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ミュージックスクールKURANO  25周年記念発表会&歌謡ショー開く  大阪・朝日生命ホール [イベント]

ミュージックスクールKURANO(大阪府門真市、蔵野二渚恵代表、生徒数100人) の開設25周年を記念したカラオケ発表会とプロ歌手による歌謡ショーが、2019年11月4日、大阪・高麗橋の朝日生命ホールで開かれた。

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25周年を迎えた感謝のあいさつをする蔵野代表


 ミュージックスクールKURANOは門真市の本部教室を中心に、各地に出張講習を行なっている。生徒数は最盛期には250人を数えていた。
 発表会では生徒や友情出演者を含め84人が出場し、それぞれ練習を重ねてきた得意曲を歌った。

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一般参加の部で歌唱する出場者

 この日の参加者が楽しみにしていた歌謡ショーには「能登の灯祭り」みやま健二(徳間ジャパンコミュニケーションズ)「七尾線」塩乃華織(日本クラウン)「夕霧の宿」福島はじめ(同)のほか花黎奈、森川大輔、三浦潤、ひろみが出演し、最新曲を披露した。

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みやま健二(左)と塩乃華織
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福島はじめ(左)と花黎奈
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森川大輔(左)と三浦潤

 蔵野二渚恵代表も島津亜矢の「おさん」などを歌い、ラストは歌謡ショー出演者全員と長山洋子の「夜桜ブルース」も歌唱して幕を閉じた。

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自ら歌唱する蔵野代表

 最後には空くじなしの抽選会もあって、参加者は米など賞品をもらって会場は大賑わいだった。

 蔵野代表は「40歳を過ぎてから、好きだった歌の道に入って、皆さんにお教えするようになりました。今までと同様に、生徒さんと一緒になって勉強していきたいです」と抱負を語っていた。

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終演後に蔵野代表(中央)と出演歌手と記念撮影





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真咲よう子(日本クラウン)  「片恋川」  演歌の決定版   思わず歌いたくなる1曲 [インタビュー]

真咲よう子 1.jpg◆デビュー38年目の日本クラウンの歌手、真咲よう子が自然体で自分らしく歌う「片恋川」。2019年10月30日に発売されたばかり。聴く人の心が温かくなるーそんな歌い方を心がけてきた、62枚目のシングルである。演歌の決定版とも言われるように「演歌好きな人は思わず歌いたくなる1曲です」とアピールする。



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 発売して約1ヶ月経った11月28日には、神戸・新開地で開かれたKOBE流行歌ライブに初めて出演した。セールスポイントの笑みを振りまいて、「片恋川」とカップリングの「遠い思い出」「恋つばめ」など5曲を聴かせた。

 メイン曲の「片恋川」について真咲よう子は「演歌好きの人たちが思わず歌いたくなると思いますよ。高音から始まる歌い出しでは、思い切って自由に歌うようにしています」と話しており、彼女らしさを感じさせる1曲に仕上げている。
 未練を断ち切るためにやって来た片恋川であるが、髪の残り香は昔を思い出させるばかり。こうした失恋歌はとかく暗くなりがちであるが、彼女は「温かい声で、しかも力強く聴かせる」のである。
 この作品に限らず「私の歌のベースは、聴く人の心が温かくなるように表現するようにしている」のが真咲ならではの歌唱心得なのだ。

 こうした歌い方はデビュー20年を過ぎたあたりから。デビュー当初は「ただがむしゃらに歌うだけで、形にこだわっていましたし、他人の真似をしてみたり、背伸びをしていましたね」という。年数を経るに従って「自然体で主人公を演じるような歌い方へと変化してきました」と真咲。
 「与えられた作品をどのように演じるか、それはいつも新鮮な気持ちで歌うため」なのである。

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いつもにこやかな笑顔

 今回、「片恋川」では、どのように演じているのだろうか。
 「主人公は意思の強い女性です。その彼女が好きな人との愛を断ち切ろうとしているわけですから、その心の苦しみを表そう、と少し強めに歌っています」
 かつてはファルセットを多用した歌い方が専らであった。今はそれを地声に移している。

 それを真咲は <進化>と呼ぶ。経験を積み重ねると共に歌唱の仕方も変わる。しかも年齢と共に声も変わって行く。それらに合わせるかのように<進化>してきたのである。「これからもまだまだ進化していきます」と真咲はいう。


 カップリングの「遠い思い出」は、日本クラウンのシンガーソングライターで、鳥羽一郎の長男、木村竜蔵が曲を書いた。真咲に提供したのは初めてであった。「初恋を思い出させる」ような優しいメロディーである。
 真咲が木村と初めて顔を合わせたのは、彼がまだ母親が押すベビーカーの中にいた30数年前。その時に会って以来の出会いだった。
 「綺麗なメロディーで、アレンジでは三線の音が入って、沖縄っぽさも出しており、木村先生のアドバイス通りにさらっと素直に歌っています」

■笑顔は食べ物から

 ステージに立つたびに真咲は「自分との闘いでもある、と思っています」と、出番を待つ表情には真剣さが増す。それだからこそ、毎回楽しいのだともいう。
 新曲のレコーディングが決まると、いつも決まって体調と声をそれまで以上に整えるようにしている。飲酒はやめて、食べる物にも気を遣うようになる。
 「声の艶を取ると言われているナスは食べないし、ウーロン茶も飲みません。ラーメンも食べないんですよ」

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最良の歌唱は健康からと食べ物には気遣いする

 逆に苺は肌の張りを良くするというから、シーズンになると毎日食べる。「1週間苺を食べ続けると肌はツヤツヤになるし、喉を潤すために蜂蜜を食べるようにしています」
 地方へ行くと地元のスーパーで、地元産のトマトジュースや牛乳を買う。「とりわけ北海道鷹栖町のトマトジュース<オオカミの桃>や、同別海町の<別海牛乳>は、オススメですね」と、東京にいても物産展やアンテナショップで見つけては購入するというほど。
 彼女の笑顔の秘訣は、こんなところにあるのかもしれない。





[真咲よう子 オフィシャルサイト]
http://www.crownmusic.co.jp/artist/masaki/wn.html
[真咲よう子 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/masaki/whats.html








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澤敬子(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 「人生がまん坂」 大阪でキャンペーン [イベント]

◆新潟県を中心に活動する徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、澤敬子が2019年11月27日、大阪・吹田市のカラオケスナック、i–STAGEで、最新曲「人生がまん坂」の歌唱キャンペーンを行った。

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30周年記念曲「人生がまん坂」を歌う澤敬子(左)


 澤敬子は1年前から関西でも活動を始めている。
 今回は今年1月以来の来阪で、満員の観客を前にまずは、♪ よいしょこらしょ 〜 と夢を追いかける、小田純平作曲の「夢・彩彩」から聴かせた。さらには女の熱い情念を歌う「修羅街道」も。

 澤は新潟県新発田市月岡温泉出身。1989(平成元)年のデビューで「31年間、無我夢中に歌ってきましたが、まだまだ夢の途中です」と、名付けの親で恩師でもある遠藤実仕込みの人情演歌を得意とする。
 それにとどまらず、幅広いジャンルにも挑戦する。この日も彼女唯一のバラード曲「ぶどう畑」も披露した。

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 キャンペーンの締めくくりは「人生がまん坂」
 作詞いではく、作曲が遠藤実。「苦労を共にしてきた夫婦のがんばり演歌」で、澤のデビュー曲である。「人生の応援歌」でもあるこの作品を、彼女は30周年記念曲に選んで、新たにレコーディングし直して出した。
 もちろん、この夜一番の推しであった。

澤敬子・タコたこ1.jpg澤敬子・タコたこ2.jpg
大阪に来たならたこ焼きを、とおススメのたこ焼き屋さんに突入


[澤敬子 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/sawa-keiko/








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浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)  日本作詩大賞にノミネート  発表は来月14日 [インタビュー]

◆デビュー25周年を迎えている徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、浅田あつこが2019年6月19日に出した「そやけど」が、第52回日本作詩大賞にノミネートされている。12月14日の大賞発表の模様は、BSテレビ東京(BSテレ東)で、同日午後6時30分から生放送される。浅田は「大賞が取れるように発表に向けて頑張って歌っていきます」と、受賞への意欲をみせている。

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「そやけど」を歌う浅田あつこ


 今年6月にリリースしたデビュー25周年記念曲第2弾の「そやけど」は、作詞が夢ユメ子、作曲は円広志という在阪コンビ。前作「いさりび鉄道」(作詞・鈴木紀代、作曲・杉尾聖ニ)の続編として書かれ、前作の物語の数年前の大阪を舞台にした令和のラブソングである。
 「この作品は歌っていて心地いいんです。詞、メロディー共に今までのものとは違った魅力があります」

 デビュー26年目の浅田あつこ、初めて大きな賞にノミネートされたという。
 数々のカラオケ大会で優勝し、吉本興業のなんば花月で歌っていたところをスカウトされて歌手デビューする。在阪の歌手ながらも全国区で活躍し、順調な歌手人生であるが「かつてはテレビにもなかなか出られなかった時もあって、くじけた時期もありました」と振り返る。

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 そんな彼女を変えたのは2004年に出した「紅い川」だった。彼女を良く知る人も「この作品を境に歌が良くなった」と話しており、自身にやる気を出させた1曲であった。
 そして昨年5月には、約8年間連れ添った夫と離婚。新しい1歩を踏み出している。そんな経験を経て、新曲「そやけど」は今までの作品以上に説得力を持たせることになったようである。

 この作品 ♪ そやけど なんでやのん 〜 と歌にあるように、あっちゃんの可愛らしさを存分に感じさせる、そんな作品のようなのである。

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[浅田あつこ オフィシャルサイト]
http://www.anchi.tv/top.html
[浅田あつこ 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/asada.html








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福島はじめ(日本クラウン) 台風19号被災地支援で南相馬市長などと面談

「夕霧の宿」が好調な日本クラウンの歌手、福島はじめが11月22、23の両日、大阪のボランティアチーム「AINE WORKS」のメンバーと共に出身地である福島県南相馬市と、その北に位置する相馬市の市長を訪ねて、台風19号による被災地支援について情報交換をした。また宮城県角田市も訪ねて支援物資を手渡した。

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南相馬市の門真市長と


 今回で2回目となる南相馬市市長との会談で福島はじめは、福島県南相馬市、相馬市、いわき市、宮城県角田市へカイロやタオル、クオカードなどの支援物資を届けたことを報告すると共に、台風19号による現在の状況や今後支援すべきことについて話し合った。

 南相馬市長へは、ステージで支援の呼びかけをしていることも報告。
 そこで市長は「物の支援はたくさん届いています。住民が普通の暮らしへ戻るためには、まだまだ時間がかかり、支援はすごくありがたい、と語ってました」と福島。

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相馬市の立谷市長

 相馬市では市長、副市長と会っている。
 同市での様子を福島は「断水した箇所や道路の寸断、家屋浸水の場所の畳入れ替えなど、大まかなところは作業が終わり、ボランティア募集も終え、今は災害ゴミなど、業者関連のところを現在取りかかってる」と報告している。
 また宮城県角田市では、避難所に約60人ほどが避難して暮らしていた。
 「家に戻るまでは辛い生活を余儀なくされてる、その住民がまだたくさんいるという現実を知りました」と、福島はそこに東日本大震災のときと同じ光景を見たという。

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いわき市で支援物資を手にするAINEのメンバーと
福島はじめ・宮城県角田市の避難所での福島はじめ(右).jpg
宮城県角田市の避難所での福島はじめ(右)

 福島は「演歌歌手とは別の顔である被災地支援の任務をしっかりやってきました。南相馬市ふるさと大使として名刺を交換しながら、心の中では、それもまた福島はじめだと言い聞かせて動いた2日間でした」と話している。

 AINEE WORKSは、東日本大震災で東北の支援でボランティアに参加したのをきっかけに発足している大阪・枚方市に本部を置くボランティア団体。福島は2015年から活動に協力している。


[福島はじめ オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/fukushima-hajime/
[福島はじめ 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/fukushima/whats.html








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渡辺要(日本クラウン) 75歳の誕生日を祝う会 これからも感動を与える歌を [イベント]

「とんぼり流し」を歌う日本クラウンの歌手、渡辺要の75歳を祝う会が、誕生日の2019年11月23日、大阪府堺市内の自宅に身近なファンなどを招いて開かれた。多くの祝福を受けながら渡辺は「これからも心ある歌を歌い続けていきたい」と応えていた。

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聴く人の心を感動させる歌を歌い続けたい-と話す渡辺要


 歌手渡辺要を育てた 、という兵庫県尼崎市にあった健康ランドで人気ナンバーワンを誇っていた頃から、渡辺を知っているというファンや、兄貴と慕い続ける歌手仲間のみやま健二など、ごく少数の関係者が顔を揃えた。
 長年、渡辺を支援し続けている後援者からは「祝 お誕生日」と書かれた、特大のカステラが届けられた。

 シャンパンで乾杯の後、渡辺要は四国一にまで育てた鮨店「要鮨」をかなぐり捨てて、突き進んだ波乱万丈の歌手人生を語った。
 「僕を歌手へと勧めたのは、藤圭子を育てた作詞家で作曲家の石坂まさおでした。しかし予想外に出費がかさみ、借金も含めてあっと言う間に1億5千万円ぐらいを使ってしまいました。仕事を終えて楽屋口を出ると、四国から来た銀行員が立っていて、もらったばかりの祝儀も持って行かれたこともありました」

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贈られた特大のバースデーカステラ

 そんな苦しい時代を乗り越えてこられたのも「いつかはいつかは、歌手として成功して見せる、という強い思いでした」(渡辺)という。

 この日出席した人たちから寄せ書きを贈られて渡辺は「たくさんの周りの人たちのおかげで歌手渡辺要という人格が育てられてきました。これからも心のある歌を歌っている、と思ってもらえる歌い手を目指していきます」を、さらなる意欲を示していた。


[渡辺要 オフィシャルサイト]
http://www.kaname8739.com/new_1.htm
[渡辺要 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/watanabe/whats.html








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第279回大阪流行歌ライブ、浅田あつこ・入山アキ子・寺本圭佑・小芝陽子・石田光輝が新曲など披露 [ライブ]

浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)入山アキ子(テイチクエンタテインメント)寺本圭佑(ユニバーサルミュージック)小芝陽子(メロディレコーズ)石田光輝(作曲家)が2019年11月20日、大阪・心斎橋のライブハウス、BIG CATで開かれた第279回大阪流行歌ライブに出演。それぞれ新曲などを歌って、客席からは大きな拍手を受けていた。

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第279回大阪流行歌ライブの出演者たち


 デビュー26年目で初めて大きな賞にノミネートされたという浅田あつこは「大賞が取れるように、12月14日の発表に向けて頑張って歌います」と、ノミネート曲で今年6月リリースの新曲「そやけど」を聴かせた。
 日本作詩家協会選定の第52回日本作詩大賞に、夢ユメ子作詞の同曲がノミネートされたもので、大賞受賞曲の発表は同日のテレビ東京の番組で放送される。

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浅田あつこ

 浅田はカップリングで在阪の歌手、塩乃華織と歌う「居酒屋姉妹」や前作の「いさりび鉄道」なども歌った。


 清楚な元看護師のイメージで今まで歌ってきた入山アキ子は、前々作から<悪女>を歌い続け、11月6日に出した新曲「女の恋ざんげ」はシリーズ完結作。悪女ぶりがすっかり板についたようで、とりわけ今作では「極妻」のようだとも。CDにはシリーズ3部作すべてと、カバー曲「女のブルース」を収録する。ジャケット写真のバックに描かれた龍の絵は、自らの手によるという。

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入山アキ子

 前作の「みだれ舞」(19年5月発売)では、同10月に行われた日本作曲家協会音楽祭で音楽祭奨励賞を受賞した。タイトル通りに踊りながら歌うと、客席からは手拍子が。


 寺本圭佑は、2019年7月に出したユニバーサルミュージック移籍第1弾の「ひとりにしない」がオリコン初登場2位でスタートするなど絶好調。「1度くらいオリコンチャートにランクインいたいと思っていたら、やっと念願がかないました。1位は五木ひろしさんでした」と笑う彼は、これをフルコーラスで切々と歌った。「分かりやすい、昭和の匂いがする、ムード歌謡」(寺本)が受け入れられたようである。

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寺本圭佑

 歌手デビュー10年目。期待の成長株である。その10周年ライブツアーを展開中で、12月23日には、大阪市内のライブハウス大阪キャンディライオンでも開く。

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推薦曲コーナーの小芝陽子(左)と石田光輝

 推薦曲コーナーには鳥取・米子市在住の作曲家、石田光輝と詩吟も吟じる演歌歌手、小芝陽子の2人が出演。石田は「昭和平成裏通り」など、小芝は「夢白夜」などを歌った。


[大阪流行歌ライブ]
http://hayariutalive.com/







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田端義夫生誕100年記念の名曲コンサート「大阪でオース!バタヤン」 27日 「かえり船」から「大利根月夜」「十九の春」など五木ひろしなど8人の歌手が歌う [イベント]

◆バタヤンの愛称で親しまれた歌手田端義夫の生誕100年を記念した名曲コンサート「大阪でオース!バタヤン」(主催・WOWOWプラス、後援・テイチクエンタテインメント)が、2019年11月27日、大阪府東大阪市の東大阪市文化創造館大ホールで開かれる。出演するのは昭和歌謡曲の数々を歌い継いでいる五木ひろしをはじめ鳥羽一郎、川中美幸、比嘉栄昇(BEGIN)市川由紀乃、成底ゆう子、真田ナオキ、朝花美穂の8人。五木はオース!のかけ声で、田端の代表曲「かえり船」などを歌う。

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「かえり船」などの田端義夫の名曲を再現する五木ひろし

 1919(大正8)年生まれの田端義夫は、1939(昭和14)年に「島の船唄」でデビューしてから、2013年4月に94歳で亡くなるまでにレコーディングした楽曲数は1200曲にもなるといわれている。1962(昭和37)年に出した「島育ち」は40万枚を超える大ヒットを記録。代表曲の「かえり船」(昭和21年)に至っては累計180万枚を売上げるなど、マドロス姿で歌う彼は国民的歌手として親しまれた。

 その功績を称えようというのが、田端の生誕100年を記念したコンサート。五木が、昭和の名曲を歌い続けるテレビ番組「五木ひろしが選び歌う名曲ベスト10 歌こそ我が命!」(BS TBS)に、昨年ゲスト出演した田端の息女が「父は来年で生誕100年になる」と言ったのをきっかけに、このコンサートのプロジェクトが進められた。

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 「島育ち」は奄美大島で歌われていたものを田端がレコーディングしたものだが、彼は多くの沖縄の歌を全国へ広めている。そんな縁もあって、やはり島育ち(奄美大島)のBEGINの比嘉栄昇は、2001(平成13)年に自らが作詞・作曲した「旅の終わりに聞く歌は」を田端に提供するなど、交流を温めていた。

 そうしたつながりを広げて、出演歌手の顔ぶれが決まった。
 1部では出演者それぞれが「島の舟唄」「大利根月夜」「十九の春」など田端のオリジナル曲を歌う。オープニングは、五木が田端が生前使っていたギターを弾きながら、オースと言って現れて「かえり船」を聴かせる。
 五木は「この歌は戦後の日本人に勇気を与えました。決して忘れてはいけない名曲中の名曲です」と、力を込める。
 2部はそれぞれの最新曲が披露されることになっている。

 東京・台東区の浅草公会堂でのコンサートは、11月18日、すでに開催済み。それに次ぐ開催地に選ばれたのが大阪であった。三重県生まれの田端が自らの故郷と言ってはばからなかった土地である。しかも会場は9月にオープンしたばかりの真新しいホールである。昼夜2回公演。

 五木は「昭和歌謡曲の名曲は古賀メロディーを筆頭に何百曲をカバーしてきています。常に挑戦し、先輩たちの歌を継承して行くのは僕のテーマでもあります」と、話した。


[大阪でオース!バタヤン]
http://tabatayoshio.com/








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こおり健太(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 来年1月からOBCで番組スタート 健太の集い in 大阪で発表 [ライブ]

◆徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、こおり健太が2019年11月19日、大阪・茶屋町のビッグエコー梅田茶屋町本店で「健太の集い in 大阪」を開き、来年1月から大阪でラジオ番組をスタートさせることを明らかにした。集いではまた、新曲の「恋瀬川」などオリジナル曲ばかり12曲を歌ったほか、今年5月に訪ねたミャンマーの土産のシルクストールなどが当たる抽選会などで、各地から集まったファンとふれ合った。

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みなさんの支えでデビュー12年目が迎えられた-こおり健太


 大阪では初めての健太の集い。この日は大阪のほか京都、三重、北海道など遠方からやって来た熱心なファンの姿も。
 来年1月からラジオ大阪(OBC)で週1回放送の番組をスタートさせることを告げると、全員がワァーッと大歓声。彼自身がパーソナリティを務める30分番組で「いい時間帯をもらっている」が、番組名など詳細は後日、自身のホームページで発表するという。
 念願の番組を始めることにこおりも「収録のために毎月2回は必ず大阪に来ることになり、ファンの拡大にもつなげられる」と、期待を寄せる。

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来年1月からは大阪でもラジオ番組

 こおりのラジオ番組は、7年前から続けている北海道・札幌のSTVラジオでも放送している。

 11月5日からデビュー12年目に入っているこおりは、今年9月に12枚目のシングル「恋瀬川」を出し、オリコン初登場1位で好スタートを切っている。
 「NHK・BSの歌番組にも、たくさん出演させてもらっています。これも皆さんの支えによるもの。昨日何を食べたかを忘れても、こおり健太のことはこれからも忘れないで下さい」と呼びかけて、ファンを笑わせていた。

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人柄と泣き歌が評判

 ビッグエコーのカラオケ、DAMにはこおりの歌は31曲収録されているという。その中から「恋瀬川」デビュー10周年記念曲の「泣きみなと」徳間ジャパン移籍第1弾の「泣いてください」全国の歌好きの人がこおりのことを知ってくれるきっかけとなったという「雨の船宿」など12曲を歌った。

 2015年に出した「山吹の花」もそのひとつ。桜の花が散る頃に咲き始める山吹の花をモチーフに歌ったが「この花のように僕も花を咲かせていきたい」と語りかけて歌を聴かせた。

 こおりは今年5月に観光親善大使をするミャンマーへファンクラブツアーを行なっている。その旅行の途中で、父親が脳内出血で倒れた知らせが飛び込んできた。右半身麻痺の状態は続くが、幸いにも今は「普段の生活が出来るまで回復した」という。
 父親の元気を取り戻すためにも「新曲を全国へ広げていきたい。皆さんの力を貸してください」と呼びかけていた。

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全国各地からファンが集まった


[こおり健太 オフィシャルサイト]
http://k-kenta.sakura.ne.jp/wp/
[こおり健太 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/koori.html








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演歌ジャックス、 12月放送分を収録  川野夏美、チョン・テフがゲスト出演 [テレビ]

◆奈良テレビ放送やJ;COM11Ch、九州宮崎 12Chなどで放送中の音楽番組「演歌ジャックス」の2019年12月放送分の収録が11月13日、大阪市内で行われた。ゲストに日本クラウンの川野夏美、徳間ジャパンコミュニケーションズのチョン・テフが出演。川野は11月6日にリリースした「満ち潮」を歌い、来年には舞台となっている和歌山県で新曲発表会を開くと告知。チョン・テフも同日リリースの「冷たい雨」を聴かせる。

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ゲスト出演の川野夏美(左)とチョン・テフ


 演歌ジャックス初出演の川野夏美。デビュー当時は男唄を歌っていたが、その後はこぶしの効いた演歌、そして最近はドラマチックな恋歌へと成熟度を増している。
 新曲「満ち潮」は作詞が川野にとって初めての及川眠子、作曲は弦哲也。「悲しい別れを決断した女性を歌っており、恋の思い出を重ねてもらえると嬉しいです」と川野。

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川野夏美

 彼女が歌う一連のドラマチック演歌の中でも今作は「新境地の作品」とされる。歌の舞台は和歌山・白浜町の朝来帰(あさらぎ)海岸。同県出身の及川眠子が「いつかは歌にしたい」と想い描いていた土地であった。そこで来年1月9日、川野は新曲発表会を開く。JR紀勢本線椿駅近くの旧椿小学校体育館が会場。限定300人で、地元の椿温泉観光協会が協力している。


 チョン・テフの7枚目のシングルで新曲の「冷たい雨」は、作詞が円香乃、作曲は徳久広司。カップリングの「涙のエトランゼ」も同じコンビによるもの。 「今までのソフト路線から男っぽい、ラブソングな演歌へと舵をきっている」と、彼は話す。巷では「骨太でドラマチックな 男前サウンド」といった評も。来年1月18日には大阪・京橋のライブレストラン、ベロニカでバースデーライブを開く。

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チョン・テフ

 「冷たい雨」はチョー・ヨンピルの「釜山港へ帰れ」を彷彿させるという。それだからではないだろうが、このところ韓国へ帰る機会が多い。そこで手掛けているのが実家を手伝っての白菜、大根、ネギなどキムチの材料になる野菜とリンゴ、ナシといった果物の栽培だという。「ちょっとしたマイブームで、勉強しながらやっています。忙しいけれど楽しいですよ」と話していた。



【レギュラー出演者と歌唱曲】
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林よしこ 「さよならだけが言えない」
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MARI「男と女の第2章」「ダンスDEムーチョ」
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TAIKI 「薔薇のほほえみ」
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新浩司 「ひとり酒」
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山田壽一「日向恋しや」
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背味孝太郎 「堂島あかり」
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岩井都美子「うしろ姿」(藤圭子)「花と蝶」(森進一)
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Monet「笑顔の季節」「ありがとう・・・」
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林田夏美「オホーツク恋唄」(坂本冬美)
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中村さおり「」()
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花咲里佳 「青い薔薇 La rosa azul 」
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野村真希 「愛をありがとう」「ブギウギ!それゆけエンジェル」
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平井一郎 「俺の夢」
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司会: 小池史子(左)とファンキー・コバ


演歌ジャックスの放送日

奈良テレビ放送 毎週水曜日 午後2時放送
J:COM 11Ch 毎週火曜日 午前10時放送
九州宮崎 12Ch 毎週月曜日 午前8時放送(再放送・月曜日~日曜日計10回)
天草ケーブルネットワーク 毎週月曜日~金曜日 午後4時放送
兵庫養父市CATV 毎日午後5時(再放送・同6時)


[メディアジャックス]
http://www.mediajacks.jp/








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吉幾三(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 14年ぶりの新歌舞伎座座長公演 大阪弁で芝居も 開場60周年記念公演のトリ [インタビュー]

吉幾三 3.jpg吉幾三が2019年12月1日から大阪・上六の新歌舞伎座で14年ぶりの座長公演を行う。芝居とオン・ステージの2部構成。芝居はドタバタ喜劇。松竹新喜劇「帰って来た男」を原作にしたドタバタ喜劇。共演は熊谷真実。2部は歌謡ショーで、世界7ヶ国の歌を民族衣装を着て歌うコナーも。話題の楽曲「TSUGARU」は「歌詞も覚えられない」ので、歌わないという。












 吉幾三は、去年、歌手デビュー45年をきっかけに1年間仕事を休んでヨーロッパ、アフリカ、アメリカなど世界を旅して、行く先々で現地の音楽に触れている。新歌舞伎座・吉幾三特別公演の2部、歌謡ショー「吉幾三オン・ステージ」のテーマは、その旅行に合わせたかのように<ジャンルを超えて・・・世界の旅唄>である。

 その見せ場は、7ヶ国の歌の曲間で15秒〜20秒という短い時間で、それぞれの国の民族衣装への早替えである。中国は李香蘭の「再見」を歌うし、アメリカは半裸になってハワイの民族衣装を身に着けるーなどといった具合である。

吉幾三・TSUGARU.jpg 世界旅行途上のエチオピアで聴いたレゲエに影響されているような、ネット配信で270万ダウンロードを超えるという大人気の「TSUGARU」だが、実はこの歌は3年前にすでに出来上がっていた。
 「洒落で書いたもので、声も3年前のものです。放送局の人に車の中で聴かせたところ、事故を起こしそうになるほどに笑って、大受けした」と吉。

 レコード会社は当然、これを発売しようということになるが、吉は「オレは演歌・歌謡曲の歌手だぞ」と難色を示したという。しかしレコード会社も黙ってはいない。そこで「配信だけ」という条件で承諾すことに。そして19年10月末には、ようやくCD化にこぎつけている。

 話題の1曲であるが、演歌が大好きな吉にとっては、今年5月にリリースした「人生(みち)」を大事に歌いたいところ。しかも「歌えと言っても二度と歌えない。(携帯は)ガラケーじゃないけれど、やり方(聴き方)も分からないので」と、オン・ステージでは歌うことはなさそうである。

 「あの歌は難しいんですよ。ラップ調で書いたので、知らない言葉もあるし、結構長い歌でもあるので、プロンプターでもないと歌うのは無理だし。歌うとなるとPVのような格好しないといけないし、それは嫌だし。着物着て細川たかしと肩並べたいし、だから歌うことはないと思います」

 演歌・歌謡曲歌手からは絶対外れたくない、という吉は、前のインタビューでも何度も歌わないと断言していた。

■私淑する藤山寛美に迫る!?

 吉幾三の14年ぶりの新歌舞伎座での座長公演は、約1年間に渡って行われてきた新歌舞伎座開場60周年記念公演のフィナーレを飾るものである。
 前の新歌舞伎座の座長公演では、現場作業や工場作業向けの作業服・関連用品専門チェーン店のCMソングを歌っている時で、記憶喪失になった作業員をニッカポッカを着て演じたという。

吉幾三・新歌舞伎座特別公演.jpg

 1部の芝居「どたばた遊侠伝 時代おくれのの竜」は、時代が明治初頭。時代劇と現代劇が入り混じった頃である。
 舞台は大阪。津軽弁の吉の台詞には、大阪弁が入る。
 「方言指導もありますが、僕のデビューは大阪でしたので、何日も大阪のホテルに宿泊して、キャンペーンで色んな所へ行きました。ある日はどこにも海はない奈良の山奥へ行って、船外機の歌を歌った経験もあります。ですからそこそこの大阪弁は、100パーセント大丈夫」と、自信を見せる。

 彼の歌手デビューは1972(昭和47)年。ヤンマーディーゼルの船外機(エンジン)のコマーシャルソング「恋人は君ひとり」(日本クラウン)がデビュー曲だった。当時の芸名は山岡英二。ヤンマーの当時の社長の苗字をもらい、名前はエンジンをもじった。

吉幾三.jpg

 ところが台詞を覚えるのは苦手なようである。
 「60を過ぎるとね、次々と忘れて行くんですよ。この間はNHKの収録で、プロンプターを使ったのに『雪國』を間違えたんですよ。自分が作った歌だから良いだろうと言ったんですが、結局、歌い直しました」
 と周りを笑わせるほどである。

 「芝居で一番大切なのは間ですね」
 それを学んだのは、テレビで見た松竹新喜劇の藤山寛美の舞台だったという。今もDVDで繰り返し勉強している。

 公演は12月18日まで。吉の次女で女優の寿三美も出演する。


[吉幾三 オフィシャルサイト]
https://441930.jp/
[吉幾三 大阪・新歌舞伎座]
https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20191201.html
[吉幾三 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/yoshi.html








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永井裕子(キングレコード) 「北の旅路」 荒木・浜による3作目 女の覚悟の強さを表現 6月には20周年記念リサイタル [インタビュー]

永井裕子 3.jpg◆キングレコードの歌手、永井裕子が2020(令和2)年6月10日に20周年記念リサイタル「夢道 Road to 2030」を開き、未知の30周年に向けての夢の道を進む。2000(平成12)年に18歳でデビューして、来年3月には39歳を迎える。目下、そんな記念イヤーの真っ只中であるが、19年9月には荒木とよひさ作詞、浜圭介作曲というゴールデンコンビによる3作目の「北の旅路」を出した。「こぶしは一切使わないように歌っているエイトビートの歌謡曲」という永井は、全編、荒木の世界観に惹きつけられる。


永井裕子・北の旅路.jpg









 「海猫挽歌」 (18年1月)「ねんごろ酒」(同10月)に続く、荒木・浜による3部作となる「北の旅路」。3作品それぞれに登場する女性像が異なる。今作で永井は「死んだりしないからーというとても深いメッセージ性が込められている悲しい歌ですが、女性の覚悟の強さを伝えることができれば」と歌っている。

永井裕子 5.jpg その永井は「北の旅路」をはじめ3部作すべてにおいて、言葉を大切に伝えることに重きを置いた歌唱をみせる。とりわけ今作では ♪ 死んだりしないから 〜 などと「独特な言葉」が多く見られる。そんな荒木とよひさの世界観が「感覚的に伝われば嬉しい」と永井はいう。

 恋の終わりを歌った作品であるが「どんな終わり方をしたのだろう」といった想像を聴くものにかき立てさせる。

 新曲CDは、ロック演歌な「五右衛門の恋」と、明治から昭和にかけての実業家渋沢栄一を歌った「雨夜譚(あまよがたり)」の2曲を加えた3曲構成。「五右衛門ー」は、メロディーが先に出来上がっていたが、浜は ♪ カックン カックン という詞を曲作りの時点ですでに入れていたという。「荒木先生がそれを使って、どのような詞を書くのかワクワクしていました」。
 「雨夜ー」は、2015年に出した「雪國ひとり」のカップリングとしてリリースしている。24年には新1万円札の絵柄として採用されることが決まっており、タイムリーな再起用である。

 永井は、80年代のアイドルをイメージした歌謡曲タッチの「愛のさくら記念日」でデビューしている。当時のキャッチフレーズが<青春ピュア>。20年たった今もピュアは保ち続けているという。
 その20年は「東京での毎日は刺激的」で、出身地の佐賀で過ごす同じ年数とは時の感じ方がまったく違ったという。

永井裕子.jpg

 「私が私らしくいられる歌える場所があるから幸せです。歌うことができなくなると、死んじゃうんじゃないかな。20年の間には色んなことがあったけれど、歌手を辞めたいと思ったことはなく、これからも地に足を着けて、着々と前に進み歌い続けることが夢です」

 2016年から始めたデビュー20周年記念に向けた「夢道 Road to 2020」。20年3月1日には東京・渋谷のハーモニー原宿B1で「永井裕子バースデーパーティー 2020」を、同6月10日は同渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで20周年記念リサイタル「夢道 Road to 2030」を開く。

 永井は「20年目を迎えている今、大きくジャンプしたい」と、新たに16ページからなる写真集も制作して、30周年に向けての意欲を感じさせている。





[永井裕子 オフィシャルサイト]
http://yuko-nagai.moon.bindcloud.jp/
[永井裕子 キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=13787








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島津悦子(キングレコード) 10月リリースの「瀬戸内ぐらし」 評判上々の叙情演歌 C/Wはツイストのリズムで踊れると人気 [インタビュー]

島津悦子 2.jpg◆キングレコードの歌手、島津悦子新曲「瀬戸内ぐらし」は、前作の「長崎しぐれ」のように昭和の良き歌を再現している。倉敷・尾道・笠戸島と、瀬戸内の情景を舞台に、男性に寄り添って生きていく女性の心を描いた王道のメジャー演歌で、前作同様に作詞はかず翼、作曲徳久広司、編曲南郷達也による作品。カップリングには、彼女の代表作の一つ「焼酎天国」のように、歌うものも聴くものも楽しんで踊り出せる「酒は天下の廻りもの」。遊び心をくすぐっている。



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 デビュー32年目で55枚目のシングル。癒し系演歌とも言われる前作「長崎しぐれ」の続編のように「瀬戸内ぐらし」は作られた。ただし今作は叙情色も強めている。
 「長崎ー」は約1年歌ってきた。1年に5枚のシングルを出したこともある島津だけに1年は長く映る。そのため「たくさんの人に歌ってもらい、浸透したようです」(島津)という。今作はさらに「今まで以上に心に長く残る作品にしたい」と期待を寄せる。

 「キャリアが30年を超えたあたりから、地に足を付けて歌えるようになってきました」
島津は冷静に自分を分析する。
 「作品ごとに主人公のイメージを作ることが容易になってきた」
というのである。
 「瀬戸内ぐらし」ではリズムに乗ってシンプルに歌い「決して感情移入し過ぎず、うまく歌おうとしない」ことに心がける。

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 ♪ あなたについて行きたいの 〜 と歌う彼女は「可愛い女性になったような気がする」というが、決してそれだけでなく声を落として大人の女性を演じる。

 このところ観光客が増えるなど瀬戸内は今、若者から注目されているという。瀬戸内を歌うのは、2008年の「瀬戸内から・・・」以来だという。ファンからは「広島へも来て下さい、と声をかてもらっています」
 今作の評判も上々で、各地の歌謡教室でも課題曲として取り上げられているほどだ。

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 カップリングの「天下の廻りもの」では遊んじゃえー。と、ツイストのリズムに乗って踊る。それもそのはず、「焼酎天国」の流れを汲んで、<健康ソング>のように作られた。
 担当ディレクターの中田信也氏たちの狙いは的中。これを聴いたツイスト世代の人たちは大喜び。中田は「遊び心で歌って下さい」と、呼びかけていた。
 島津も「ライブなどで盛り上がり過ぎると、歌詞が分からなくなっちゃうんです」と笑う。作曲した徳久広司も「こうした楽しい歌も島津の財産になる」と後押しする。





[島津悦子 オフィシャルサイト]
http://www.shimazu-etsuko.net/
[島津悦子 キングレコード]
https://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10397








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みやま健二(徳間ジャパンコミュニケーションズ)、忍者の里・伊賀上野で歌う イン伊賀上野店歌謡祭 [イベント]

◆CIMSミュージックエンタテインメント(東京都、山田純一社長)主催のイオン伊賀上野店歌謡祭が2019年11月16日、三重県伊賀市のイオン伊賀上野店で開かれた。徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、みやま健二も出演し、最新曲の「能登の灯祭り」「泪橋」などを歌った。

みやま健二 3.jpgみやま健二 2.jpg

 出演したのはCIMS所属の歌手、伊藤ゆうき・CHIHO・長山悦子・星侑佳・梅あいりの5人と、みやま健二
 みやまは威勢よく ♪ イヤサカヨッセ 〜 サカセ 〜 と「能登の灯祭り」を歌うと、会場からも大きな掛け声が飛んでいた。カップリングの「泪橋」は、彼が16年間歌い続ける実話に基づくもの。過去の悪行を悔い、 ♪ 残りの人生 お前がいれば はずす路のなど あるはずもない 〜 と、更生に励む実業家の話を作曲家の美樹克彦が歌にした。

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 CIMSの歌手が全員女性という中で、みやまは唯一の男性。彼は20年3月1日に大阪市内で開くデビュー20周年記念ディナーショーには、その美樹のゲスト出演が決定している。

 歌謡祭では若手のJPOP歌手に混じってただ1人、着物姿の演歌歌手だったのが長山悦子(キングレコード)。数多くの病気を克服して「城崎ふたり」などを元気いっぱいに歌った。ラストはシンガーソングライターの伊藤ゆうき。今年9月にミニアルバム「HANABI」を出して、目下、全国キャンペーン中。「500枚販売達成すると全国リリース出来ます」と、アピールしていた。

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 みやまたち出演者はエンディングで、忍者 の里である伊賀に相応しく、忍術のポーズをして記念写真の撮影に応じていた。


[みやま健二 オフィシャルサイト]
https://warakasu.jimdofree.com/%E3%81%BF%E3%82%84%E3%81%BE%E5%81%A5%E4%BA%8C/
[みやま健二 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/id=7733







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五島つばき(日本クラウン) 歌手と保護司の二足のわらじ 新曲「偲び酒」のカップリング「金原明善」では保護司の愛を歌う [インタビュー]

五島つばき 2.jpg◆日本クラウンの歌手、五島つばきが2019年9月に出した「偲び酒」のカップリング曲が「金原明善(きんばら めいぜん)」。一風変わったタイトルだが、更生保護の父とも呼ばれた金原明善、その人を歌ったものである。講談師の一龍齋貞花が詞を書き、聖川湧が曲をつけた。五島も2年半前に保護司を拝命し、更生保護への正しい理解を呼びかける啓発活動「社会を明るくする運動」をライフワークとする。五島はこれを歌うことで「保護司の活動の大切さをより多くの人に知ってもらいたい」と話している。


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 9月4日に発売後、五島は東京を皮切りに静岡、名古屋、三重、富山、大阪、広島、岡山と全国を転々と、新曲「偲び酒」のキャンペーンで駆け回っている。そこで見逃せないのが、カップリング曲の「金原明善」をアピールすることである。
 広島では保護司の集まりに参加。地元テレビのニュースで、彼女の保護司としての活動も紹介されている。
 「この会場では保護司の活動を歌ったデビュー曲『ひまわりの譜(うた)』で迎えられました」と五島。
 また広島市内の幼稚園では、園児がこの「ひまわりの譜」を歌っている、と聞かされて感激したという。

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 金原明善が生まれたのは1832(天保3)年と言うから江戸時代後期である。天竜川の治水事業を手掛けるなど91歳で亡くなるまで、実業家として活躍する一方で、日本で最初に出所者の保護事業にを行っている。私財を投げ打って更生施設を作るなど、更生保護のの父とも呼ばれている。

 この作品が作られるきっかけは、3年ほど前に一龍齋貞花と聖川湧の間で「ぜひ歌にしたい」といった話が交わされたことによる。五島の師匠であり、同じ保護司でもある聖川は、この話に大いに喜んだという。出来上がった歌には一龍齋貞花による台詞も入れた。

 保護司とは、犯罪をした人の改善・更生を助け、犯罪の予防のため世論の啓発活動をする。歌手でありながら、この活度を続ける五島は「まずは新曲『偲び酒』をはじめ、演歌で知名度を上げ、ファンに訴えて行かなければ」と、話している。





[五島つばき オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/tsubakigotou1010/
[五島つばき 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/goto/whats.html







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清水節子(日本コロムビア) 初の大阪キャンペーン 新曲「宿命 〜 さだめ 〜 」をアピール 観客を魅了 [キャンペーン]

清水節子 6.jpg◆太い声で女歌と男歌を歌い分けるカーリーヘアの歌手、清水節子が2019年11月10日、大阪市内などのカラオケ喫茶店3店舗で新曲「宿命 〜 さだめ 〜 」の歌唱キャンペーンを行った。行動派の歌い手であるが、何故か大阪でのキャンペーンは初めて。それでも歌好きの人たちの間では、その存在も歌もよく知られていた。行く先々での大歓迎に清水は「大阪の人たちはとてもノリが良かったです」と話していた。


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 前日の広島県東広島市でのキャンペーンを終えて大阪入りした清水節子。身長159センチ、スリムながらもバスト90、ウエスト63、ヒップ88という均整の取れたスタイルで、10日午後、大阪府吹田市のひまわりのステージに上がった。

 19年7月に9枚目のシングル「宿命 〜 さだめ 〜 」を出したばかりである。太い声で情感たっぷりに表現する清水の歌は、多くのファンに知られていた。
 新曲の「宿命 〜 さだめ 〜 」は、女性の切ない胸の内を描いた歌謡ブルース。カップリングには男歌の「男に生まれたら」と、韓国のトロットのようなリズム感あふれる女歌「素敵なスキャンダル」の2曲を収録している。

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観客と触れ合う清水節子

 この日のキャンペーンでは吉幾三作詞・作曲の「女の酒って...なんだろうネ」やはり吉の作曲による前作の「人生ブルース」日本クラウンからメジャーデビューした際のメジャー第1弾「天使のジェラシー」といったオリジナル曲を歌った。そして新曲「宿命 〜 さだめ 〜 」をアピール。
 清水は今までに3枚のアルバムを出している。その中から「釜ヶ崎人情」「落日」「二度と恋など」の男歌のカバーも披露した。

 このカバーアルバムの中には「釜ヶ崎人情」と同様に、ドヤ街を歌った「山谷ブルース」も収録されている。これを日本クラウンから出したのは2009年であるが、レコーディングに際して、彼女は薄汚い服装でドヤ街に座り込み、そこにいる男性や女性からそれぞれの人生を直接聞いている。
 「今まで半ば軽蔑していた人たちでしたが、同じ目線で話を聞くことで、見方は大きく変わりました」
 「釜ヶ崎人情」を書いた作詞家もず唱平も同様の取材をしているが、そうした身を持っての体験が、清水の歌に説得力を持たせている。

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情感たっぷりに歌う

 清水が日本クラウンからメジャーデビューしたのは2008年。それ以前にマーキュリーレコードからシングルを1枚出しているが、08年にリリースした「天使のジェラシー」(日本クラウン)からが本格的な歌手デビューである。
 行動派の彼女は深夜テレビ番組「11PM」でマスコットガールを務めたり、スナック経営、NTTのダイヤルQ2を利用した新規サービスや映画出演など多方面で、その才能を発揮してきた。

 映画は、半年以上のロングランヒットを記録して文化庁記録映画部門優秀賞など11の賞を受賞したドキュメンタリー「ヨコハマメリー」(監督・中村高寛、2005年)をはじめ、2本の作品に出演している。

清水節子 7.jpg
カラオケ喫茶店ひまわりの店頭で

 清水のシンボルとも言えるカーリーヘアを8年前から始めるなど、とにかく目立つ存在である。しかし初対面の人物には極めてシャイな一面を見せる。記者が「はじめまして」と挨拶した際にも、俯いたままで顔を上げることはなかった。
 特徴ある声も「昔からコンプレックスがあって、学校では通信簿は音楽が1番ダメでした」という彼女。ところがこれが、聴く人の心を響かせている。
 最後に清水は「歌は語りです。でも難しいです」と、しんみりと語ってくれた。


[清水節子 オフィシャルサイト]
http://清水節子.jp/
[清水節子 日本コロムビア]
https://columbia.jp/artist-info/shimizusetsuko/








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ノエスタ歌謡ショー 2019、大月みやこ・黒川英二・小野和子ら6組が熱唱 [イベント]

◆キングレコードの歌手、大月みやこを迎えて、神戸・兵庫区のノエビアスタジアム神戸で、2019年10月26日、ノエスタ歌謡ショーが開かれた。ゲストにはこのほか日本クラウンの黒川英二、キングレコードの小野和子らが出演。秋晴れの青空の下、グラウンドには演歌・歌謡曲などが響き渡っていた。

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ノエスタ歌謡ショー 2019の出演者たち 中央が大月みやこ

 ノエビアスタジアム神戸は普段、サッカーの楽天ヴィッセル神戸やラグビー、神戸製鋼コベルコスティーラーズのホームグラウンドとして使われているが、年に一度、楽天ヴィッセル神戸が近隣住民や演歌・歌謡曲ファンサービスとして開いているのが、この歌謡ショーである。

 毎年、大物歌手がメインゲストに招待されているが、今回は切ない女心を歌った新曲「涙川」が人気高騰中の大月みやこが選ばれた。
大月はこの日、まずはお馴染みの「白い海峡」からの歌唱した。デビュー55年になる彼女だが、この球場に立つのは初めて。「とてもいい気持ちです。子供の頃から神戸は憧れの町でした」とあいさつ。

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大月みやこ

 さらには「女の港」「せめてもう一度」「女の駅」と続けて歌い、「大好きな日本の歌謡曲、感動して頂けたでしょうか」と問いかけ、もちろん新曲「涙川」を披露した。


 黒川英二もこの歌謡ショーには初出演。来年1月からはNHK・BSテレビでドラマ「大岡越前」の新シリーズに出演するなど、このところ俳優業が忙しい。この日は「東京えれじい」「涙のエアポート」そして新曲「俺を咲かせてくれた花」を歌った。

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黒川英二

 ノエスタ歌謡ショーでは常連の小野和子は、95歳になる母親の介護をしながら歌手業を続けている。カバー曲のほか、オリジナル曲から選んだのはやはり母もの。「母娘花」「母恋三度笠」の2曲を歌った。
 普段は野良着姿で畑仕事をしているが、3年前までは神戸・三宮でカラオケ喫茶店を営みながら、歌の仕事で全国を駆け巡っていた。

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小野和子

 「近所の人たちの助けもあって、畑仕事もすっかり慣れました」と、無農薬野菜を自慢していた。

 歌謡ショーにはこのほか、「学園天国」などで知られる元フィンガー5の晃と東ユースケのコンビや元宝塚歌劇48期生の風さやか、訪問介護をしながら歌っているという久武まりも出演した。







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塩乃華織(日本クラウン)  新曲「七尾線」 発表ライブ  大阪・堂山 umedaTRAD [新曲発表]

塩乃華織 1.jpg◆日本クラウンの歌手、塩乃華織が2019年11月7日、大阪・堂山のライブハウス、umedaTRADで、同6日に出した「七尾線」の発売記念ライブを開いた。新曲を披露した塩乃は「この1曲で1歩前へ進みたい」と、新たなスタートへの意欲をみせた。



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 「七尾線」は、石川県のJR津幡駅から和倉温泉駅まで、能登半島南部を走る単線ローカル鉄道の七尾線が舞台。歌の主人公の女性は、そこを走る観光列車、花嫁のれんに一緒に乗ろうと愛しい男性と約束していたのだが、果たすことが出来ないままに、恋は終わる。塩乃はそんな切ない想いを歌っている。

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 2009年6月「失恋レストラン」で歌手デビューして11年目。2011年に日本クラウンから「陽だまりの花」でメジャーデビューしている。
 歌手デビューから7枚目のシングル、その発売記念ライブが7日、そして来年には◯7歳になるーといった具合に、新曲「七尾線」にちなんで「7」揃い。

 ライブでも、カバー曲メドレーで「女・・・ひとり旅」から「六本木ララバイ」まで、タイトルに1から6のまで数字が入った楽曲を歌って、ラストナンバーの「七尾線」につなげるといった、心憎い構成も見せた。

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西のピアノ演奏で「七尾線」を歌う

 新曲の作詞は内藤綾子、作曲が西つよし。このコンビは2014年に大石まどかが歌った『居酒屋「津軽」』も書いている。作曲家の西はシンガーソングライターでもある。この日は彼のピアノ演奏で「七尾線」を披露する一幕もあった。
 塩乃と西はゴルフ仲間でもあり、兼ねてから彼女が「西先生に曲を書い欲しいと思っていた」ところに、西から「塩乃の伸びやかなハイトーン、そしてビジュアルからして、絶対に俺が書かなければ」と立候補したというから、塩乃は堪らず大喜び。

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挨拶する「七尾線」制作スタッフ、右から2番目が西つよし、その左が内藤綾子、左から2番目が大喜田

 日本クラウンの担当ディレクター、大喜田一人氏はまた「人懐っこい詞とメロディーに塩乃のキャラクターがピッタリと合った作品になった」と、新曲をアピールしていた。

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ファンクラブからプレゼントされたドレス

 ライブ後半は、オープニングに続いてオリジナル曲のオンステージ。衣装はジャケット写真と同じ白色のドレス。今年3月24日の◯6歳の誕生日に、ファンクラブから贈られたという2着のドレスのうちの1着。
 今までの彼女のイメージを変えるようなそれは、ファンの新曲への期待の大きさが織り込まれているようであった。

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 ラストはカップリング曲の「ありふれた口づけ」に続いて、「七尾線」を歌って締めくくり「ますます忙しくなるように歌っていきます」と話していた。

 塩乃は今回会場として使用したumedaTRADでは、2015年から2、3ヶ月に1度の割で定期ライブを開いており、来年2月13日にも予定している。


[塩乃華織 オフィシャルサイト]
https://ameblo.jp/shionokaori/
[塩乃華織 日本クラウン]
http://www.crownrecord.co.jp/artist/shiono/whats.html








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工藤あやの(徳間ジャパンコミュニケーションズ) 新曲「大阪花吹雪」発表会 大阪・ベロニカ [イベント]

工藤あやの 7.jpg◆デビュー6年目になる徳間ジャパンコミュニケーションズの歌手、工藤あやのが2019年11月6日、6枚目のシングル「大阪花吹雪」をリリース。発売当日には大阪市内のライブレストラン、ベロニカで関西・関東のファンと業界関係者を集めて新曲発表会を開いた。工藤は「皆さんの力を結束して作って頂いた作品です。3年は歌い続けたいです」と話した。



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 ピンク色で彩られた「大阪雪吹雪」のジャケット。工藤あやのの写真はどこか石川さゆりを思わせる。題字は自らが書いたというが、2000回書いたうちの1つである。それだけ想いを込めたこの作品を「自分の新たなデビュー曲として歌っていきます」というほどに気持ちを一新させた1曲なのである。

 彼女の師匠で今作の作曲もしている弦哲也も「声が裏返らなくなったし、やっと安心して聴けるようになった」と、6年目にしてようやく<合格証>を出したほど。
 歌の終わりに入る ♪ 花吹雪 〜 のフレーズ、坂本冬美の「夜桜お七」のようでもある。
 「先生からは『夜桜お七』のイメージで歌いなさい、とアドバイスを受けました」
 というから、まんざら外れてはいない。

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 なんやかんやと、生きてると色々あるけれど、なるようになるさ。たった1度の人生だから、やりたい事をやろうよー。
 10年前に作られていた作品なのである。彼女を待っていたかのように「巡りめぐって今、歌うことになりました」と、胸を弾ませる自身の背中を押す、まるで応援歌とも感じられる。

 山形のひだまり娘のキャッチフレーズで、期待の新人として2014年に華々しくデビューした工藤であったが「歌手としては歌も下手で、ほめられるのはトークだけ」という劣等意識をずっとを引きずっていた。
 2018年10月に工藤はファーストアルバムを出している。ところが、前年の10月に4枚目のシングルを出してからというもの新曲の話はなかったし「やはり自分の歌の実力では無理なのだろうか、このまま歌手として続けていけるのか。どうしたら興味を持ってもらえるだろう」と、その空白に不安を抱えていた。

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 ファーストアルバムのリリースを境に、工藤あやのは大きく変わり始めた。
 「今は自信を持って自分を歌手と呼べますが、それまではそうではありませんでした。これからかは誇りを持ってシンガーとして歌っていけるようにしたい」
 歌も歌謡曲にこだわらず、演歌・バラードと幅を広げようとしているし、アルバムを出した18年には津吹みゆ・羽山みずき(いずれも日本クラウン)と共にみちのく娘を結成。シングル「春ッコわらし」をリリースして、新たな活度を始めたことも工藤を変えるきっかけとなった。

 みちのく娘では着物を着る工藤も、それまではデビュー以来ずっと衣装は洋服だった。「大阪花吹雪」でも着物姿を見せてくれている。
 そうした彼女は2017年に出した「恋ごよみ」あたりから、少しずつ大人の女性へと変身し始める。今年1月に出した5枚目のシングル「恋微熱 JIN JIN JIN」では、デビュー当時のふっくらとした顔の可愛い少女から大きく様変わりを見せた。

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 「可愛いからきれいへと外見から変えていこうととしました。食べるものも炭水化物を減らし、朝食はビスケットとコーヒー、サラダといった具合で、ランニングも始めています」
 その成果は「デビュー当時からは10キロは痩せました」というほどで、見違えるほどである。

■元気になれるPV

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 「大阪花吹雪」の新曲発表会では、表題曲とカップリングの「エゴイスト」をはじめ、石川さゆりの「恋は天下のまわりもの」など全10曲を歌った。弦哲也からはビデオメッセージも寄せられて彼女を励ましていた。
 工藤は「大阪の街が出てくる、元気になれるプローモーションビデオも是非見てください」と呼びかけていた。


[工藤あやの オフィシャルサイト]
http://www.arder-jiro.co.jp/ayano/
[工藤あやの 徳間ジャパンコミュニケーションズ]
http://www.tkma.co.jp/enka_top/kudo-ayano.html









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可愛ゆみ(テイチクエンタテインメント) 地元奈良で新曲発表ディナーショー 「下北ひとり」披露 [新曲発表]

可愛ゆみ 2.jpg◆テイチクエンタテインメント移籍第1弾「下北ひとり」を2019年9月18日に出した可愛ゆみ=写真左=が、11月3日、奈良市内のホテルリガーレ春日野で新曲発表ディナーショーを開いた。メイン曲のほかカップリング曲「私も女」も披露。会場には同曲を作詞した鈴木紀代、作曲の西つよしの両人も顔を見せ、西は2010年に自らCDデビューをした「ただ、会いたい~母へ~」(日本クラウン)なども歌って、発表会を盛り立てた。


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 可愛ゆみは、2014年に星乃由美の芸名で、キングレコードから「風の下ツ道」で歌手デビューしている。16年にはアスタエンタテインメントに移って「冬悲恋」を出し、この年から作曲家西つよしに師事している。

 発表会のオープニングで可愛は、キラキラと光るドレスで登場。「緊張し過ぎていますが、この衣装で気合いを入れて歌います」 と、デビュー曲の「風の下ツ道」とセカンドシングル「冬悲恋」でウォーミングアップ。
 2部はしっとりと和服姿。まずは西つよしの作品の「娘馬子唄」(大石まどか)などカバー曲をメドレーで披露し、「下北ひとり」の舞台である青森県を代表する山、岩木山が歌詞に出てくる「帰ってこいよ」(松村和子)も歌った。

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 「下北ひとり」は、青森・陸奥湾に沿って野辺地駅から下北駅まで走るJR大湊線で行く、恋忘れの旅歌なのである。悲しい旅だけに季節は恐らく冬で、どこまで行っても1人である寂しさを感じずにはいられないマイナー調の演歌。
 これを聴いた演歌ファンは「ぜひ覚えて歌いたいです」とも。

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 可愛は奈良県桜井市の出身。この奈良県はテイチク発祥の地でもある。発表会に出席したテイチクエンタテインメントの小松永枝プロデューサーは「このような土地でありながら、県出身の歌手は可愛が初めてなのでは」と、それだけにヒットへ向けての意気込みは強い。

 これを作曲した西つよしは、作曲家としての活動のほか、西つよし&SHIGEZO BANDを結成してライブ活動を行なっている。この日は、そのオリジナル曲「ただ、会いたい~母へ~」(日本クラウン)をはじめ山川豊に提供した「柳川慕情」や「北のゆきこ」(天城実)を聴かせた。

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自らCDデビューした作品を披露する西つよし

 この日はまた、メンバーの1人が可愛の友人という、沖縄を代表する創作太鼓集団、琉球國祭り太鼓の奈良支部の14人によるダイナミックな演舞が披露された。

 西は「可愛の歌の魅力は、高い声と裏返る綺麗な声です。今作を機に歌謡曲じゃなく、演歌路線への変更を求めました。精神的には細いところがあいますが、今の歌唱を続けるようにとアドバイスしています」と話した。
 また作詞の鈴木は「この歌は恋を失った女性が、思い出を捨てに北を旅する物語です。野辺地から各駅停車の列車で可愛さん自身が旅をするような思いで書きました」と、歌への想いを説明した。

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 可愛はそれに応えて「デビューから5年間、昇れなかった高い階段に西先生に押し上げてもらいました。後は私の努力次第です」と、新曲にかける意欲を見せていた。


【インタビュー】 可愛ゆみ、悲恋演歌に挑戦   情感を込め、全国へ伝えるように


◆歌手デビュー5年目の星乃由美が芸名を可愛ゆみに改め、テイチクエンタテインメントから「下北ひとり」を出している。デビューから数えると3枚目のシングルになる。高校生までポップスを歌って勉強してきた彼女であるが、今作ではマイナー調のしっとりとした悲恋演歌に挑戦している。

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 可愛ゆみ。「下北ひとり」を作曲した西つよしが命名した。
 星乃時代には関西を中心にカラオケ発表会のゲストや、色んなイベントで歌っていた。これからは「全国の人に歌を聴いてもらえるように、歌っていくのが目標です」と、ステップアップした意気込みをみせる。

 母親が奈良県桜井市でカラオケ喫茶店を営む。その影響を受けて「20歳になった頃から、カラオケの先生について演歌を習い始めました。ポップスにはない、こぶしや唸りなど表現の仕方が格好いいと思いました」と可愛。

 天童よしみのようなはり歌が好きで、初めてカラオケ大会に出た時に歌ったのも「パワフルな天童さんの歌で挑戦しました」が、「下北ひとり」はしっとりと歌い上げるマイナーな曲調である。
 この曲を書いた作曲家、西つよしは「可愛にとっては挑戦」と、情感を大切にした歌唱を求める。

 可愛も「張って歌うところもあって、歌いがいがあります。カラオケ・演歌好きな人には気に入ってもらえるでしょう」と話している。

 可愛と西との出会いは3年前になる。
 元々、西の作品が好きで歌っていたが、門下生だった先輩歌手から紹介されたのがきっかけだった。以来、月1回のレッスンを受けてきた。
 「ヴィブラートが入ることで、音程が悪くなるクセがありましたが、それを修正するように厳しく指導されました。さらには情感を入れて、言葉が伝わるように、と歌唱を徹底的に叩き込まれなした」

 5年前に歌手デビューしてずっと衣装はドレスだった。今回、着物変更した。「目下、着付けの勉強中なんですよ」とも。


[可愛ゆみ テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/kawai/







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