放送開始100回を迎えた。地元関西をはじめ北海道や東京など全国のリスナーからたくさんのお祝いメッセージが寄せられていた。

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写真・左から林田夏美、番組ミキサーの佐々木翔子さん、Saori


 「はるいろ いろいろ」は21年12月3日に第1回目を放送。以来、毎週月曜日の午後4時から5時まで放送されている。

 Saori・林田夏美がリスナーからのメッセージを紹介する「はるいろ文通」のコーナーをメインに、旬の歌手たちの歌を紹介している。
 スタジオにゲストを招いてのトークコーナーもある。

 27日の放送では、北海道札幌市のリスナーから「毎週の楽しみを作ってくれてありがとう」などのメッセージが寄せられていたし、東京・浅草からは「オレたちの生きる楽しみ」といった内容のコメントも。

 また神奈川県厚木市からは「この番組を聴いて2人のファンになりました」といった便りも届いていた。
 中には「リスナー目線の番組内容が好きです。月に1回は有給を取って聴くようにしています」といった熱心な人からのメッセージも寄せられていた。

 番組では時間内に紹介出来なかったメッセージも含めて、全メッセージを紹介するYouTube版「はるいろ いろいろ」も配信している。

 この日のゲストの関西発の音楽情報サイト「Music news jp」の曽崎重之編集長には、「いつも素晴らしい写真がアップされていますが、上手く撮る秘訣はなんですか」などの質問メッセージもあった。

 それに曽崎編集長は「構図など技術的な事もありますが、被写体に対する愛情が1番大切」などと答えていた。

 番組ではまた、Saoriと林田の歌を紹介すると共に、前日に誕生日を迎えた歌手二見颯一(日本クラウン)の10月25日発売の新曲「罪の恋」と、中澤卓也の「約束」などが紹介された。

 Saoriと林田は「100回も続けて来られたのもリスナーの皆さんのお陰です。これからも長くお聴きください」と話していた。
 番組はまた、3年目に突入する12月には記念放送も予定しているという。

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真木柚布子、ファンクラブ「関西柚子の会」の集い開く 来年1月新曲発売の報告も [イベント]

◆来年にデビュー35周年を迎える歌手真木柚布子(キングレコード)が2023年10月14日、大阪市鶴見区内でファンクラブ「関西柚子の会」(会長・立川昌司氏)の集いを開いた。オリジナル曲を歌うとともに、来年早々に新曲の発売を予定している事も明らかにした。クラブ員はそれぞれカラオケも楽しんでいた。、

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写真・集合した関西柚子の会のメンバー
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写真・笑顔いっぱいに歌う真木柚布子


 冒頭、ご挨拶代わりにーと、真木柚布子「大阪マンボ」を歌って踊って盛り上げると、会員たちが次々と選曲した理由を言って、得意のカラオケを披露していた。

 立川昌司会長は北島三郎の「谷」を熱唱した。「還暦を過ぎた頃、ゴルフに妻を誘ったところ、交換にカラオケに付き合ってくれたら行きます、と条件を出されたのが、カラオケを歌うきっかけでした」
 20年ぶりというカラオケを披露して会場を沸かせていた。

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写真・挨拶する立川会長

 真木が歌手デビューする以前に所属していた劇団四季で同期で、今でも交流がある女性は、このイベントが開かれた後に亡くなったシンガーソングライター、もんたよしのりさんの「ダンシング・オールナイト」歌った。

 「劇団時代から数えると、彼女は来年で42周年になります。皆んなの面倒見のいい人でしたよ。当時のレオタード姿の写真がないので、50周年の時に2人で写真を撮りたい」と話すと、会場からは歓声が起こっていた。

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写真・カラオケを歌う柚子の会の井上美代子さん

 真木は歌手になって2度新人賞をもらっているという。その最初が松本真季の名前でのデビュー曲「浮気ならいいわ」(テイチク)であった。
 後に若原りょう(テイチク)が歌っているが、それをカラオケで聴かせた会員もいた。

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写真・北海道~大阪~長崎とご当地ソングも披露

 2部は真木の歌謡ショー。出身地を歌った「美唄の風」から20周年の記念曲「愛をありがとう」まで10曲を聴かせた。

 そうした中で大阪へは何度も足を運んできている。それだけに「第2の故郷と言ってもいいくらいに愛している町です」といい、オリジナル曲の中から「大阪ブギウギ」(2014年)最新曲の「マンボ 大阪パラダイス」といった大阪のご当地ソングも歌った。

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写真・来年1月には新曲も

 来年1月10には新曲の発売を予定している。長崎県出身の中島年張さんが作詞した作品で、「優しい女性を思い描いた、とてもいい歌」(真木)だという。
 この中島、芸能界に身を置いて45年なるそうで、今回の作詞で3作目で、エッセイも書いている。このほどそれに真木が曲を付けた。

 この日、真木のギターに合わせて、中島がエッセイを朗読する一幕もあった。

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写真・ギター演奏を披露する

 真木は来年の35周年の企画を練っているところで、「関西でも大きな会場でコンサートをぜひ開きたい」と意欲をみせた。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[真木柚布子 オフィシャルサイト]
http://www.yukomaki.com/
[真木柚布子 キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=12453







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第6回 百歌響演 白鳥まゆと岡田美智子が出演

第6回百歌響演~二人のジョイント定期ライブが2023年10月19日、堺市中区のフクダスタジオで行われた。出演したのは白鳥まゆ(日本クラウン)と岡田美智子(メロディーレコーズ)。開場前から入り口には長い行列ができ、会場はあっという間に満員になった。

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写真・共演した白鳥まゆ(左)と岡田美智子


 会場は西日本一ステージと客席が近いといわれるほど小さい。
 まずは岡田美智子が登場。歌謡教室のハービーボイスアカデミーを主宰。歌謡講師としても活動している。

 多くのカラオケ愛好家に歌の指導を行っている彼女、大阪府堺市在住である。コロナ下の20年9月に、恩師の永田要之助の作詞・作曲の「ライフ・アンサー」でメロディーレコーズから歌手デビューした。

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写真・岡田美智子

 9月24日には歌手の浅田あつこと音葉潤、それに永田をゲストに迎えて、「第24回ハービーボイスアカデミー発表会」を開催したばかり。

 岡田はデビュー曲の「ライフ・アンサー」カップリング曲「愛の声」や「紅い川」(浅田あつこ)「春蝉」(岩本公水)などを披露して、「素敵な共演者と、温かく迎えてくださったお客さまとご一緒できて、とても幸せな1日を過ごせました」と話していた。


 岡田からバトンタッチしてステージに現れたのは白鳥まゆ。大阪府貝塚市在住。14年7月にメロディーレコーズから「チュラサン娘」でデビュー。
 がん患者とその家族を支援をするチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン泉州かいづか」の実行委員でもある。

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写真・白鳥まゆ

 17年に日本クラウンに移籍して、去年4月に移籍第2弾シングル「涙のバラード」をリリース。今年7月には第3弾シングル「いつか来る朝に」を出している。

 白鳥は「いつか来る朝に」「涙のバラード」などのオリジナル曲と、越路吹雪の「愛の讃歌」を歌い、「今日の皆さんとの素敵な出会いが長く続きますように、明日からも頑張ってまいります」と、意欲を見せた。

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高橋樺子、両エクボは幸運の印 福島はじめのハピネス歌謡曲(ラジオ関西) [ラジオ]

◆活動拠点を大阪から沖縄に移してオキナワミュージックとヤマトミュージックの融合楽曲を模索している歌手の高橋樺子(UTADAMA MUSIC)が2023年10月30日にラジオ関西で放送される「福島はじめのハピネス歌謡曲」(21時15分〜)に出演する。

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写真・高橋樺子(右)とパーソナリティの福島はじめ


 高橋は沖縄に移住してから周りからは「樺ちゃんの両頬にあるエクボは幸せのしるしだよ、とよく言われる」そうである。
 番組ではそうしたエピソードを披露。

 コロナ下ではマスクをすることも多かったけれど、外すとそのエクボが強調されるらしい。
 「エクボに福を感じるよ。見ているだけで幸せをなる」
 そんな声もたくさん聞こえてくるとか。

 沖縄には布袋(ほてい)様のようなお面をかぶった「ミルク神」(弥勒さま)という福の神がいるという。
 「その顔がわたしに似ている、って言われています」といい、沖縄の人たちを幸せにしているようである。

 この取材をしたラジオ収録のスタジオでも、高橋からはずっと笑顔が絶えず、周囲を和やかにしてくれていた。


動画・収録後の話も盛り上がっていた


[高橋樺子 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/kabakko/








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北川紀恵、久々のステージは歌謡フェスタ 「北の桟橋」などを歌う [ライブ]

◆CDショップミヤコ瓢箪山店(大阪府東大阪市)と松山音楽事務所(同)が主催する「歌謡フェスタ ゴールデンライブ」が2023年10月8日、大阪府八尾市のJOKホールで開かれた。白鳥まゆ、永樹、松山ひろしらと共に、久々に北川紀恵もステージに上がった。

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写真・北川紀恵


 「しばらく体調を崩していて、久しぶりの舞台で緊張しました」
 こう挨拶した北川紀恵は2021年4月にリリースした表題曲の「北の桟橋」とカップリング曲を含め4作品を披露した。

 カップリング曲の3曲は、軽快にダンスを交えて歌う「恋して神戸」と、聴くものを元気にしてくれる応援歌でもある「上を向いて歩こうやないの」。そして夫婦をテーマにした王道演歌である「夫婦ごよみ」

 北川はトレードマークでもある笑顔をいっぱいにステージを務めていた。

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写真・歌謡フェスタの出演者たち

 また白鳥まゆは最新曲「いつか来る朝に」永樹は今年3月にリリースした「ラストバラード」松山ひろし「1に○○百歳音頭」などをそれぞれ歌った。








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第238回歌謡曲応援の会に白鳥まゆ・速水吉平・湊空慶子・山田壽一・坂本ひろし&氷川ゆうこが歌唱 [ライブ]

第238回歌謡曲応援の会が2023年9月27日、大阪・梅田のライブハウス、ロイヤルホースで開かれ白鳥まゆ・速水吉平・湊空慶子・山田壽一・坂本ひろし&氷川ゆうこ6人が出演した。

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写真・出演者たち


 関西の演歌・歌謡曲界を育てようと2000年から毎月行われている。この日の歌唱の1人目はデビュー9年目の白鳥まゆから。

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写真・白鳥まゆ

 22年7月に日本クラウンから出した「いつか来る朝に」と、そのカップリング曲「未来へ続く道~ニューバージョン~」前作の「涙のバラード」などを歌った。
 最新曲の「いつか来る朝に」と「未来へ続く道」は白鳥自身による作詞・作曲で、「前向きで清涼感ある歌の世界を目一杯詰め込ん」(日本クラウン)という。

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写真・速水吉平

 速水吉平は「京都生まれの京都育ち、京都が大好き」といい、主に京都で活動している。FM845(京都・伏見区)ではパーソナリティを務めている。
 この日は「宵街」「嘆きのボレロ」最新曲の「心都情歌(みやこじょうや)」などを歌った。

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写真・湊空慶子

 湊空慶子は京都生まれながら、今は大阪に住んで幅広く活動している「可愛いおばちゃま」。
 デビュー前からシンガーソングライターの増田空人に師事。増田の作品を歌い続けている。
 ライブ当日が発売日であったニューシングル「晩秋」(作詞・志賀大介作詞、作曲・増田空人)を早速聴かせた。カップリング収録の「哀愁港宿」「秋色の街で」も歌った。

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写真・山田壽一

 山田壽一は今年5月にリリースした「風の盆哀歌」とカップリング曲「男の恋唄」を聴かせるとともに、デビュー曲の「風ごよみ」なとを歌った。
 「風の盆ー」は山田が作詞した作品で、毎年足を運んでいる富山・八尾町の風の盆の踊りを歌の間に取り入れている。
 「男のー」は作詞・作曲ともに山田が手がけている。

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写真・坂本ひろし/氷川ゆうこ

 坂本ひろしはキャバレー全盛期に大阪・ミナミのナイトクラブのステージなどを賑わせたベテラン歌手。
 この日も低音でムードたっぷりな歌謡曲「夜霧に消えた恋」や「曽根崎夜雨」などを歌った。

 第239回は10月25日、大阪・梅田のロイヤルホースで開かれる。出演者は天水春伽・雨宮ゆう子・池上園美・ブルー・舞ゆうじの5人。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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