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たくみ稜(日本クラウン) 来年は「雑魚」魂で 自身を変えた新曲「雑魚」 [イベント]

◆日本クラウンの歌手、たくみ稜が2019年11月に大阪では初めてというディナーショーを開いた。それは「幸せで、一生忘れられないものとなった」というほど、彼にとっては節目となる出来事であったようである。来年は「色んな事に挑戦して『雑魚魂』を発揮させていきたい」 と、今後の活動への意欲を新たにしている。

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これからは「雑魚魂」で、と意欲を見せるたくみ稜


 今年4月にたくみが出した人生の応援歌「雑魚」の曲を書いたのは作曲家杉本眞人。「彼はね、シャイな男で、あまりしゃべらない。暗い奴かなと思っていたら、そうでもない」。一方、作詞を担当した及川眠子は「彼が大阪出身だと聞いて意外でした」と、和歌山出身の及川が持つ浪花男のイメージからは程遠かったようである。

 新曲を書くに当たって、杉本と及川はたくみ側から「たくみが多分、苦手だろうと思う楽曲を書いて欲しい。今までのイメージを全部壊してくれ」といった注文があったという。

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たくみについて話すゲストの杉本眞人(中央)と及川眠子(左)

 ディナーショーでたくみは「中の島ブルース」「噂の女」など、まだ内山田洋とクールファイブのボーカルをしていた頃に歌っていた楽曲もリストに加えていた。今まで彼が得意としてきたジャンルである。前作の「夢でいいから」も、クールファイブ時代を彷彿させるムード歌謡曲だった。

 今回、杉本と及川に下された依頼は、その得意とするものを取っ払うと共に、従来の歌のイメージから抜け出させることであったのだ。たくみにとっては、新曲がダメなら歌手として将来はない、といったくらいの背水の構えであった。
 初めての開催であった大阪でのディナーショーと同様に、それは「ドキドキ、ワクワクした」ことに違いない。それが新曲の好反響につながった。

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初めての大阪でのディナーショーで熱唱するたくみ

 「雑魚」は令和に入って最初のオリコンチャートで記念すべき1位を獲得した。しかし「それも皆様のお陰」と、カップリング曲のタイトル通りに「それがなんぼのもんや」とばかりに、自分を戒めるかのようにステージに立つ。


[たくみ稜 オフィシャルサイト]
https://www.m-plus-ryo-takumi.com/
[たくみ稜 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/takumi/whats.html








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