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福島はじめ・山田壽一・高山竜一が一の会ライブ 大阪・梅田ロイヤルホース [ライブ]

◆名前に一が付く歌手が3人寄っての「一の会ライブ」が2024年1月23日、大阪・梅田のジャズライブハウス、ロイヤルホースで開かれた。デビュー28年になる福島はじめ(旧・福島一、日本クラウン)と山田壽一(ホリデージャパン)高山竜一(イーストジャパンミュージック)が出演。最新曲やこだわりのカバー曲を披露した。

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写真・一の会ライブの出演者たち


 関西発歌謡曲応援の会の特別バージョンとして初めて開催された。

 福島はじめはデビュー当時の芸名、椿あきら時代に、先頃亡くなった小金沢昇司が椿に書いた「瞬間(いま)の恋」から歌い、大阪出身の西田佐知子が歌い、日本酒・菊正宗のCMソングでも知られる「初めての街で」都はるみの「王将一代 小春しぐれ〜歌謡浪曲」などを歌唱した。
 自身の最新曲「相馬 明日酒」も聴かせた。

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写真・福島はじめ

 山田壽一はサラリーマンを経て歌手デビューしている。そのデビュー曲の「風ごよみ」から、民謡を歌っていた経験も長く九州・宮崎の民謡、日向木挽唄を挿入した「日向恋しや」さらに最新曲「風の盆哀歌」そのカップリング曲で自身が作詞・作曲した「男の恋唄」などを聴かせた。
 天童よしみの「幸せはすぐそこに」もカバー。

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写真・山田壽一

 高山竜一は出身地の広島と関西で拠点とする兵庫・西宮市をホームベースにして、徐々に頭角を表しつつある。
 この日は17年のデビュー曲「時間という竜よ」から3枚目シングル「愛の終焉」最新曲「螢火」を歌い、大好きだという前川清の「花の時 愛の時」のカバーもした。

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写真・高山竜一

 この日のゲストは歌手で女優である吉野悦世、関東を中心に活動している正木奈々子の2人が出演して最新曲を披露した。

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写真・吉野悦世

 その1人の吉野は、新歌舞伎座で3月3日から17日まで行われる藤あや子らによる「花盛り四人姉妹〜吉野まほろば物語〜」に出演する。それをアピールするとともに、CD未収録の最新曲「でも逢いたくて」「移り紅あと」を披露した。いずれも久仁京介の作詞作品。

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写真・正木奈々子

 正木は大阪では2度目のステージ。60歳を過ぎてのデビューであったが、そのデビュー曲の「高山本線旅めぐり」は、岐阜・高山市に住んでいた母親の頼みを実現して、高山を舞台に歌う。
 二胡の音色が印象的な最新曲「黄昏ラプソディ」も歌った。

※写真の無断使用はお断りします。








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第315回大阪発流行歌ライブ、日本クラウンの5人、成世昌平・竹村こずえ・五条哲也・羽山みずき・れいかが出演 [ライブ]

成世昌平、竹村こずえ 、五条哲也、羽山みずき 、れいかといった日本クラウン所属の5人の歌手が揃った第315回大阪発流行歌ライブが、2024年1月17日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた。ベテランの成世から初出演のれいかまで多彩な顔ぶれで観客を楽しませていた。

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写真・勢揃いした第315回大阪発流行歌ライブの出演者たち


 成世昌平がこの日、最後に歌ったのは23年11月にリリースしたばかりの「あんちゃん」であった。
 作詞は「北国の春」のいではく。作曲は聖川湧である。成世作品の歌詞と言えばもず唱平であるが、意外にもいでが起用された。

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写真・成世昌平

 「もず先生は望郷歌と言えばいでさんだろう、とわざわざ東京まで出かけて作詞を依頼されました」と、もずは今回はプロデュース役に回ったのである。成世を「はぐれコキリコ」だけの歌手で終わらせたくなかったからであったという。

 成世のふる里は広島県の山間部にある三次市である。そこでの子供の頃の体験から出来上がったのが前作の「雪折れ竹」である。雪の重みに耐えかねて、竹がポーンと弾ける音から着想した作品であった。
 「昭和38年のサンパチ豪雪の時、家の裏山から良く聞こえてきたものでした」と彼は振り返りながら、この歌を聴かせてくれた。


 竹村こずえは2年3ヶ月ぶりという新曲を披露してくれた。腰まであったという髪の毛はショートにして、しかも金髪。衣装の着物も金色で、ガラッとイメージチェンジをしての登場であった。

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写真・竹村こずえ

 その新曲とは「女の燗月夜」。良く響く唸り節は健在で、久々の表舞台とは思えない張りのある声は、2014年の「能登の海鳴り」での鮮烈なデビューを思い出させてくれるほどである。
 「約2年間、歌手業を休んでの復帰でした。思うように出ない声やこぶしには、元に戻すのに苦労しました」と竹村。

 燗酒が重要な役割を果たす1曲であるが、竹村は全く飲めないという。酒席ではもっぱらオレンジジュースである。


 五条哲也は1月10日に発売した「好きさ神戸」を披露した。前作の「大阪グッバイ」で初めて浜圭介作曲の作品に挑戦したが、今回は舞台を神戸に移して再び浜作品に挑んでいる。
 今作の作詞は荒木とよひさ。「いきなりサビから入る歌詞」は強烈な印象を与える。黄昏、ワイン、フランス映画など神戸をイメージさせる歌詞がテンポ良く続いて、五条にとってまた新たな1ページが出来上がったようである。

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写真・五条哲也

 カップリングの「真夜中のヴィーナス」は「80年代のポップスを思い起こさせる」といい、この曲で客席をラウンドした。
 新曲の衣装に合わせて目下、ダイエットに挑戦中で、目標はマイナス5キロだとか。


 羽山みずきはデビュー9年目。この流行歌ライブ当日はちょうど羽山にとって、10枚目のシングル「恋春歌」の発売日であった。そのジャケット写真の撮影でも着た衣装の着物姿で新曲を歌った。

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写真・羽山みずき

 決して一緒になれない2人の切ない歌である。胡弓の音色に高音のファルセットは、それを感じさせるのには十分だが、「哀しくならないように歌う工夫をしました」(羽山)というから、キャリアと共に歌の巧みさも増しているようである。

 恋する女の浮き浮きして気持ちを歌った「わたし舟」はコロナ下で「なかなか皆さんに会えなかった時に出した歌」(羽山)であった。会場ではこれを歌い、彼女らしさを感じさせる1曲でもあった。


 れいかは大阪発流行歌ライブには初めての出演であった。まずは新曲「OSAKAレイニーブルース」のカップリング曲「東京ボレロ」から歌った。
 どちらも作詞を冬弓ちひろ、作曲は杉本眞人のコンビによる作品である。彼女が杉本作品を歌い始めたのは日本クラウン第1弾の「優しい嘘をください」(2018年)から。

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写真・れいか

 観客を楽しませる事を第1に考えるれいかであるが、そのひとつが山本リンダの「どうにもとまらない」などのカバー曲に合わせた腰を振ってのダンスで、この日も存分に披露してくれた。
 連日のようにカラオケ喫茶店など客の身近な場所で繰り広げるミニライブで培った〈技〉なのである。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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中澤卓也、今年も3月から全国ツアースタート 全公演に参加する熱烈ファンも 2月には新曲も [インタビュー]

◆たくさんのペンライトが揺れる中、「今年も帰って来る事が出来ました」とあいさつした歌手中澤卓也。去年12月のランチショーは満員のファンで盛り上がっていた。相変わらずの人気である。今年はシングル「陽はまた昇る」(タクミレコード、2022年9月発売)のタイプBを2月14日のバレンタインデーにリリースする。3月10日からは全国ツアーもスタートさせる。ファンにとって今年も楽しみな1年になりそうである。

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写真・大阪な新阪急ホテルでのランチショーで 2枚


 中澤卓也28歳。歌手デビューして7年目になる。その彼が去年末に京都のコミュニティFM、エフエム845でインタビューに応えて「今はバンドメンバーと一緒に曲を作って全国を回るツアーを楽しんでいるのが、とても新鮮です」と話した。

 今年3月から始める全国ツアーは去年と同じように、演歌・歌謡曲などを弾き語りを交えて17公演程度を予定している。
 「去年9月のロームシアター京都サウスホールなど、毎年、公演数が増えているのは嬉しいことですし、去年は17公演すべてに来てくれたファンもいました」と中澤。

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写真・今年も全国ツアーに意欲を示す中澤卓也

 今年は3月10日の東京会場のZeppダイバーシティ東京を皮切りに、同23日には神戸朝日ボール、4月6日の新潟・長岡市立劇場が決定している。
 「常にこの新しい気持ちで観客の皆さんに歌を届ける事が出来たらいいですね」

■30歳の節目に向けて充電へ

 去年4月にはアルバム「HANDS MADE」(全7曲)を出している。全曲が新曲で中澤が作詞をして、バンドメンバーたちと楽曲として仕上げたという。「みんなの手で作り上げた」(中澤)、その名の通りにハンドメイドなアルバムなのである。

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写真・熱烈なファンが集まった23年末のランチショー(大阪新阪急ホテル)

 2月14日にリリースする「陽はまた昇る」タイプBは、カップリングに新曲を収録する新たなシングルである。

 去年は結婚もしてプライベートも変わった。「前を向いて進んで行きます」と話す中澤だが、25年には30歳の節目を迎える。「今年1年、そこへ向けて1段上がるための土台を作る充電の年にしたい」と意欲を見せる。

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写真・FM845の番組「はるいろいろいろ」でギターの弾き語りを披露



動画・2024年の抱負を語る(2023年末に収録)

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[中澤卓也 オフィシャルサイト]
https://www.nakazawatakuya.com/








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川口哲也の新春パーティー、歌った歌った オリジナル曲からカバー曲まで ゲストは「心いくとせ」好評の三浦潤平 [イベント]

◆歌手の川口哲也(日本クラウン)が毎月開催している「川口哲也のパーティー」が2024年1月21日、大阪・八尾市の歌ごえスタジオかわぐちで行われた。ファンでいっぱいの会場では、川口がオリジナル曲の数々を歌ったほか、ゲストの三浦潤平(テイチクエンタテインメント)は人気曲「心いくとせ」などを聴かせた。

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写真・新春パティ―で歌う川口哲也
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写真・ゲストの三浦潤平(左)と


 川口哲也の歌を堪能出来るぜい沢ななライブとして定評のある、毎月恒例の「川口哲也のパーティー」。今回は新春特別バージョンで、新年会らしく和太鼓の演奏でオープニングとなった。
 川口はファンから贈られたという丈の長い法被をまとって現れると、太鼓の音色に合わせて「河内男のあばれ太鼓」から歌い始めた。

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写真・和太鼓の演奏で歌う川口哲也

 さらに大好きだという北島三郎の「浪曲太鼓」(作詞・作曲原譲二、補作詩 :・星野哲郎)をカバー。続いては「河内一代無法松」といった具合に、正月らしさを演出した。

 川口には男らしさを歌った河内ものから、自らの人生を重ねて自身で作詞・作曲してこの日も聴かせた「男の人生」のような作品と共に、ムード歌謡の世界でも存在感を示してあり、これもたっぷりと聴かせた。

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写真・川口哲也
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写真・ファンとデュエットのコーナー

 ムード歌謡でまずは「おまえに惚れて」「みなと神戸」を。
 いずれも先日、病気で亡くなった百音の作詞によるもの。続いて歌った「心はお前においていく」は、麻こよみが作詞しているものの、百音が強力に推した歌手、加門亮(故人)が歌う予定だったという。
 「加門さんがレコーディングまでしたけれど、私が歌う事になった」(川口)とされるムード歌謡曲である。

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写真・川口哲也

 パーティーではまた、参加した人たちと一緒にデュエットするコーナーも。「東京ナイトクラブ」(フランク永井・松尾和子)「ふたりの大阪」(都はるみ・宮崎雅)「銀座の恋の物語」(石原裕次郎・牧村旬子)をそれぞれ3人と歌った。

■「心いくとせ」が人気の三浦潤平

 ゲストコーナーに登場した三浦潤平は、先日放送されたラジオの生番組「川口哲也と歌仲間たち」(FMちゃお)にも出演したばかり。
 テイチクからのメジャーデビュー第1弾の「心いくとせ」とカップリング曲の「日めくり」を歌った。インディーズ時代の下積みが長かったこともあってか、いずれの楽曲も聴く人の心に染み渡っていたようである。

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写真・ゲストの三浦潤平

 乳母車や三輪車に乗りながら演歌を歌っていたという、「変わり者の子どもだった」(三浦)ようであるが、その頃からの愛唱歌の「小樽のひとよ」(鶴岡雅義と東京ロマンチカ)も聴かせた。

 彼は歌手デビュー前にはアニメやゲームの声優をしていた。その特技を活かしてバイクやフォーミュラカーの音まねを披露して拍手を受けていた。

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写真・ゲストの三浦潤平

 このほか集まった川口ファンによるカラオケや飛び入りの歌手草笛四郎による歌唱もあった。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[歌ごえスタジオかわぐち]
http://kawaguchi-tetsuya.com/








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幻の鉄道を訪ねて 京都・木津川市加茂町と奈良を結んだ大仏鉄道跡を歩いた 第32回歌を歩く [イベント]

◆明治期にわずか9年で姿を消した幻の鉄道、大仏鉄道の遺構を歩いた。2024年1月20日に行った「第32回歌を歩く」である。奈良の歌も数々あるが、代表曲と言えばやはり、吉永小百合さんが歌った「奈良の春日野」(かつて歌を歩くで取り上げた「天満橋から」のカップリング曲)であろう。この日の楽曲に選定して、大仏鉄道の遺構を巡りながら、奈良から京都・加茂までの20キロ近くを歩いた。

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写真・近鉄奈良駅に集合した第32回歌を歩くのメンバー


 大仏鉄道とは明治31年に開業した、鉄道会社「関西(かんせい)鉄道」の加茂駅(現在のJR加茂駅、京都府木津川市)から大仏駅(奈良市法蓮町、明治40年に廃止)の区間の愛称であった。

 奈良市のホームページによると、「近鉄奈良駅の北西、現在の奈良県立大学から少し北へ歩いた佐保川の近くにあった大仏駅は、東大寺の大仏詣で多くの人々が利用して、同社の花形路線でした。しかし、当時の資料がほとんど残っていないことから、幻の大仏鉄道と呼ばれている」という。

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写真・大仏鉄道記念公園

 近鉄奈良駅に11時に全員が集合して、チェックポイントである大仏鉄道の遺構を探しながら、JR加茂駅を目指して歩き始めた。
 最初のポイントは大仏鉄道記念公園。ここはかつて大仏駅があった所で、今は機関車の動輪モニュメントが建てられているだけの小さな公園であった。

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写真、国境食堂と名物のとんかつ定食

 次は昼も近くなっていることから、奈良市奈良坂町の峠にある国境食堂へ向かう。古い建物の昔ながらの定食屋なのかと思いきや、大きな綺麗な店舗が立っていた。
 駐車場はいっぱいで、順番を待つ人もいて、その人気の高さをうかがわせていた。

 鹿川隧道、松谷川隧道、途中、坂井珈琲で休憩して午後3時過ぎから再び歩いて井関川狭量跡、赤橋を経て加茂駅へと向かった.
 隧道の上を線路が敷かれて列車が走っていたのであるが、いずもレンガ造りのそれらは時代を感じさせる遺物であった。

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写真・鹿川隧道、松谷川隧道、井関川狭量跡、赤橋

 大仏鉄道は加茂と奈良を最短距離で結んだと言われている。それだけに起伏の激しい場所も通る。今は舗装された道路になっているが、思った以上に疲れるコースでもあった。

 鹿も出て来そうな山々を切り拓いて敷かれた鉄路を走る大仏鉄道の列車の姿を思い浮かべると、のどかな風景が見えてくるようであった。
 またこうした遺構を見ると、江戸期から解き放された明治の人たちのバイタリティの高さにも感心させられる。

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写真・

 集落を抜けて加茂駅を目指してのラストスパートは、周囲を山に囲まれた広い田園地帯を歩く。駅に着くなり改札内にあるトイレに駆け込む。

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写真・JR加茂駅

 この駅周辺にはコンビニが唯一の駅前商店と言っても良いくらい寂しい場所であった。そんな中で駅裏に高層マンションが建っているのは異様に映った。

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写真・JR加茂駅で









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入山アキ子、龍の絵に注文殺到 「福島はじめのハピネス歌謡曲」を収録 [ラジオ]

◆最新曲「一泊二日」が好評な歌手の入山アキ子(テイチクエンタテインメント)が2024年1月19日、ラジオ関西のスタジオで行われた「福島はじめのハピネス歌謡曲」の収録で、3年前から描き始めた龍の絵の人気が高まっている事を明かした 。放送は24年2月19日午後9時30分から。

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写真・番組パーソナリティの福島はじめと


 入山アキ子が描く龍の絵が注目を集めるようになったのは2021年頃から。
 そのきっかけとなったのは、2019年にリリースしたシングルCD「女の恋ざんげ」のジャケットに使う絵として描いてみては、と当時の和久井音楽事務所の和久井保社長から依頼されたことであった。

 最初の絵を描いた翌年にはコロナ騒動の影響を受けて、歌手としての仕事が減少していた。それを補うひとつが絵を描いてグッズとして販売することであった。

 元々、神社仏閣へ行くのが好きだった入山は、そこにある絵や彫り物などの写真を撮っていた。その中にあった龍を参考して描き始めたという。
 今までに5、60点を描いている。中には大企業の社長室に飾られたものもあるなど、注文が次々と入るようになった。

 最近は若い女性からも注文があるという。「龍の目から描き始めますが、依頼を頂いた方の顔を思い浮かべながら描いています」というから、絵の表情は全て異なっているようである。

 入山は「今年は辰年という事もあって、たくさんの龍の絵を描く事になりそうです」と話していた。


動画・楽しい収録を終えて・・・感想は

 「福島はじめのハピネス歌謡曲」(ラジオ関西、毎週月曜日午後9時30分から)は、福にまつわるエピソードをゲストにインタビューするコーナーが人気の歌手福島はじめがパーソナリティーを務める番組。
 今年から放送時間を30分へと拡大しており、歌謡大作戦などの新コーナーも新設している。

※写真・記事の無断使用はお断りします。

[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/








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入山アキ子、淡路島で「一泊二日」のキャンペーン もうひとつの「紀淡海峡」の里で歌う [イベント]

◆デビュー15周年を迎えている歌手入山アキ子(テイチクエンタテインメント)が2024年1月18日、兵庫県・淡路島の淡路市と南あわじ市にあるカラオケ喫茶店3店舗で、話題が高まっている最新曲「一泊二日」のキャンペーンを行い、この島でどうしても歌いたかったという人気曲「紀淡海峡」も聴かせた。

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写真・カラオケ喫茶エース
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写真・ドルフィン
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写真・カラオケサウンド福


 第一興商の通信カラオケ、DAMで配信されている入山アキ子の楽曲の中で最も良く歌われているのは、最新曲の「一泊二日」と14年にリリースした「紀淡海峡」だという。

 とりわけ「紀淡海峡」は入山にとって初めて和歌山を舞台に、紀州加太から淡路を望む紀淡海峡を歌ったもので、関西での人気高さは人一倍だとして知られている。
 発売10年になる事から今年、和歌山では記念イベントも予定されているほど。

 この紀淡海峡は、紀州・和歌山市と淡路島の間の幅11キロメートルの海峡をいう。
 和歌山から見た海峡もあれば、対岸の淡路島側から望む海峡もあるわけて、かねてからの入山の「ぜひ淡路島で本格的に『紀淡海峡』を歌いたかった」といった夢が、今回叶えられた。

 訪問したカラオケ喫茶店はカラオケ喫茶エース(淡路市久留麻)とドルフィン(同志筑新島)カラオケサウンド福(南あわじ市八木新庄)。いずれも入山にとっては初めて訪ねるところばかり。
 1軒目のエースではまず、「13年勤めた看護師を辞めて歌の道に入って15年、まだまだ挑戦の真っ最中です」と自己紹介をして、「一泊二日」から歌い始めた。

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写真・カラオケ喫茶エースで歌う

 この「一泊二日」は、作詞家の久仁京介と作曲家の四方章人の作家陣が、「ヒットする楽曲を書いた」という作品で、これを入山は「囁くような歌い出しで秘めた恋を歌った楽曲です。覚えやすいメロディということもあって、多くの皆さんに歌われています」と説明した。

 この店の客の間でもすでにたくさんの人に歌われている事もあって、男女合わせて6人が1コーラスずつを歌う人気ぶり。
 また、ギタリスト斉藤功によるギター演奏を取り入れた「一泊二日 ギターバージョン」も聴かせると、観客からは花束が贈られていた。


 次に訪ねたドルフィンでも「一泊二日」「紀淡海峡」を歌い、キャッチフレーズの〈元気で笑顔〉な姿を見せて、集まった人たちを楽しませていた。

 入山は去年末に73歳で亡くなった八代亜紀と同じ作曲家鈴木淳(故人)、作詞家悠木圭子の門下生で、2人の最後の弟子でもある。
 八代亜紀の存在は入山にとって、いつも背中を追いかけて来た大きな存在である。

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写真・2軒目のドルフィンでも

 トラックドライバーの女神と言われた八代を真似るかのように、彼女もまた鋼(はがね)船団と呼ばれるグループのトラックドライバーたちに愛される存在で、その彼らを歌った「義理と人情と愛をのせて」は自らが詞を書いているほど。
 それを披露すると共に、入山が17年に出した全曲集に収録している八代亜紀の代表曲のひとつ「なみだ恋」と「ともしび」も歌った。


 最後はカラオケサウンド福でもまた、淡路島に縁のある「紀淡海峡」と、ヒットするまで頑張りますと意気込む「一泊二日」を歌うと、ひときわ大きな拍手が送られていた。

 入山は自分の〈がんばり屋〉ぶりの一端を披露。歌手としてのスタートは自費出版したCDであったが、自分で買い取ったCDを1年間で1万枚を売り切った事や、今は年間50ヶ所を目標に実施している男歌を歌う「オトコウタライブ」などで全国を駆け巡っていることも知らせた。

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写真・最後はカラオケサウンド福

 そんな中で「一泊二日」のカップリングに収録した「わたしのふる里」では、手足を動かす健康体操を取り入れながら歌ってみせた。

 この日の予定を全て終えた入山は「素敵な時間をいただき、幸せに歌わせてもらいました。歌の心を忘れずにいれば、いつか必ず中央に立てるという亡き鈴木先生の声を胸に、これからも歌い続けていきます」と、笑顔で淡路島を後にした。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[入山アキ子 オフィシャルサイト]
https://xn--cckwa042wikihmb.jp/
[入山アキ子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/iriyama/








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羽山みずき、10枚目のシングル「恋春花」 デビュー10年目に向けてのステップにしたい [インタビュー]

◆元出羽三山の巫女で歌手の羽山みずき(日本クラウン)が2024年1月17日、デビュー10枚目のシングル「恋春花(こいしゅんか)」をリリースした。この日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた第315回大阪発流行歌ライブで披露した。愛おしい人と添えない切ない女心を歌う。流れる胡弓の音色が哀愁感を誘う。来年の10周年に向けてのステップにしたい、と新曲への意気込みを見せる。


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写真・10年目への意欲を見せる羽山みずき


 歌手デビューのために上京する際、ほら貝と神棚をキャリーバッグに詰めて来ましたー。
 高校を卒業してデビューするまでは巫女を務めていた羽山らしい、歌手への荷物であった。今でもマンションにある神棚には水と米、塩のお供えは欠かさず、毎日手を合わす。

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 「日本人の心の原点ですから。(手を合わせる事で)何かに迷った時には気付かせてもらえる事があります。今まで歌手を続けて来られたのも、神様に守られているのかもしれません」
 デビュー9年目の自らをこう振り返っている。

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写真・大阪流行歌ライブで歌う羽山みずき

 17日に発売した新曲「恋春花」は、今までの羽山みずきのイメージを変えた、初めて歌う曲調だという。
 しかも「違和感なく自然体で歌える作品でもあります。切ない曲ですが、哀しくなり過ぎないように気をつけて歌っています」という歌唱からは、タイトルイメージ通りに綺麗で優しさを感じさせる。

 「メロディといい胡弓の音色など、すごく好きな楽曲です。愛する曲に出会えて幸せです」

 羽山が歌ってきた多くの歌が、聴く人の心を癒してくれている。それを色にたとえると、ふわぁとしたパステルカラーのようである。
 新曲発売日の前日には京都・大阪の2会場でキャンペーンを行なった。会場では「お客さんがすごく盛り上げてくれて、いいスタートが切れました」と羽山。

■2月には初の生バンドライブ

 羽山は1月1日夕刻、特急列車で帰省途中であったが、JR新潟駅で能登半島大地震に遭遇した。乗っていた列車は止まり、山形・鶴岡市の実家から車で迎えに来てもらうまでの約6時間、津波を避けるために駅のホームの待合室で座り続けていた。

 そんな2014年の幕開けであったが、今年は「10周年に向けていいスタートを切りたい」と、まず2月4日には東京都内で初めて生バンドの演奏でライブを開くという。

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写真・生バンドでフォークをカバーする
 
 ワンマンで約1時間半の枠で目下、構成を考えているところである。歌唱するのはほぼカバー曲である。
 「フォークソングやJポップスなど色んなジャンルの歌を取り入れたい」
 中には大好きな「22才の別れ」(伊勢正三)「悲しくてやりきれない」(ザ・フォーク・クルセダーズ)など彼女らしい選曲も考えている。

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 「自分の思う事に正直に、周りの人のアドバイスにも耳を傾けながら進んで行きたい」
 羽山はきっぱりと言い切った。

 新曲発売日となった1月17日は奇しくも、関西人にとっては忘れる事が出来ない、29年前の阪神淡路大震災が起こった日であった。
 当時3歳であった羽山にとってはほとんど記憶がないというが、この日に優しいメロディの新曲「恋春花」を出したことは忘れられない1曲になるはずである。


動画・新曲「恋春花」をアピールする羽山みずき

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[羽山みずき オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/hayama-mizuki/
[羽山みずき 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/hayama/news?ima=2238 








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田中あいみ、デビュー4枚目のシングル「私は私・・・」を1月31日にリリース [インタビュー]

◆京都出身のデビュー3年目を迎えた田中あいみ(日本クラウン)がデビュー第4弾のシングル「私は私・・・」(作詞 / 曲・小田和奏、編曲・竹内弘一)を2024年1月31日にリリースする。より私らしさを出せるように、とイメージカラーは大好きなピンクで、「力強さを表した」という。目を閉じて横向きのピンク色で統一されたジャケット写真は、可愛らしさを残しつつも大人っぽさを見せる。辰年生まれの年女でもある。「去年からの勢いをそのまま、さらに登っていきたい」と力強く話してくれた。

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写真・デビュー3年目の意欲を見せる田中あいみ


 新曲の作詞・作曲を担当したシンガーソングライターの小田和奏は、去年9月から東京・神楽坂のライブハウスで始めたマンスリーライブのパートナーでもある。
 出演していたテレビのバラエティ番組をきっかけに紹介してもらったという。

 去年11月に一緒に新曲を作ろうと意気投合して、超スピードで進められてきたプロジェクトでもあった。

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 「前作までとガラリと変えて無茶苦茶ポップな、中森明菜さんなどの歌を聴いてきた世代にフィットしそうな楽曲にしてもらいました。演歌じゃない、こういう音楽が好き、と言ってもらえる層は多いと思うし、私らしいとも思ってもらえるんじゃないかな。演歌がいいよ、という人たちにはカップリングの『噂ばなし』をぜひ聴いてほしいです」

 この「噂ばなし」は作詞がかず翼、作曲は西つよし、編曲は竹内弘一である。デビュー曲候補作だったという。しばらく眠っていたが、カラオケ好きな人に受ける楽曲であるだけに、今回、カップリング曲にした。

■定着したマンスリーライブ

 小田と一緒に繰り広げるマンスリーライブは、観客と一緒になって繰り広げられて、関西のノリを感じさせてくれる。演歌・歌謡曲、ポップスありと、なんでも歌う約2時間の謂わばバラエティ音楽ショーてある。
 今年は会場を変えて引き続き、行うことにしている。

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 田中はデビューした22年の第64回輝く!日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞している。その時の盾は今、所属する細川たかし音楽事務所に飾ってあるという。
 この新人賞受賞を境に、彼女は「それまでの田中あいみと大きく変わった」と、打ち明けている。

 「あの重い盾を手にした瞬間から歌手としての自覚が生まれました。あれからは会う人会う人から、おめでとうとかあいみさんと声をかけてもらったりと、1歩上へ登った気持ちになりました。大学生歌手の頃までは少しやさぐれていましたが、それがなくなりました」

 拠点を京都から東京へ変えたのも大きかった。「実家がある京都に居続けていたら、天狗になっていたかもしれませんね(笑)」

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写真・新曲では大人になった〈私〉を感じさせる

 元旦には能登半島を大きな地震が襲うなど暗雲が漂う年明けとなった。自身も4日に親知らずを2本抜いて、しばらくは痛みがひどかった上に顔も腫れるなどして苦しんだという。
 そんな中で師匠の細川たかしが73歳で、一般女性と入籍をしていた、と発表する明るい話題もあった。

 1月12日には細川一門の新春コンサートが東京・日本橋の三井ホールで開かれ、田中も出演した。
 「コンサートの後、奥さまも一緒にお祝いの食事会がありました。仕事面では厳しい方ですが、普段は弟子やスタッフに優しく気遣いを見せてもらえるなど素晴らしい女性です。師匠を支えてくれる、頼り甲斐のある人ですね」


動画・新曲「私は私・・・」をアピールする田中あいみ

 そんな明るいニュースを受けて田中は、2月3日、地元京都市内ののライブハウス、ROOTER×2で新曲発表ライブを開く。
 上向きの運気をさらに高めたい、と意欲十分な年女である。

※写真は・記事の無断使用はお断りします。


[田中あいみ オフィシャルサイト]
https://aimi-official.jp/
[田中あいみ 日本クラウン]
https://www.crownrecord.co.jp/s/c01/artist/tanaka-aimi/news?ima=4902&ct=ryuko








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純烈、新歌舞伎座開場65周年記念新春公演 紅白10年連続出場目指すーと宣言 [舞台公演]

◆ 新歌舞伎座開場65周年記念新春公演で熱演中の歌謡コーラスグループ純烈(日本クラウン)が、2024年1月9日、去年末に6年連続出場を果たしたNHK紅白歌合戦の10年連続出場を目指すと明言した。新春公演は1部が1930年の米・ハリウッドを舞台にコメディー仕立ての見応えあるラブストーリー「ハリウッドスターになりたくない!」。2部は純烈コンサート 2024「スーパー [いい気分(温泉)]?スター」。新曲「だってめぐり逢えたんだ」やヒット曲などを歌っている。22日まで。

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写真・公演中の新歌舞伎座開場65周年記念新春公演中の純烈


 デビュー当時から「夢は親孝行と紅白歌合戦出場」と公言していたNHK紅白歌合戦への出場も、去年末で6年連続を果たした純烈。
 今年も「年末へ向けて突っ走ります」と、早くも7年連続出場を目指す決意を示すとともに、「新春から新歌舞伎座にお越しの皆さんからパワーをらもらったので、10年連続出場を目指します」と、力強く意欲を見せた。

 この日、新歌舞伎座の会場ロビーで一際目を引いていたのが、元純烈のメンバーで今は大阪・北新地で個室焼肉店・神威(かむい)の店長を務める友井雄亮さんによる、5千円という高級焼肉弁当の限定50食の販売だったが、早々に完売したとか。

 ファンの中には祝儀代わりに購入する人も見られた。

 スキャンダルでグーループを辞めた友井さんだがファンの応援は熱く、コンサート冒頭ではリーダーの酒井一圭が「あのスキャンダルでグループのワイドショーへ出演する機会が増えて、逆に応援してくれる人たちが増えました」と話していた。

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 今回の公演は去年9月に行われた明治座創業150周年記念公演とほぼ同じ内容。  
 新メンバーとして加わって1年が経つ岩永洋昭は、1部の芝居では筋肉質の体を誇示するなど、かつてヒーロー戦隊もので人気を博した力強さを見せていた。

 年末には1年目で初めての紅白出場も経験するラッキーぶりだったが、「目の前には夢のような世界が広がっていました。現場ではただボーっとしていました」とも。

 2部のコンサートでは「よせばいいのに」(敏いとうとハッピー&ブルー)など昭和歌謡のカバー4曲も聴かせながら、グループの4人はそれぞれ客席をラウンドして、観客と握手を交わしていた。
 このコーナーでは観客もカメラフリーとあって、一斉にスマートフォンのカメラが向けられいた。

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写真・会場をラウンドするメンバー

 客席で盛んに振られているペンライトを見て酒井は「こうしたペンライトが健康センターで歌う僕たちの闇を照らしてくれました」と振り返って、2月7日には原譲二(北島三郎)作曲、酒井が作詞した新曲「純烈魂」をリリースする事を発表して、それを歌唱した。

 新曲はA・Bタイプが同時発売され、Aタイプのカップリングは「馬…夢ひとつ」(作詞・酒井一圭、作曲・原 譲二、編曲・遠山敦)Bタイプのカップリングは「バッチグー」(作詞/作曲/編曲・岩崎貴文)。
 また夏にはアルバムも発売するという。


[新歌舞伎座 新春純烈公演]
[純烈 オフィシャルサイト]









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三浦潤平、曽崎編集長 「川口哲也と歌仲間たち」(FMちゃお)にゲスト出演 [ラジオ]

◆「心いくとせ」(作詞・岩井薫、作曲・田尾将実)が話題の、関西を中心に活動する歌手三浦潤平(テイチクエンタテインメント)が2024年1月11日、大阪・八尾のコミュニティエフエム、FMちゃおで毎週木曜日午後4時から放送されている番組「川口哲也と歌仲間たち」にゲスト出演して、曲を紹介するとともに「全国の人たちに歌を届けられるように頑張りたい」と話していた。

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写真・ゲスト出演の三浦潤平(左から2人目)


 三浦は京都府出身で、アニメ・ゲームの声優を経て13年11月に、インディーズレーベルから「神戸…ひとり」(三浦潤名義)でデビューしている。
 22年8月にはテイチクから「心いくとせ / 日めくり」でメジャーデビュー。失った恋を切なく想う男の歌に、このところ急速にファンが拡大している。

 三浦は「子供の頃は演歌を歌いながら三輪車で走り回っていたほどの歌好きでした。表現するのは声優も歌手も同じで、今は物語の主人公になったつもりで、皆さんの心に届くように歌っています」とパーソナリティの小谷幸子さんの問いかけに答えていた。

 また1月21日には川口哲也の店、歌ごえスタジオかわぐちで開かれる「川口哲也のパーティー」に出演が決まっている。

 番組には関西発の演歌・歌謡曲情報をネット配信する「Music news jp」の曽崎重之編集長も出演して、「読者の皆さんが笑顔になるような記事を書いていきたい」などと話した。









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青山新、2度目の十日戎の宝恵駕行列で2月リリースの新曲ヒットを祈願 [イベント]

◆テイチクエンタテインメントの歌手、青山新が2024年1月10日、今宮戎神社(大阪市浪速区)の十日戎恒例の宝恵駕行列に2度目の参加をして、2月21日に発売する新曲「女がつらい」のヒット祈願をした。

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写真・宝恵駕に乗る青山新


 青山か宝恵駕に乗るのは、デビュー1ヶ月前の20年1月に次いで2度目。今年はデビュー5年目で、23歳になった。
 前回はまだ駕にちょこんと座った小さな男の子という印象であったが、今回は演歌第7世代の人気歌手として大活躍するなど名実ともに大きく成長して、堂々とした姿を見せてくれた。

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写真・宝恵駕から笑顔で手を振る

 「当時のことは鮮明に覚えていますが、青山新の名前をもらったばかりで、不安でいっぱいでした。大阪・日本橋が初ステージでした。今回は少しは成長したかな、と思っています」
 と笑って見せた。

 宮入りした青山は神前で、2月21日に出す新曲「女がつらい」の大ヒットを願うとともに、「今年は全国の1人ひとりに新曲を届ける1年にしたいです」と、意気込みを話した。

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写真・歌を披露する青山

 これより先、青山は大阪・日本橋のアニメ専門店、アニメイト大阪日本橋店前の特設ステージで「戎さんで福をたくさん頂いて、皆さんに幸せを届けたい」と話して、第4弾シングルの「女のはじまり」とカップリング曲「あなた探して港町」の2曲を歌った。

 青山はまた2月23日に神戸国際会館国際ホールで開かれる「我ら演歌第7世代!スペシャルコンサート 2024」に参加するが、「演歌に新しい風を吹かせたい」と話した。

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[青山新 オフィシャルサイト]
[青山新 テイチクエンタテインメント]









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第217回KOBE流行歌ライブ、山口ひろみ・氷室一哉・山本和恵・山元美和の4人が歌った [ライブ]

◆ ムード歌謡でうっとりとした後は演歌、バラードといった色んなジャンルの歌で観客を魅了した第217回KOBE流行歌ライブが2023年12月14日、神戸市兵庫区の新開地アートひろば2階ホールで開かれた。

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写真・第217回KOBE流行歌ライブの出演者たち


 出演したのは山口ひろみ(テイチクエンタテインメント)と氷室一哉(ホリデージャパン)山本和恵(日本クラウン)山元美和(アクトラスレコード)の4人。

 山口ひろみは2002年のデビュー曲「いぶし銀」から歌って、「デビューする6年前に北島三郎先生の家に内弟子として入りました。今年4月に独立してテイチク内の事務所に移籍しています」と近況報告。
 新曲は滋賀県にある近江八景のひとつ三井寺を舞台に歌っている「三井の晩鐘」
 失った恋を忘れるためにやって来た三井寺。夕暮れに鳴り響く鐘の音が主人公の胸をいっそう締め付ける。地元関西の歌であるだけに一段と気持ちがこもる。

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写真・山口ひろみ

 カップリング曲は食育防災アドバイザーの資格を持つ彼女自らが作詞した「しょくいくぼうさいのうた」
 健全な食生活を指導したり、防災に関する課題解決を支援するのが役割。それを日々の生活の中に生かそうというのが、この歌である。
 この日、ステージを端から端まで元気に動き回って、笑顔いっぱいに食育・防災の大切さを訴えていた。


 数少なくなったムード歌謡の歌い手の1人として知られる氷室一哉。身長183センチ、股下90センチをウリに、石原裕次郎の歌世界を目指すと共に同じレコード会社の先輩だった故・加門亮を歌い継いでいる。デビュー2年目である。
 デビュー曲は「アカシア物語」。まさに石原裕次郎、加門亮の世界そのものの歌を聴かせる。ライブでは加門が歌った「神戸北クラブ」から歌い、アローナイツの「最後にもう一度」と進めた。

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写真・氷室一哉

 去年7月にリリースした新曲が「アカシア挽歌」。アカシアシリーズの第2弾で、氷室が作曲も行なっている。
 前に歌った「神戸北クラブ」は新曲のカップリングにも収録している。
 ライブの目玉でもある昭和歌謡コーナーでは氷室は石原裕次郎の「粋な別れ」も披露した。


 山本和恵は京都・舞鶴市在住の歌手であるが、歌好きの人たちの間では全国でその名を知られている歌好手でもある。
 73歳になる。この日は高校時代の同級生が応援に駆けつけていた。「ファンは70代、80代で、同世代に元気を振り撒いています」とアピール。歌好きが高じてデビューして、すでに24年目になる。

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写真・山本和恵

 「舞鶴で1番の幸せ者と違うやろか」と屈託なくステージで話すほど性格は明るい。
 ライブでは21年に出した「邪恋」のほか、去年8月に日本クラウンからリリースした新曲の表題曲「0時のままで」とカップリング曲の「忘れえぬ人」「決心」の3曲を披露した。
 70代で初めてのメジャーレーベルからの発売に、歌手としてひとかたならぬ意欲を示していた。


 山元美和は推薦曲コーナーでの出演。宮崎県都城市出身で、14年の小田純平全日本カラオケグランプリで最優秀グランプリを受賞している。
 最新曲「かんにんや…」など3曲を歌った。

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写真・山元美和

※写真・記事の無断使用はお断りします。







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第314回大阪発流行歌ライブ、立樹みか・多岐川舞子・男石宜隆・二見颯一・純歌 [ライブ]

◆ 11年ぶりという立樹みか(日本クラウン)はじめ5人が出演した第314回大阪発流行歌ライブが2023年12月13日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた。デビュー37年目のベテランから6年目の若手が会場いっぱいに歌声を響かせていた。

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写真・第314回大阪発流行歌ライブの出演者たち


 大阪発流行歌ライブには11年ぶりの出演だったという立樹みかは新曲「宿無しかもめ」とカップリング曲の「女って・・・」など5曲を歌った。
 デビュー37年目である。10年前からは静岡・熱海市でカラオケラウンジを経営しており、地元商店街の人たちやこのところ急増している観光客などで賑わっているという。

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写真・立樹みか

 ライブではデビューの第1歩を飾った「時雨の海峡」、代表曲とも言える「カモメと泣いた港町」から歌った。
 新曲の「宿無しかもめ」は1997年に出した「港節」のカップリング曲であった。「カラオケでも配信されていませんでしたが、忘れられない1曲でした」と、去年11月に5年ぶりの新曲としてリリースしたばかり。


 多岐川舞子(日本コロムビア)は23年6月に次いで去年2度目の出演であった。京都・南丹市(旧八木町)から18歳で上京して、今年でデビュー36年目になる。
 去年5月にはそれを記念するコンサートをふる里で開いている。東京ではカバー曲ライブを開いており、その時に歌った「リバーサイドホテル」などを自身でアルトサックスを吹きながら歌った。

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写真・多岐川舞子

 新曲「天上の花」はデビュー35周年を記念する楽曲として去年5月にリリースしている。35年の重みを感じながらの歌唱を見せていた。
 京都府出身という事もあって、オリジナル曲の中から「京都 別れ雨」「京都・・・発」といった京都を舞台にした作品も聴かせた。


 男石宜隆(テイチクエンタテインメント)も去年2度目の出演であった。今回は23年8月リリースの新曲「六つの花」を披露した。六つの花とは雪の結晶の事を指している。静かに窓の外で降る雪を切なく見つめ、最後の逢瀬に咽び泣く女性を描いた歌謡曲である。
 前作「那智の恋滝」同様にドラマチックな歌の展開が聴くものを、その世界へと引き込んでいく。

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写真・男石冝隆

 新曲と同時にカラオケを含めて10曲を収録しているベストアルバム「THE BEST」を発売しているが、この日は収録曲の中から「コースター」を披露している。
 男石はアマチュア時代にロックバンドで歌っていた。中でも好きだったというのが、去年亡くなった谷村新司の「昴 -すばる-」であった。ライブではアカペラで1部を聴かせるサプライズも見せた。


 二見颯一(日本クラウン)は6年前に爽やかな「やまびこボイス」の触れ込みでデビューしている。今は演歌第7世代の1人として人気度を急速に高めているところ。
 背筋を伸ばして颯爽とライブのステージに現れた二見は、前作の「一里塚」から歌い始めた。続いて列車シリーズとも言われている「0時の終列車」「君恋列車」を聴かせると、観客の多くを占める60代70代にとっては、まるで懐かしい青春歌謡のようでもあるだけに聴き入る人も。

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写真・二見颯一

 最後に大人の恋を歌った新曲「罪の恋」を歌って、その変貌ぶりを見せた。2月には神戸国際会館国際ホールで第7世代のメンバー5人でコンサートを開くという。
 二見は「2024年、デビュー6年目の動きに注目してほしい」と、呼びかけていた。


 「すいせん曲コーナー」には純歌(イーストバレイレコード)が主演。歌手であると共に故仲本工事の妻である。作家で作詞・作曲家でもある新井満が書き、夫婦でデュエットした「この街で」を披露した。

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写真・純歌

※写真・記事の無断使用はお断りします。


[大阪発流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/index.html








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演歌ジャックス、1月放送ゲストは木下結子と五条哲也 [テレビ]

◆ 奈良テレビ放送、J:COM関西・仙台などで放送中の演歌・歌謡曲番組「演歌ジャックス」の2024年1月放送のゲストは第1・2週が木下結子(ホリデージャパン)で、第3・4週は五条哲也(日本クラウン)。木下は「百滝桜」「放されて」を、五条は今月発売の「好きさ神戸」を歌う。レギュラー出演者たちは2024年末への想いなどを語っている。

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写真・木下結子(左)と五条哲也


 木下結子は第1週目と第2週目に出演する。「ノラ」などで知られる木下は今年9月でデビュー40年を迎える。その歌人生を重ねきたが、「今まで年代それぞれに合った表現で歌ってきました。『百滝桜』はそれを集大成したような楽曲」だといい、今の歳だからこそ歌える作品なのかもしれない。

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写真・木下結子

 実際に大阪府内にある百滝桜。樹齢は160年にもなろうかという老木である。老いた寂しさはあるが、青々と茂る若葉は「元気に生きている事を感じさせてくれる」といい、自らのこれからの人生への強い励みにする。
 今年9月にはデビュー40周年を記念して、感謝の想いを伝えるイベントの開催を計画する。

■五条哲也は3週4週のゲスト

 五条哲也は1月第3週、4週に出演して2024年1月10日リリースの「好きさ神戸」を歌う。前作は大阪を舞台にした「大阪グッバイ」であった。新曲は港神戸を舞台にしている。「前作に次いで地元関西を舞台にしえおり、新境地を開拓する作品だと思っています。僕のボクのイメージも変えていきたいです」と 意気込みも話していた。

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写真・五条哲也

 てっちゃん、てっちゃんボクてっちゃん〜 の替え歌で知られる五条。新曲のジャケット写真では「初めて前髪を上げた」といい、今までのてっちゃんとは違った、渋い大人を演じてみせる。
 「映画かドラマを連想させるカッコ良さを感じ取ってもらえるとうれしい」と、シリアスな五条哲也をアピールしていた。


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写真・1週目2週目の出演者たちで「一月一日」を歌って正月の雰囲気を盛り上げている


【レギュラー出演者と歌唱曲】と【来年、どんな年にしたい?】
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MARI 「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
女優に挑戦してみたい。
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TAIKI「薔薇のほほえみ」
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岩井都美子「人形の家」「ボヘミアン」(カバー)
経営するKIキッズクラブ・インターナショナル保育園が25周年の節目の年であり、それに相応しい年に。

岡田由美「夫婦椿」
45周年を迎えるので、9月29日にはリーガロイヤルホテルで記念コンサートを開く。新曲も発売する。
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島幸作・岡田由美「夫婦の旅路」
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島幸作「青春のアルバム」
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平井一郎 「真知子」
収録会場へは最寄りのJR駅から15〜20分をかけて歩いているが、収録を健康維持に。
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長生忠之・藤川真千子「おしどり」「天城越え」「あの娘が泣いている波止場」「夜明けのブルース」(カバー)
7月の明治座、10月の新歌舞伎座の公演を控えている(藤川)。
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林田夏美「丹後半島」
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Saori「顔」(カバー)
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はりま美香「さくら咲く丘」「大阪あかり」
運転免許を取ったので活動の幅が広がる。正月はいつも猫と過ごしている。
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秀彦・聖子「東京シルエット」「あなたに夢を」
4月14日には大阪・道頓堀ホテルでデビュー26周年記念のディナーショーを開く(若松)。また2人のデュエット曲をリリースする。
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月川るり「浪花情炎」
年末に中学時代以来というショートヘアーにして心機一転。今まで以上に多くの人に出会えるようにする。
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渡辺紅葉「石巻慕情」「ふたり船」
デビュー3周年になる。演歌ジャックスのメンバーを仙台にまねきたい。
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MARI & JACKSモンスターズ「コーヒールンバ」
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Chata「ボサノバde恋して」「ジュテーム灼熱の愛」
デビュー6年目に入るので、より一層頑張るという。

【司会】
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小池史子
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ファンキー・コバ
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岩井都美子

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演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:大阪、兵庫、京都、和歌山)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日午後4時放送、毎週火曜日~金曜日 午後4時再放送
兵庫養父市CATV 毎日午後6時放送、毎日午後5時30分再放送
J:COM仙台 毎週火曜日 午前10時放送(放送エリア:仙台市泉区、宮城野区、若林区、富谷市、黒川郡、大川市)

[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/

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水木佳乃、新曲「この歌が終わったら」のMVを披露 [イベント]

◆歌手、水木佳乃さん(日本エンカフォン・乙吉レーベル)の新曲「この歌が終わったら」のミュージックビデオ(MV)のお披露目会が、2023年12月28日、大阪市住之江区のスナック、へっぷばぁ〜んでありました。

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写真・「この歌が終わったら」を歌う水木佳乃


 MVの撮影は時代劇のロケ地として知られる滋賀県近江八幡市内の八幡堀や琵琶湖周辺などで行われています。

 会場のへっぷばぁ〜んでは、失恋した女性がスナックのマスターに昔語りをするシーンの撮影が行われました。

 お披露目会には作詞・作曲をしたしいの乙吉も姿を見せ、自身の代表曲「ありがとう」などを聴かせました。

 水木さんはすでに通信カラオケで配信されている「この歌が終わったら」を歌って、「各地で歌ってくれている人も増えています」と話していました。








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浅田あつこ、クリスマスディナーショー 賑やかにきゅうりも配って大盛り上がり [イベント]

◆歌手の浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が2023年12月12日、大阪・梅田のホテルモントレ大阪でクリスマスディナーショーを開いた。来年にはデビュー30周年の節目を迎える。それを祝うかのように、地元はもちろん遠くは山形から駆けつけたファンもいた。

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写真・来年デビュー30周年の節目の年を迎える浅田あつこ


 オープニングとエンディングを含めて客席を3度もラウンドした浅田あつこは、思い出深いデビュー曲の「想い花」から新曲「海峡雪しぐれ」まで全19曲を歌った。
 食事が一段落して歌謡ショーの始まると、会場後方から着物姿で現れた浅田はまずは「海峡雪しぐれ」から歌い始め、続いてカップリングの「西成の櫻(はな)」「大阪おばけ」「一秒ごとに...」と、一気に3曲を歌って、1人ひとりの顔を確かめるように客席を回った。

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写真・客席のラウンドでファンとのコミュニケーションを強めた

 赤いドレスチェンジして歌ったのは、北海道を舞台にしたアップテンポながら切ない「いさりび鉄道」を歌うと、今度は一転して「昔の懐かしい歌を3曲歌います」と言って「津軽海峡冬景色」「雨の御堂筋」「無法松の一生」と、青森から大阪、福岡と日本列島をカバー曲で縦断。

 在阪歌手のディナーショーは観客と一緒になって盛り上がるのが特徴である。浅田のショーも毎年、賑やかである。

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写真・司会はお馴染みの三代澤康司アナ(左)
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写真・きゅうりのプレゼントも

 まずはセンターステージへ上がっての「三年たったらここで」ではお馴染みの振り付けで楽しませ、カバー曲の「ダンシングオールナイト」「飾りじゃないのよ涙は」を歌い始めると、観客も踊り出して、会場はまるでディスコのよう。

 さらには毎回恒例となっている全員参加のジャンケン大会。勝ち残ったのは大阪市内に在住で、2歳の時から浅田のファンという女性。クリスマスツリーがプレゼントされた。

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写真・ファンとひとつになったディナーショーで歌う
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写真・花束のプレゼントをもらって最後も客席を回った

 エンディングへ向けての1曲目は「河内のカッパ」。河童にちなんで、きゅうりを観客に1本ずつ配った。ラスト曲は客席を回りながら、感謝の気持ちを込めて「ありがとう」を歌った。
 浅田は「来年はデビュー30周年です。また12月にディナーショーを開催します」と呼びかけていた。
 

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秋山涼子、「春待つ女」 4作目の北海道シリーズ 再び高倉健の映画をモチーフに [インタビュー]

◆デビュー35年の歌手、秋山涼子(テイチクエンタテインメント)が2023年11月に出した「春待つ女」。北海道シリーズの4作目である。制作陣は前作同様に作詞が円香乃、作曲は秋山涼子本人、編曲は伊戸のりお。新たにディレクターを担当したK氏は出身大学が北海道。それならばと今回も舞台を北の地にしたという、意外なエピソードもある。江戸っ子の秋山が前作に続いて曲を書き、三度北海道を歌う。イメージにしたのは高倉健主演の映画「駅 STATION」(1981年、監督・降旗康男)だった。

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写真・シリーズ4作目の「春待つ女」が好調な秋山涼子


 ♪ テレビ相手に 呑むお酒 〜 など、「春待つ女」では高倉の相手役の倍賞千恵子がひとり酒を呑む映画のシーンを思い起こさせる。歌の主人公は倍賞演じる女性と同じように、雪深い北国での生活しか知らない。映画も歌詞も暗いイメージが伴う。
 「メロディーも最初はマイナー調でしたが、『春待つ女』には明るさが似合う、と考えてメジャー調にしました」と秋山。

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写真・新曲「春待つ女」

 11月に発売してから新曲のジャケットをイメージしたラッピングワゴン車、涼子号で各地を巡って、キャンペーンを展開している。
 「歌いやすいのでしょうか、早くもたくさんの人たちに歌ってもらっています」
 じんわりと心に沁みてくる歌ですねーと言った声もあちこちで聴こえてくる。

 歌には北海道を感じさせる言葉(歌詞)も出てくる。
 ♪ こっこ煮たのが 美味しいのにネェ・・・ 〜 の「こっこ」とは北海道の方言で、魚の卵を煮たもののこと。
 ミュージックビデオでは、事前に用意してもらったタラコを煮たものにつけ合わせる生姜を刻むシーンを、割烹着姿で撮影してもらったという。

■生歌を全国へ届けたい

 シングル「春待つ女」はカップリングに2曲を収録している。江戸っ子の秋山らしい明るく景気のいい音頭調の「恋の屋形船」は、これも秋山本人が作曲している。
 もう1曲はマイナー調の切ない列車演歌「愛終列車」。♪ 生きていきます 東京で いつか来る春 信じたい 〜 と歌うそれは、どこか自身と重ねるところがあるようだ。

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写真・北国を舞台に明るく歌う

 それにしても19年に発売した「海峡なみだ雪」から数えて4作続けての北海道もの。前々作の「終着…雪の根室線」(作詞・円香乃、作曲・松井義久、編曲・伊戸のりお)では、やはり高倉主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」をモチーフにして作られた。
 この楽曲は浅田次郎の小説「鉄道員(ぽっぽや) 」をモチーフにしたという。映画化され、小説・映画共に大ヒットした。

 制作に際しては「出版社に著作権などの確認を取って行われました。小説・映画では舞台の駅名は架空の幌内駅ですが、歌では実際の幾寅駅を使いました」など、今作同様に秋山自身並々ならぬ力の入れようであった。

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写真・ラッピングカー涼子号で歌を届けますと意気込む

 さて、今年も残り少なくなってきたが、2024年はどのような年にしたいか、を尋ねてみた。
 「今年は、コロナ禍で会いたい人にも会えない、がまんを強いられてきた3年間を受けて、ようやく元に戻り始めた1年でした。来年は出来るだけ全国を回って、たくさんの人たちにお会いして、生歌をお届けしたいです」
 
 今夏、初めて京都・舞鶴から約20時間をかけてフェリーに愛車の涼子号を乗せて、北海道・小樽まで渡り道内各地で歌ったバイタリティーを来年も見せてくれそうである。


動画・「春待つ女」をアピールする秋山涼子

写真・記事の無断使用はお断りします。


[秋山涼子 オフィシャルサイト]
http://akiyamaryoko.blog44.fc2.com/
[秋山涼子 テイチクエンタテインメント]
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/akiyama/








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百歌響演、神川しほ・黒木咲花 姉妹で歌うのが夢だった [ライブ]

◆30人も入ればいっぱいになる、小さな小さなライブハウス。普段は音楽スタジオだが、月に1度はライブハウスに様変わりしてふたりのライブ「百歌響演」が開かれている。2023年11月30日、姉妹歌手の神川しほ(テイチクエンタテインメント)と黒木咲花(ミューズミュージックプロダクション)が歌声を響かせた。

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写真・La・museの名前で歌う神川しほ(左)と黒木咲花


 大阪・堺市の音楽スタジオ、フクダスタジオで開かれている2人のジョイント定期ライブ「百歌響演」である。今回で7回目。

 出演したひとり、神川しほはデビュー18年になる。20年には最新曲「人生笑顔で」を発売して、関西を中心に活動している。
 今年、「綺麗になったと言われたくて」で歌手としてデビューした黒木咲花は、長年着付け教室で講師をする傍ら姉の神川の着付けを担当してきた。

 神戸生まれのふたりの父親は消防士から転職して浪曲師になったという人。その血を引いているのか、「小さい頃から歌うのが大好きだった」と口を揃える。

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写真・神川しほ

 しかも、ザ・ピーナッツのように姉妹で歌うのが夢であった。妹の黒木のデビューでそれが実現。今年からはLa・muse(ラ・ミューズ)の名前で活動を始めている。
 この日のライブでは「恋のバカンス」(ザ・ピーナッツ)「可愛い花」(同)「白い色は恋人の色」(ベッツイ&クリス)の3曲をふたりで歌った。

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写真・黒木咲花

 また神川はソロで最新曲の「人生笑顔で」のほか、デビュー曲の「未練酒場」二葉百合子のカバー「九段の母」などを聴かせた。
 黒木はデビュー曲の「綺麗になったと言われたくて」のほか、オリジナル曲の「雪化粧」西崎緑の「旅愁」などを歌った。

※写真・記事の無断使用はお断りします。








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生駒尚子、大阪でプレミアムディナーショー 河内音頭と神輿で盛り上げ

◆歌手の生駒尚子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)のプレミアムディナーショーが2023年11月26日、大阪市天王寺区のホテルアウィーナ大阪で開かれ、会場は生駒を中心に七起会(なつきかい)社中のメンバーなどによる河内音頭や有志が担ぐミニ神輿で盛り上げるなど、いつものディナーショーとは違った趣向で楽しませていた。

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写真・生駒尚子の魅力いっぱいのプレミアムなディナーショーを演出した


 生駒尚子と言えば河内音頭。今年もディナーショーのメインイベントはもちろん、彼女の歌に合わせての踊り好きの人たちが客席のテーブルを縫うように練り歩いた。

 音頭の太鼓は生駒会の生駒竜也会主で、三味線は歌手の原田ヒロシ(ホリデージャパン)。
 興に乗って踊り出す人たちの数も増えていく。これぞ大阪ーと言わんばかりの賑わいであった。

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写真・客席をラウンドしてファンに言葉をかける
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写真・ミニ神輿で盛り上げる
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写真・七起会社中の踊りで歌う

 アンコールでは生駒尚子が、つくドンつくドンでお馴染みの「河内まつり節」を歌うと、その掛け声に合わせて、客席の人たちも腕を突き上げてつくドンつくドンと大盛り上がり。

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写真・つくドンつくドンと「河内まつり節」を歌う

 生駒はまた「父娘のれん」「アジサイの花」「可愛いおんな」「ウミネコ情歌 ギターバージョン」「天雅の海へ」のオリジナル曲も披露した。

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写真・最新曲「天雅の海へ」などオリジナル曲を歌った
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写真・創作舞踊「越前竹人形」を披露

 ゲストは瀬戸つよし。大阪生まれ広島育ちの歌手で、19年に発売した日本コロムビア移籍シングル第1弾の「愛の巣」(作詞・阿久悠、作曲・浜圭介)が好評。
 この日はテレビドラマ「必殺仕事人V 激闘編」(テレビ朝日系)の主題歌「女は海」
(作詞・作曲京本政樹)をうたって、低音の魅力を感じさせていた。

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写真・仕事先から駆けつけたサプライズゲストの瀬戸つよし
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写真・「越前竹人形」を披露する原田ヒロシ

 また同じくゲストの原田ヒロシは、生駒の創作舞踊に合わせて、越前二郎(ホリデージャパン)に楽曲提供している「越前竹人形」を歌った。

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写真・意気込みを話す生駒尚子

 生駒は「河内音頭の音頭取りの家に生まれ、皆さんの支えもあって、今までその道を貫き通してきました。これからも頑張って精進していきます」と話していた。

※写真、記事の無断使用はお断りします。


[生駒尚子 オフィシャルサイト]
https://ikoma-naoko.com/







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