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COMIN’KOBE11’  5月に神戸ポートアイランドのワールド記念ホールなどで無料ミュージックフェス [コンサート]

◆関西で最大のロックフェスティバル、無料ミュージックフェスティバル「COMIN’KOBE11’」が、2011年5月4日、神戸ポートアイランドのワールド記念ホール(神戸市中央区港島中町6)・神戸夙川学院大学(港島1)などで開催される。


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 「震災10年 神戸からの発信」として神戸の活性化を目指して2005年に開催された野外チャリティーライブ「GOING KOBE」が前身で、それから数えて7回目になる。運営のほとんどは学生のボランティアたちが行っている。
 震災から15年目の昨年から「COMIN’KOBE」に名称が変更されている。
 
 今回は、120組を超える出演者が予定されており、4万人以上の動員が見込まれている。すでに「THE COLLECTORS」「ガガガSP」などの29組のアーティストの出演が決定しているという。

 一般出演枠のオーディションは2月15日から受け付けが始まっているが、現在応募できるのは「全国の津々浦々アーティスト」(締切り3月12日)と「10代バンド」(同3月10日)のふたつ。
 応募はいずれもWebサイトを参照。

 主催者のCOMIN'KOBE実行委員会では「心のままにドキドキとワクワクが詰めこまったホンモノのアーティストを募集しています」と話している。



[COMIN’KOBE11’]
http://comingkobe.com/index.php



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きしわだ歌謡祭  演歌で街を元気づけ 地元出身の永井みゆき、岩出和也、小村美貴らが出演 病欠の大江裕に代わって小金沢昇司、特別ゲストに長保有紀 [コンサート]

永井みゆき(テイチクエンタテインメント)、岩出和也(キングレコード)、小村美貴(同)の岸和田市出身の歌手と、小金沢昇司(キングレコード)、大阪府高石市出身の長保有紀(日本クラウン)が出演した「きしわだ歌謡祭」が、2011年1月26日、岸和田市港緑町の浪切ホールで開かれた。野口聖岸和田市長も顔を見せるなど街を挙げてのイベントになった。


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写真=上段左・永井みゆき 右・小村美貴 中段左・岩出和也 右・小金沢昇司 下段・長保有紀


 岸和田商店街連合会・岸和田TMOが主催した。
 「岸和田の街を演歌で盛り上げたい」(東幸作ヤングレコード社長)と、地元出身の歌手を中心にした構成で、昨年から企画されていた。
 当初、出演が決まっていた大江裕が突然の入院という事態もあって、同じ北島音楽事務所所属の小金沢昇司が代わって出演するといったハプニングもあったが、昼夜2回の公演には演歌好きの地元の人たちなどがたくさん詰めかけた。

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 まず小金沢昇司は「神楽坂」に次いで、新曲の「はまなす海岸」を歌った。
 同じ事務所の大江のことに話が及ぶと「彼の前で<のろま大将>の一節を歌うと、<なんでそんなに上手なんですか~>と言われた」といったエピソードも披露して会場を笑わせていた。

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 次いで登場した小村美貴は「地元の歌謡祭で歌えるのがうれしい」と話し、「やっぱり大阪」「大阪のおんな」を歌った。
 波切ホールで歌うのは初めてという彼女は「めちゃめちゃ楽しいステージやったで~」と自分のブログに書いていたほどの感激ぶり。

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 デビュー15年の岩出和也は、1曲目にキングレコード移籍後3作目の「五月のバラ」、さらに2曲目は移籍第1弾の「北フェリー」に次ぐ北シリーズとして知られる「北ターミナル」を歌った。
 岩出は、波切ホールのこけら落としで歌ったことがあるそうたが、地元での公演は久しぶりだという。

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 デビュー曲「大阪すずめ」でステージに登場した永井みゆきは、続いて「地吹雪情話」を披露。
 「素晴らしいステージで歌えてうれしいです」とあいさつ。

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 この日の特別ゲストの長保有紀は客席から登場してきた。
 最初の歌は「城ヶ島雨情」で、次いで「雪国紅葉」を歌った。
 「先祖は岸和田城のお殿様のそばで字を書いていた」と、岸和田とのかかわりも披露していた。


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 後半は全員がステージに勢ぞろいして、「事務所には内緒で20歳頃まで、だんじりを曳いていた」(永井)など、だんじりなどの話を盛り込んだトークショースタイル。
 話し間を縫うように、小金沢が北の海の漁師を歌った「北の三代目」と前作の「ありがとう…感謝」を、小村は「泉州恋女房」と新曲「おんなみれん節」を歌った。
 岩出は「だんじり」と新曲「やすらぎの酒場」、永井は新曲「愛縁坂」とカップリングの「だんじりの女房」、そして長保が新曲の「龍飛崎」を披露した。


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岸和田とのかかわりを話す出演者たち


 このコーナーでは、ハッピ姿で現れた岩出をはじめ地元出身の3人が、それぞれ1曲ずつ<だんじり>をテーマにした曲を聴かせ、会場の盛り上がりは最高潮に達した。

 フィナーレは全員が祭り団扇を持って北島三郎の「まつり」を歌唱した。



[永井みゆき]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/nagai/
[岩出和也]
http://www.kingrecords.co.jp/iwadekazuya/index.html
[小村美貴]
http://www.kingrecords.co.jp/komuramiki/
[小金沢昇司]
http://www.kitajima-music.co.jp/shoji/index.html
[長保有紀]
http://www.nagahoyuki.com/pc/index.html


[岸和田商工会議所]
http://www.kishiwada-cci.or.jp/
[岸和田駅前通商店街振興組合]
http://www.kishiwadashotengai.com/





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三門忠司(テイチクエンタテインメント) 30周年記念コンサート開く 新歌舞伎座で昼夜2回公演 新曲「雨降る波止場」など30曲を披露 [コンサート]

三門Top.jpg三門忠司が、2011年1月29日、デビュー30周年の記念コンサートを大阪・上本町の新歌舞伎座で開いた。三門は集まったファンに「歌手冥利につきます。1日でも、1年でも長く歌い続けたい」と、次の35周年へ向けての意気込みを見せた。


熱唱する三門










 三門がデビューした1980(昭和55)年の歌謡界はアイドル全盛時。山口百恵が21歳で引退した年でもあった。そんな中での三門の35歳でのデビューは決して早くはなく、デビューのきっかけとなったCBSソニーの第1回オーディションでは、唯一の演歌歌手としての合格だったという。

 その翌年にデビュー。第1弾の曲が「流れて大阪」。この記念すべき1曲を、オープニングでまず披露した。
 コンサートでは、30年の足跡を年代別に歌うという形で進められ、デビュー2作目の「大阪情話」「曽根崎そだち」「浪花のギター」「昭和自叙伝」「俺の出番が来たようだ」などと続いた。
 全国歌巡りメドレーと題したカバーコーナーでは「京都の恋」など、三門としては珍しい選曲に挑戦するところもみせた。


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コンサートには三門の30年の歴史がふんだんに詰め込まれた
















 1991(平成3年)年11月に出した「雨の大阪」は、三門が最も印象に残る曲で「これによって全国の人たちに歌手、三門忠司の名前を覚えもらった」という記念すべき曲だ。

 デビュー間もない頃などを振り返り、エピソードも披露した。
 小林幸子のディナーショーに連れて行ってもらって「いつかはこんな催しを開けるのだろうか」と憧れたり、中村美律子の新歌舞伎座1ヵ月公演にゲスト出演して「とにかく周りに迷惑をかけたらあかんと」と緊張したなどの思い出を話していた。


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司会の水谷ひろしと思い出話に花を咲かせる


 第2部の1曲目は、2001(平成13)年8月に出したテイチク移籍第1弾の「大阪かたぎ」
 このあと「雨の大阪」「大阪夜話」「男の地図」「俺の花」「片恋酒」と、再びお馴染みのオリジナル曲を歌うと、観客も大いに満足の様子。


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歌謡浪曲「関の弥太っぺ情け宿」を披露する







 三門はコンサートのたびに新たなチャレンジの成果を見せてくれる。
 今回は歌謡浪曲に挑んだ。
 京山幸枝若に師事し、浪曲の手ほどきを受けたという「関の弥太っぺ情け宿」を聴かせると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
 「師匠の節回しが難しくて覚えられなかったし、三味線に合わせることもできない」など、苦労の連続だったという。

 終盤は「流転川」「男の燈台」「博多川」、そして新曲の「雨降る波止場」を歌い、フィナーレは「河内の次郎長」で30周年記念コンサートの幕を閉じた。


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 公演前にインタビューに応えた三門は「ひと区切りではあるが、大先輩の前ではたった30年です。中村美律子さんは120歳まで歌うと言っている。30周年を機に、自分の歌を見つめ直し、初心に戻って次の35周年に向けてがんばりたい」と、30周年を迎えての心境を語った。



桜井くみ子.jpg この日はまた、三門と同じ大阪府堺市出身の歌手桜井くみ子(日本クラウン)がゲスト出演。新曲の「卯の花しぐれ」など4曲を歌い「先輩の30周年記念コンサートに出演できて光栄です。いずれは私も素敵なコンサートを開けるように頑張ります」と話していた。




デビュー3年目の桜井くみ子










[三門忠司]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/mikado/





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堀内孝雄(アップフロントワークス)と中村美律子(キングレコード) グランキューブ大阪でジョイントコンサート [コンサート]

堀内&中村.jpg堀内孝雄中村美律子が、2011年1月26日、大阪市北区のグランキューブ大阪(大阪国際会議場)で「新春ビッグステージ2011 堀内孝雄&中村美律子 スペシャルコンサート」を開き、それぞれのオンステージを含めて2人は計23曲を歌った。













 オープニングは中村が「大阪情話」を歌い、堀内は「影法師」を披露して幕を開けた。
 1月21日の姫路会場を皮切りに関西7会場でのジョイントコンサートがスタートしているが、「地元大阪にやって来るとホッとしますね」とふたり。

 まずは浪花の名曲をメドレーで歌った。
 「ふたりの大阪」「大阪で生まれた女」「こいさんのラブコール」「浪花恋しぐれ」を、中村と堀内が交互に歌って、大阪の良さをアピール。


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 こうしてふたりがジョイントして歌うのは初めてという。
 「初めてやのに、まるで恋人のようやね。歌の力はすごいは~」と、中村は美空ひばりの代表曲のひとつ「みだれ髪」を、そして堀内は「夜霧よ今夜もありがとう」を歌った。
 続いて中村が谷村新司に扮して堀内のアリス時代の歌「冬の稲妻」を歌うと、次は赤いハッピを身につけて一緒に「河内おとこ節」を披露した。

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◆2部のオンステージでは、それぞれのオリジナル曲を聴かせた。
 最初は中村美律子。
 桂春団治を歌った「浪花しぐれ」に続いて「おんなの純情」、中村が司会をしていたテレビ番組「乾杯トークそんぐ」から生まれたという「島田のブンブン」、そして最新曲の「人生一度」、最後はこれを歌わせると右に出るものなしとも言われる「瞼の母」を聴かせた。
 日本人ならば涙なくして聴けないこの歌、会場からは<名人中村! 日本一!>などの声が、みっちゃんファンから飛んでいた。

 中村は毎年、視力障害者に盲導犬を寄贈している。昨年、それを受け取った1人の砂原嘉夫さんが盲導犬の<エフォート>と共に会場を訪れ、大好きな「河内おとこ節」などに聴き入る光景も見られた。


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 堀内は、18年続いたテレビドラマ「はぐれ刑事純情派」の主題歌を歌ってきた。毎年1曲ずつ、新しく曲を追加して、その数は18曲にもなっているという。
 この日のオンステージでは、その中から「恋歌綴り」「竹とんぼ」「ガキの頃のように」「カラスの女房」「愛すべき男たち」、小椋佳が作詞した「愛しき日々」の6曲を披露した。

 6の賞をもらったという「恋歌綴り」にまつわるエピソードも紹介して、会場を笑わせていた。
 この曲は、1990(平成2)年の第32回日本レコード大賞の歌謡曲・演歌部門で大賞を受賞したほか、同年の日本有線大賞で大賞、全日本有線放送大賞のグランプリなどの賞を獲得したという。また、その年の「第41回NHK紅白歌合戦」にも出場して歌唱している。


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 大阪でのコンサートのラストはやはり「大阪ラプソディー」で、アンコールで全員で合唱して、幕を閉じた。

 ジョイントコンサートは、この後、1月29日に中京大学文化市民会館オーロラホール(14:30 / 18:30)、1月31日に神戸文化ホール大ホール (14:30 / 18:30)、2月1日に京都会館第1ホール(14:30 / 18:30)でも行われる。




[堀内孝雄オフィシャルホームページ]
http://www.takao-horiuchi.com/
[中村美律子]
http://www.goldenmusic.co.jp/mitsuko.htm
http://www.kingrecords.co.jp/nakamuramituko/index.html





瞼の母―長谷川伸傑作選

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  • 作者: 長谷川 伸
  • 出版社/メーカー: 国書刊行会
  • 発売日: 2008/05
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久ぼたなお子(シュライカー)が活動再開 「UTADAMAコンサート」でオリジナル曲などを歌う [コンサート]

◆「トイレの神様」の植村花菜がメジャーデビューするきっかけとなったミュージシャングランプリOSAKAの第6回大会でグランプリを受賞しているシンガーソングライターの久ぼたなお子(シュライカー)が、本格的な活動再開へ向けて、このほど大阪市内で開かれた大阪芸術大学主催の「UTADAMAコンサート」に出演し、オリジナル曲の「今日も夢ん中」とともに、同大学の学生たちが作詞した作品に久ぼたが曲を付けて歌った。


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久ぼたは一つひとつの歌詞を聴く者に届けるように歌う

 UTADAMAコンサートは学生たちが作詞した歌をプロのシンガーソングライターが曲を付けて歌うというもの。毎年、学生たちが企画、制作のほかマスコミへの広報も手掛けている手作りコンサート。

 毎年、ゲストとして出演している久ぼたは今回、デビューCD「やさしいひと」に収録されている「今日も夢ん中」を披露したほか、学生の作品3曲を歌った。
 学生が作詞したという作品は、「SMILE」(作詞・浦岡志帆)「さくら約束」(作詞・田畑綾子)「モラトリアム」(作詞・伊藤巳和)。

 このところこうしたコンサートなどから遠のいていた久ぼたは、歌い終わって「毎年、参加させていただいていますが、よい勉強になります。私もこれから頑張ります」と、活動再開へ向けて意欲を見せていた。



[久ぼたなお子 オフィシャルWebサイト]
http://www.shriker-music.com/naniwa/kubotanaoko/



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ビューティ・スルー(キングレコード)、小村美貴の地元、大阪でコンサート 3人のトライアングル・パワーに900人が大歓声 [コンサート]

6.jpg◆キングレコードの長身美人演歌歌手、市川由紀乃水田竜子小村美貴の3人によるユニット「ビューティ・スルー(Beauty"SRWs")」のコンサート「Beauty"SRWs"プラスワン歌祭りIN大阪」が、2010年12月8日、大阪市中央区の御堂会館で開かれ、満員の約900人が詰めかけた。






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 熊本を皮切りに始まったビューティ・スルーのコンサートは、今回の大阪が7会場目。メンバーの小村の地元ということもあって、小村の名前を書いた横断幕を持ったファンも会場最前列に陣取り、彼女の愛称<ミッキー>で呼ぶ声も飛び交っていたほど。

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 コンサートは、1部ではカタログ通販のベルーナ提供の衣装を披露しながら、まず3人で「銀座カンカン娘」で歌ったのに続いて、「京都から博多まで」(小村美貴)「別れの予感」(水田竜子)「能登半島」(市川由紀乃)など懐かしい昭和の名曲12曲を交互に歌った。

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写真:小村美貴(上)、水田竜子(中)、市川由紀乃(下)




7.jpg 2部では<プラスワン出演>のゲスト、池田輝郎が、最新曲の「北の夜風」や「五木の子守唄 ニューヴァージョン」、来年1月1日発売予定の「湯の町哀歌」、三橋美智也の
「哀愁列車」など8曲を披露した。




ビューティ・スルーの保護者ですという池田輝郎







 3部は、ビューティ・スルーの3人がそれぞれオリジナル曲を4曲ずつ歌うコーナー。
 最初はデビュー6年目の小村美貴。キラキラと光る自慢のパンツスーツで現れ「歌うミラーボールみたいでしょう」と、衣装をアピールして会場を笑わせ、「やっぱり大阪」「大阪おんな」「おんな通せんぼ」、最新曲の「おんなみれん節」を披露。
 来年1月16日にはNHKテレビの「BS日本のうた」に出演することも報告していた。

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 ロングドレスがウリの水田竜子はデビュー17年目。「紅花の宿」「伊根の舟屋」「国東みれん」、そして来年1月1日発売の新曲「霧の土讃線」を歌った。
 来年2月9日には、JR高松駅で「霧の土讃線」の新曲発表キャンペーンを実施することにしており、1日駅長も予定しているという。

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 洋服の2人とはガッと変わって和服で登場した市川由紀乃は「花の咲く日まで」「横笛物語」「海峡の夜が明ける」「女の潮路」を歌った。「洋服はスースーとするけれと、和服は落ち着きます。これが本当の市川由紀乃です」とあいさつ。
 好調な「女の潮路」については「皆さんが演歌を愛してくれている結果です」と話していた。

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 最後は3人で都はるみのヒット曲「好きになった人」を一緒に歌い、市川は「厚い人情がステージまで伝わってきて、楽しいコンサートでした」、水田も「皆さんのあったかい声援がうれしかったです」とコメント。

 小村は「最後にノドの不調から声が出なくなってごめんなさい」と、ステージにしゃがみこんで観客に謝罪する一場面も。、隣りにいた市川、水田も、思わず一緒にしゃがんで「ゴメンナサイ」。 予想外のシーンに、客席からは”ドンマイ、ドンマイ”とばかりに拍手が送られたり、声援が飛んでいた。
 小村のブログには励ましのコメントがたくさん寄せられていた。


来年は北海道でもコンサート


◆ビューティ・スルーの3人は、コンサートに先駆けて記者会見した。
 リーダー役を務めてきた市川由紀乃は、6会場を終えて得られた収穫について「名ばかりのリーダーでしたが、3人でひとつのイベントを作り上げる経験をして、今まで以上に団結力が強くなりました」と、チームワークの強まりを指摘。

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 コンサートの進行役の水田竜子は「由紀乃ちゃんは、しっかりと全員をまとめてくれました」と市川にエールを送るとともに、「周りを見て3人をひとつにまとめるように気を配ることを体験しました。3人の絆は今まで以上に強まったように思います」と振り返っていた。
 小村美貴は「あこがれの先輩から刺激を受け、勉強させてもらったことが良かったです。他の2人のファンが自分のファンになってもらったようでもあり、自信が生まれました」と話していた。

 また、市川に次いで地元での開催となった小村は「楽しみにしていました。両親や知人も会場にきてくれています」と話し、5月の大阪でのコンサート開催と併せて「充実した1年」に満足した様子だった。

 今後のビューティ・スルーの活動については「1カ月公演をしたいですね。歌や踊りを交えて。ファッション誌のモデルもいいですね」と市川。
 水田の出身地である北海道での予定については「来年にはぜひやりたいです。今年以上にいい3人の姿を見せられるのではないかと思っています」(水田)という。
 さらに3人で歌うユニットオリジナル曲も、来年には発売する予定だという。

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 また「3人の保護者として参加した」という池田輝郎は、「ショーの盛り上げ役として、娘のような3人の演技を常に新鮮さを保つことに徹しています」と、話していた。


 「ビューティ・スルーコンサート」は、12月16日には、今年最後の秋田会場(秋田県民会館)でコンサートを開く予定になっている。ゲストは小金沢昇司。キングレコードは、来年は北海道から九州まで、全国で実施していきたい、としている。


◆コンサートに先駆けて行われた友情出演コーナーでは山﨑悌史(日本コロムビア)、小野和子(キングレコード)、愛本健二(キングレコード)、塩乃華織(日本クラウン)らが最新曲などを歌った。



[市川由紀乃 ぶろぐ]
http://ichikawayukino.seesaa.net/
[水田竜子 オフィシャルブログ 水田竜子の乙姫日記]
http://ameblo.jp/mizuta-ryuko/
[小村美貴 オフタイム MIKI]
http://blogs.yahoo.co.jp/komuramiki77





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原田ヒロシ(ホリデージャパン)、デビュー30周年記念コンサート メルパルクホール大阪でファイナル公演 [コンサート]

原田3.jpg◆「30周年の締めくくりを大阪で開くことを忘れるところでした」
 メルパルクホール大阪のステージに立った
原田ヒロシ = 写真・右 = は、第一声をあげた。

 30周年記念コンサートは、5月に横浜・鶴見公会堂で開催したほか、8月には東京・銀座の博品館劇場でも開催している。
 それらに次ぐ2010年11月29日の大阪公演では、ちあきなおみの「紅い花」に始まり、新曲の「相馬恋しや」、カップリングの「余市駅」など25曲を歌った。







 原田がデビューしたのは1980年(昭和55)年だった。
 テイチクから出した「ロンリー・ガール/思い出の街角」がデビュー曲だった。
 「この年には話題になる曲がたくさん出た」と原田。

 コンサート4曲目に歌ったのも、同じ80年にデビューしたシャネルズのヒット曲「ランナウエイ」だった。
 続いて歌ったのは、もんた&ブラザースの「ダンシング・オールナイト」で、やはりその年のヒット曲であった。

 その年末に発表された日本レコード大賞最優秀新人賞は、「哀愁でいと」でデビューした田原俊彦の「ハッとして!Good」。
 歌唱力では自信があった原田だが「新人賞はマッチに奪われた」と、会場を笑わせていた。

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 30年を振り返って原田は、「今までポップス、ブルース、歌謡曲など、いろんな歌を歌ってきました。しかし、後世に残せる歌がなかったのは自分の力不足です。でも、こんな素晴らしい歌もあります」と、2005年に出した「人情酒場」を披露した。

 80年にレコードデビューした原田は、ロックやソウル、ブルース、ジャズ、演歌、歌謡曲、そして民謡といった具合に、ジャンルにこだわらず<歌にこだわる流行歌手>として活躍してきた。

 この日も、そうした幅広さを思う存分に楽しませてくれた。
 コンサート最後半で飛び出した「ルイジアナママ」では、客席の中高年人たちも立ち上がってリズムを取っていたほどだ。


原田6.jpg◆30周年を機に原田はレコード会社をホリデージャパンに移籍している。
 その第1弾として出したのが、10年8月発売の新曲「相馬恋しや」(作詞・原田ヒロシ、作曲・同、編曲・牧野三朗)だ。

 もちろんコンサートでも披露してくれた。

 本人は「特に意識して作ったものではない」と否定しているが、井澤八郎が歌った昭和の名曲「あゝ上野駅」の続編とも言われるほど、哀愁に富んだ曲である。
 そんなこともあって、じわじわと人気は上がっており、会場でも大きな拍手が聞かれた。






 カップリングの「余市駅」も作詞曲ともに原田が手がけている。
 北海道・函館本線にある駅を舞台に歌ったもので、余市駅では「列車が着くたびに曲が流れている」(原田)というほど。


 客席にはまた、キングレコードの演歌歌手、中村美律子の姿も見られた。原田と中村は、かつて中村が司会を務めていた大阪の毎日放送の人気番組「乾杯トークソング」に、4回出演したのをきっかけに交流が続いている。
 中村が客席を立ち上がって「ヒロシさん~良かったよ~」と声援を送る一幕もあった。



[原田ヒロシ オフィシャルWEBサイト]
http://www.hiroshi-no-heya.com/




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堀内孝雄(アップフロントワークス)と中村美律子(キングレコード) 1月から関西7会場でジョイントコンサート [コンサート]

堀内孝雄中村美律子が、2011年新春に関西7会場で初のジョイントコンサート「新春ビッグ・ステージ2011」に出演する。民主音楽協会(MIN-ON)が主催するもので、正月早々に、大阪出身2人による浪花のパワーの炸裂を味わえそうだ。

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 コンサートでは、浪花を代表する明るく元気な堀内と中村が初顔合わせする。先頃、大阪市内で記者会見した堀内と中村は、堀内が「今からワクワクします」と話すと、中村も「堀内さんと初めてのジョイントで嬉しさの反面、不安もあります」と、ふたりとも期待で胸を膨らませていた。

 コンサートの構成は2部構成で、各会場とも2回公演。1部では2人がそれぞれのリクエストに応えて歌うほかに、お互いのヒット曲を交換して歌うコーナーを設けたり、デュエットも聴かせてくれるという。
 大阪人が2人揃うと漫才になると言われるだけに、ステージでは孝雄&美律子の漫才コンビの話芸や寸劇も楽しめそうだ。

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記者会見で「楽しいステージをしたい」と話す堀内と中村

 堀内が「美律子さんとは何度もステージを一緒にさせてもらっているが、2人っきりというのは初めて。おもしろいステージにしたいです」というと、中村は「2人ともに大阪弁なので、ごく自然な形で大阪のノリの舞台にできるでは」と、今から年明けにふさわしい楽しいコンサートの演出を考えているようだ。

 選曲も「これぞ浪花というようなナニワの歌を中心に揃えたい」と、2人で30曲程度は歌う予定だ。中村は「堀内さんのトレードマークでもある<サンキュー>のお株を奪ってみたい」と話すなど、集まった記者を笑わせていた。

 MIN-ONの新春コンサートは「音楽で関西を元気にしたい」と、1982年以来、関西を代表するアーチストをゲストに招いて開催されている。

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息もぴったりな漫才コンビのような堀内と中村の2人


◆~パワー全開!これぞ浪花の心意気!~ 堀内孝雄&中村美律子 スペシャル・コンサート

1月21日(金) 14:30 / 18:30
姫路市文化センター大ホール

1月23日(日) 14:30 / 18:30
加古川市民会館大ホール

1月24日(月) 14:30 / 18:30
尼崎アルカイックホール

1月26日(水) 14:30 / 18:30
グランキューブ大阪メインホール(大阪国際会議場)

1月27日(木) 14:30 / 18:30
びわ湖ホール大ホール

1月29日(土) 14:30 / 18:30
中京大学文化市民会館オーロラホール

1月31日(月) 14:30 / 18:30
神戸文化ホール大ホール

2月1日(火)14:30 / 18:30
京都会館第1ホール



[堀内 孝雄 オフィシャルホームページ ]
http://www.takao-horiuchi.com/
[中村美律子]
http://www.kingrecords.co.jp/nakamuramituko/index.html



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成世昌平(日本クラウン)、デビュー25周年記念コンサート「昌平のおもろい唄の世界」 [コンサート]

成世昌平10.jpg◆デビュー25年になる成世昌平 = 写真・右 = が、2010年11月24日、大阪・梅田のサンケイホールブリーゼで25周年記念コンサート「昌平のおもろい唄の世界」を開き、オリジナル曲のメドレーなど全40曲を歌い、観客を堪能させた。








 見応えたっぷりの3部構成というコンサートは、25年間の集大成と位置付けて「今までの自分のすべてを見てもらいたい」といった成世本人の気持ちを込めた内容だった。
 民謡、演歌あり、そしてフォークまで飛び出すといった趣向をこらしていた。衣装もスーツからジーンズにシャツ、和服とバラエティーに富んでいた。

 この日は同じ日本クラウンのGreen2がゲスト出演。第2部で05年のデビュー曲「アメニモマケズ」と「ナミダグサ」を歌った。
 またギター演奏で出演した森正明は、坂本冬美が歌って大ヒット曲になった「また君に恋してる」の作曲者としても知られている。その森のギター伴奏で「涙そうそう」で歌ったほか、「また君に―」はGreen2のバックコーラスを交えて歌唱した。

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 2部終了後、約20分の休憩をはさんで第3部に。ここでは「寿」から「一子」「ヤンレー節」「江釣子のおんな」「ノスタルジア椎葉」「みかえり富士」「虎落の里」、そしてフィナーレの「はぐれコキリコ」など、オリジナル曲ばかり22曲を息をつく間もなく歌った。「鶴の舞橋」ではバックに踊りを配したほか、また「おおさか元気音頭」はGreen2たちによるコーラスも盛り込んでいた。


 成世の最新曲は今年10月6日に出した「虎落の里」。師匠である作詞家もず唱平の作品で、作曲は叶弦大。大ヒットした「はぐれコキリコ」から11年がたっているというが、久しぶりのヒットへの意欲を示していた。


成世昌平6.jpg 39曲を歌い終わり成世は、コンサートの出演者全員とステージに勢ぞろいして「新曲<虎落の里>をヒットさせて、来年は<やったぞっ>という年にしたい」と、意気込みを見せていた。

















[成世昌平ホームページ]
http://www.art.zaq.jp/naruse21/




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原田ヒロシ(ホリデージャパン)、11月29日、メルパルクOSAKA でデビュー30周年記念コンサート [コンサート]

原田ヒロシ 相馬恋しや.jpg◆ホリデージャパンの原田ヒロシが、11月29日午後5時から、大阪市淀川区のメルパルクOSAKAでデビュー30周年を記念したコンサートを開く。開場は4時半から。







 2部構成で、第1部は原田ヒロシの作品を北沢麻衣、JUMIなどゲスト歌手が歌う。第2部に入って原田が登場する。2010年8月発売の新曲「相馬恋しや」(作詞・原田ヒロシ、作曲・同、編曲・牧野三朗)やカップリングの「余市駅」(作詞・原田ヒロシ、作曲・同、編曲・牧野三朗)をはじめ、30周年の間に歌ってきたオリジナル曲の数々を歌唱する。


 原田は、1980(昭和55)年にテイチクからレコードデビュー。ロック、ソウル、ブルース、演歌、歌謡曲、そして民謡といった具合に、ジャンルにこだわらず、歌にこだわる流行歌手として活躍している。



[原田ヒロシの公式サイト]
http://www.hiroshi-no-heya.com/


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福島区わがまちの音楽祭(大阪) テノール歌手畑儀文「日々草」などを歌唱 はじめにきよしものこぎり演奏を披露 [コンサート]

畑.jpg◆街づくりの一環として毎年開催されている福島区わがまちの音楽祭が、今年(2010年)も11月21日に、大阪市福島区の区民センターで開かれた。地元のアマチュア合唱団や中学生の吹奏楽部のほか、プロからはテノール歌手の畑儀文、アコースティックデュオのはじめにきよしが出演した。

 今年で14回目。毎回、アマチュアの音楽愛好家とプロの歌手などが楽器の演奏や歌唱を披露している。


写真右・畑儀文 ➔ 




 1部は地元のアマチュアが出演した。
 まず、定期的に同区民センターで練習を重ねて大阪府音楽祭などに出演している福島区民合唱団(65人)が、混成四部合唱を披露。
 「スタジオジブリ名曲集」から「さんぽ~となりのトトロ」「君をのせて(天空の城ラピュタ)」「もののけ姫」「崖の上のポニョ」の4曲を歌った。

 続いて下福島中学校吹奏楽部の1年生と2年生によって「ハリウッド万歳」「あゝ人生に涙あり(水戸黄門のテーマ)」「愛燦燦」の3曲が演奏された。

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オープニングの混成合唱
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下福島中学校吹奏楽部の演奏

 2部はプロが出演。
 まず畑儀文が透明感あふれる声で「小さい秋見つけた」「旅愁」「里の秋」の童謡3曲を歌った。また「サっちゃん」「犬のおまわりさん」も披露。この2曲の続編のような「サっちゃんの家」といった曲も聴かせてくれた。

 畑は2000年8月にアルバム「日本のうた」を日本コロムビアから発売している。アルバムには「見上げてごらん夜の星を」「からたちの花」「北上夜曲」「琵琶湖周航の歌」「雪の降る町を」「知床旅情」など16曲が録されている。

 この日はアルバムの中から「日々草」(歌詞・星野富弘、作曲・加羽沢美濃)を歌った。「5年前からNHK紅白歌合戦への出場の声がかかれば、この歌を歌うことに決めている」という畑が大切にする楽曲だ。人生を勇気づけてくれる内容の歌詞が畑の歌声によってさらに増幅されていた。

 NHK歌謡コンサートには出演した物の、残念ながら紅白歌合戦からの声はまだかかっていないという。

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子どもたちにも人気の高いはじめにきよし


 NHK教育テレビなど数多くの番組テーマソングを手掛けているはじめにきよしは、ハーモニカとピアノ、ギター、のこぎりを駆使した演奏を披露した。彼らは、何気ない風景や日常のひとコマをスケッチするような曲を作り続けている。
 この日は「ポットでお茶を」「元気ッズのテーマ」「Shadow」「故郷」「満点の星を見上げながら」などを演奏した。

 また畑の歌に合わせたコラボレーション演奏では「アニーローリー」「ロンドンデリー」も聴かせた。





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わがまちの音楽祭 テノール歌手・畑儀文らプロとアマが共演 大阪・福島   福島区わがまちの音楽祭実行委員会 [コンサート]

◆音楽を通じて活気あふれる街づくりを目指そう、と毎年、大阪市福島区で開催されている「わがまちの音楽祭」(主催・福島区わがまちの音楽祭実行委員会)が、今年も11月21日午後2時から福島区民センター(大阪市福島区吉野3)の1階ホールで開かれる。入場無料。

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畑儀文

 毎回、プロとアマチュアが共演して和やかに行われているが、今年はゲスト歌手に、テノール歌手の畑儀文と関西を中心にライブ活動を展開しているアコースティックデュオのはじめにきよしを迎える。
 アマチュアからは、地元下福島中学校吹奏楽部と福島区民合唱団が出演する。



福島区民センター最寄り地図

大きな地図で見る



[わがまちの音楽祭]
http://www.city.osaka.lg.jp/fukushima/page/0000096683.html




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上野音楽学園(大阪・都島)、サロンコンサート「上野の森の音楽会 あんさんぶるの森」開く [コンサート]

◆大阪市都島区の上野音楽学園(名倉康宏学園長)で、2010年11月14日、サロンコンサート「上野の森の音楽会 あんさんぶるの森」が開かれた。毎年、春と秋の年2回開催されており、今回も同学園の講師が歌と楽器の演奏を披露した。

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 出演したのはは、ヴァイオリンが財部優子、柿崎琴美、安岡里佳、チェロは桜井裕美、ピアノは加藤幸、フルートが辻合佑璃、歌は樽井優子。

 プログラムは「もののけ姫」などスタジオジブリメドレーに始まり、弦楽四重奏「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」、2台のバイオリンとピアノによる「G線上のアリア」、フルートとピアノによる組曲「くるみわり人形」から「あし笛の踊り」「花のワルツ」、そして「ハンガリー舞曲」がピアノトリオで演奏されるなど、誰もが知っている楽曲が揃えられてた。

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 またソプラノ歌手の樽井優子が「アベ・マリア」や「アメイジンググレイス」、オペラ「ジャナニ スキッキ」から「私のお父様」を歌った。

 約1時間の演奏であったが、身近にクラシック音楽に触れられるコンサートとして定着しているという。



[上野音楽学園]
http://www.monochrome-net.com/ueno/



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山﨑悌史(日本コロムビア)、京都・龍谷大学アバンティ響都ホールで新曲発表コンサート 新曲「男と女―東京25時―」など12曲歌唱 [コンサート]

山﨑悌史2.jpg◆日本コロムビア移籍第1弾の「男と女―東京25時―」を2010年10月20日に発売したばかりの山﨑悌史 = 写真・左 = が、10月31日、京都市南区の龍谷大学アバンティ響都ホールで新曲発表コンサートを開き、新曲「男と女―東京25時―」など12曲を歌った。

 山﨑悌史は今年、デビュー14年目。創業100周年を迎えている日本コロムビアに移籍したばかりで、その第1弾として「男と女―東京25時―」リリースした。コンサートは、京都地区の後援会などが主催して行われた。






 最初にあいさつした山﨑は「たくさんの方々に応援をいただき開催できました。移籍した会社が100周年、私も山崎を山﨑に、ていじを悌史に変えて再スタートです」と、この日がデビューのように新鮮さをみなぎらせていた。

 新曲の「男と女―東京25時―」は、カップリングの「男と女―東京泣かせ雨―」と同じメロティというユニークな楽曲。東京25時は、別れを男の立場で歌っている男編だ。東京泣かせ雨は、女から別れを歌っている女編。
 さらにCDに収録されている5曲目の「男と女―東京ラブシティ―」は女性用デュエットカラオケで、これも2曲とまったく同じメロディだ。男性パートは山﨑が歌っているが、女性パートはカラオケになっている。

指のピストル.jpg
3曲ともに出てくる<指のピストル>がキーワード

デュエットの相手役を一般公募 来年秋に全国発売


 東京ラブシティは、デュエットの相手役の女性を一般公募している。11(平成23)年夏頃までに全国大会を開催する予定で、優勝者は山﨑の次作シングルのカップリングにデュエット曲収録して全国発売することになっている。
 募集要項と応募券はCD「男と女―東京25時―」に同梱されている。応募締め切りは11年5月31日。

山﨑悌史.jpg◆京都は山﨑が青春時代を過ごした町であるとともに、歌手デビューする前のプロボクサー時代に激しい練習を積んだ所でもある。
 そうしたこともあって会場には、彼の顔馴染みもたくさん訪れていた。「これからも出逢いを大切にしていきたい」と山﨑。

 コンサートでは移籍前の「おまえしか愛せない」「夢綴り」「夢の入口」なども披露した。
 1部と2部の幕間には、東京・西麻布のナイトクラブや墨田川のほとり、銀座4丁目で撮影したプロモーションビデオも全編披露した。







 感謝を気持を忘れないで頑張ろう、という自らの思いを歌ったオリジナル曲「あなたにありがとう」を披露。♪泣きたい時こそわらっていよう~明日を信じて歩んでいける^などと歌った。
 この曲がエンディングソングのはずだったが、会場からの<アンコール>に応えて、「男と女―東京泣かせ雨―」を歌った。
 山﨑は「これから新曲を毎日、大切に歌っていき、夢舞台を目指します」と、この日がまるでデビューのように客席に語りかけていた。

山﨑悌史33.jpg



[山崎悌史公式サイト]
http://www4.airnet.ne.jp/yamachan/
[関連記事]
http://music-news-jp.blog.so-net.ne.jp/2010-10-25



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神野美伽(キングレコード)、恒例の秋のリサイタルで全19曲熱唱 坂本サトルなどゲストプレーヤーとコラボも披露  一部の別居報道は否定 [コンサート]

神野美伽リサイタル.jpg◆9月8日発売のニュー・シングル「あんたの大阪」(作詞・荒木とよひさ、作曲・三木たかし)が好調な神野美伽 = 写真・左 = が、2010年10月1日、東京・渋谷区のC.C.Lemonホールでリサイタル「神野美伽リサイタル2010 This is 〝L〟」を開いた。会場で開いた記者会見では、新聞報道などで騒がれている別居について、書かれているようなものではないと否定した。

 秋のリサイタルは毎年恒例のもの。
 サブタイトル「This is 〝L〟」のLは、彼女がいま一番伝えたいメッセージの「LOVE」(家族愛、夫婦愛)、「LIFE」(人生、私の生き方)、「LIVE」(ライブ、これからの私のメッセージ)から付け、「演歌、歌謡浪曲、ファドなど自分が伝えたいことに必要なものは、ジャンルにかかわらず全部詰め込んだステージです」と、意欲的に臨んだ。





 約2000席の会場は、熱烈なファンで満席だった。
 オープニング曲「美しきニッポン」をはじめ、「浮雲ふたり」「無法松の一生 度胸千両入り」「元禄名槍普 俵星玄蕃」「イムジン河」「赤とんぼ」「春夏秋冬屋形船」「男船」、それに新曲「あんたの大阪」など全19曲を熱唱した。

 途中、人気シンガー・ソングライター、坂本サトルと「木蘭の涙」をデュエットしたり、ボタンアコーディオン奏者・桑山哲也、チェロ奏者・永山利彦、ギタリストでアレンジャー・千代正行といった多彩なゲストプレーヤーとのコラボレーションも披露し、最後まで客席を楽しませた。


神野美伽リサイタル2.jpg 記者会見では<ついに荒木とよひさ氏と別居!>と、別居報道で話題になっている作詞家で夫の荒木とよひさとの件にもふれ、「世間の皆さんの物差しに当てていただいたら、随分けったいな夫婦かもしれませんが、私たちは私たちで、上機嫌にやっておりますので、どうぞご安心ください」と否定した。

 それについてまた、「いろいろとお騒がせをいたしました。申し訳ございません。ここ何日か私のまわりでは大騒ぎです。主人は、京都に仕事部屋を借りました。それは、長いこと詞を書いてきて、最後の仕事を探しているんですね。男のロマンやと思います。嫁の私は何とも思いません。私もこうして好きなことをやらせてもらっていますから。今日は、夫もいつもと同じ席に座って私の歌を聴いてくれています」と話した。

 12月18日には、大阪・新歌舞伎座で「西川きよし劇団旗揚げ公演」の第3部として「スペシャルショー」を行う。





[神野美伽 オフィシャルウェブサイト]
http://www.shinno-mika.com/




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原田悠里(キングレコード)、大阪・サンケイホールブリーゼでコンサート 来春引退の二葉百合子がゲスト出演 [コンサート]

原田6.jpg原田悠里が、2010年9月27日、大阪・梅田のサンケイホールブリーゼで毎年恒例のコンサートを開き、新曲の「飛騨の月」や前作の「古都旅情」、そしてデビュー曲の「俺に咲いた花」など20曲を歌った。22日に東京で行われたコンサート同様に、来年3月で現役歌手を引退する予定の二葉百合子がゲスト出演して「岸壁の母」「百年桜」を歌い、原田とは歌謡浪曲「婦系図」を熱唱した。








 大阪では毎年7月の七夕の時期にコンサートを行っている原田だが、今年はブラジルを訪問したこともあって、2か月以上遅れての開催になった。

 約900人入るサンケイホールブリーゼは満員。
 白色のドレスでステージに現れた原田は、「ふるさと」「赤とんぼ」と日本のふるさとを表現する歌でコンサートの幕を開けた。
 続いて、2度と出会うことのない悲しい別れを歌った「アデュー」、さらにブラジルで”仕入れてきた”というボサノヴァのスタンダード曲「トリステーザ」を、日本人のサンバダンサーの踊りを交えて披露した。

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原田7.jpg 大阪のコンサートで欠かせないのが、関西から生まれたミリオンセラー曲「木曽路の女」だ。
 彼女のデビューは1982(昭和57)年6月。梅田コマ劇場で「俺に咲いた花」を歌ってスタートを切っている。低迷時代が続くが、3年後の85(昭和60)年に発売したのが「木曽路―」だった。

 「大阪市内のビジネスホテルに泊まり込んで、来る日も来る日もキャンペーンに明けくれました」と原田。
 関西のレコード店の協力もあって、売れ行きは急上昇するなど有線放送でも人気は高まった。







原田3.jpg この日のコンサートでは、記念すべき「木曽路の女」をはじめ、翌年に出した「安曇野」、04(平成16)年に第46回日本レコード大賞金賞を受賞した「氷見の雪」、ふるさとの天草を歌った「天草の女~天草小唄入り~」、日本人の心を歌った前作の「古都旅情」、新曲「飛騨の月」など、オリジナル曲の数々を堪能させてくれた。


 ゲスト出演した二葉百合子が代表曲の「岸壁の母」を歌うと、客席からは大きな拍手と歓声が起こった。
 二葉は今、さよなら公演で全国を巡回しているが、来年3月までには、まだ30ヵ所を残しているという。最終公演は11年(平成23)年3月6日、東京・渋谷のNHKホールで行われるが、大阪でステージ姿を見られるのはこのコンサートが最後になった。




 二葉が「75(昭和50)年から新歌舞伎座に出演させてもらったなど、お世話になった大阪で、皆様にお会いできてうれしいです」とあいさつすると、会場からは「3月のNHKホールへ行くよ~」と声援が送られていた。

 「婦系図」での二葉、原田の師弟共演では浪曲、歌、語りのいずれも真に迫る、まるで芝居を見ているかのような演技だった。

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 恒例となった原田の大阪でのコンサートは今年で6回目。今年1年、スポーツジムに通って身体を鍛えてきたというだけに、2時間あまりのステージを見事にこなした。
 原田は客席に向けて「来年の第7回に向けて、また1年間がんばります。皆さんもがっんばって」とメッセージを送っていた。


◆原田と二葉はコンサートに先駆けて記者会見した。
 浪曲を演歌・歌謡曲に取り入れようと二葉に弟子入りした原田は「声の出し方、間の取り方など実践面で教えてもらったことも多いが、それ以上に先生の舞台にかける真摯な姿勢、そして芸の道に命をかける厳しさを学びました」とい話していた。

原田・二葉.jpg

 76年間にわたって舞台に立ってきた二葉と大阪は縁が深い。新歌舞伎座では同じ浪曲出身の村田英雄とも共演しているし、親子2代で贔屓にしてきたファンもいるほどだ。
 「舞台ごとにマイクを置く覚悟で臨んできた」という二葉、大阪最後の舞台になったこのコンサートに胸を詰まらせていた。
 引退後も二葉は、今まで通りに後に続く歌手の指導を続けるという。

 来年3月まで続くさよなら公演の多くにゲスト出演する原田は「舞台を完璧に努めようとされる、先生の凄まじさに圧倒されてきました」といい、大阪でのコンサートからは大先輩・二葉百合子を目指して芸の道を極める意欲を感じさせていた。



[原田悠里]
http://www.kingrecords.co.jp/haradayuri/index.html
http://www.kitajima-music.co.jp/yuri/index.html
[二葉百合子]
http://www.kingrecords.co.jp/futabayuriko/index.html




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きしわだ歌謡祭 来年1月開催、岸和田出身の4人のメジャー演歌歌手が出演 [コンサート]

◆岸和田駅前通商店街振興組合(理事長・東幸作ヤングレコード社長)が、2011年1月26日、岸和田の街の活性化を目的に地元出身の4人の演歌歌手をゲストに招いて「きしわだ歌謡祭」を、岸和田市港緑町の浪切ホールで開く。

 出演するのはテイチクエンタテインメントの永井みゆき、キングレコードの岩出和也、同小村美貴、日本クラウンの大江裕。いずれも岸和田市内の出身である。
 当日は2回公演で、1回目は午後1時半開場、2時開演。2回目は5時半開場、6時開演。それぞれ新曲やデビュー曲などを披露する。

 きしわだ歌謡祭実行委員会が置かれている岸和田商工会議所によると、岸和田市で歌謡祭が開かれるのは初めてだという。
 地元を活気づけるために、商店街の売り出しに併せて実施する抽選会の賞品に歌謡祭のチケットを用意することも考えられているという。

永井みゆき.jpg 同市土生町出身の永井みゆきは、新曲「愛縁坂」のカップリングでは念願のだんじりの歌「だんじりの女房」を歌っており「夢がかないました。大切に歌います」と話している。



永井みゆき ⇒






岩出和也.jpg また岩出和也は同大工町出身で、24歳まで岸和田で生活していただけに、歌謡祭への出演には感慨深そうだ。新曲の「やすらぎの酒場」などを歌う。



岩出和也 ⇒





小村美貴.jpg 新曲「おんなみれん節」が好調な小村美貴は同上町出身。同じキングレコードの神野美伽(大阪府貝塚市出身)とは親戚関係だという。「だんじり祭りが近づくと血が騒ぐ」と話し、だんじり祭り同様に歌謡祭りを盛り上げたいととしている。



← 小村美貴





大江裕.jpg 「さんまのスーパーからくりTV」への出演がきっかけでデビューした大江裕は同天神山町出身。独特のキャラクターが人気だ。新曲「ニッポン道中いただきます」を歌っており、歌謡祭でも元気なところを見せてくれそうだ。


← 大江裕



 大阪府南部に位置する岸和田市は、日本を代表するタオルの生産地として知られるほか、毎年9月にはだんじり祭りが開かれる。出演者たちも、その祭りとは縁が深いという。



[永井みゆき]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/nagai/
[岩出和也]
http://www.kingrecords.co.jp/iwadekazuya/index.html
[小村美貴]
http://www.kingrecords.co.jp/komuramiki/
[大江裕]
http://ameblo.jp/oeyutaka/

[岸和田商工会議所]
http://www.kishiwada-cci.or.jp/
[岸和田駅前通商店街振興組合]
http://www.kishiwadashotengai.com/



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岸和田歌謡祭、来年1月に岸和田・市立浪切ホールで 永井みゆきなど地元出身の4歌手が出演 [コンサート]

◆岸和田歌謡祭が、2011年1月26日、大阪府岸和田市の市立浪切ホールで開かれる。永井みゆき、小村美貴、岩出和也、大江裕の地元出身の4歌手が出演する。

浪切ホール.jpg
会場の浪切ホール



[浪切ホール]
http://www.namikiri.jp/index.html


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山内惠介(ビクターエンタテインメント)、大阪でデビュー10周年記念コンサート 「15周年、20周年へと歌い続ける歌い手を目指します」 [コンサート]

◆デビュー10周年を迎えているビクターエンタテインメントの山内惠介が、2010年7月16日、大阪市淀川区のメルバルクホールOSAKAで10周年記念コンサート~あしたへ一歩~を開いた。関西はもちろのこと、出身地の福岡をはじめ北海道、四国など全国から駆け付けたファンの数は1000余人。会場は満員になった。販売枚数が10万枚も間近という最新曲「風蓮湖」など27曲を聴かせてくれた。山内が大阪で開いたコンサートは初めて。

 前作の「恋する街角」で始まったコンサートは、デビュー曲の「霧情」、2枚目のシングル「海峡雨情」など初期のオリジナル曲に加えて、尊敬する歌手、美空ひばりの「みだれ髪」「お島千太郎」、それに石原裕次郎の「夜霧よ今夜も有難う」、江利チエミの「酒場にて」といった昭和の名曲を含む13曲を歌った。

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 休憩をはさんで始まった2部では「のどが絶好調です」と、緊張がほぐれた様子。
 三波春夫の名曲「元禄名槍譜 俵星玄蕃」を山内節で聴かせてくれたほか、森繁久弥の「オホーツクの舟唄(新しれとこ旅情)」、布施明の「霧の摩周湖」といった、これまた昭和を代表する名曲を歌った。
 この間、会場も静まり返って、山内の歌声に聴き入っていた。

 もちろん佐々木小次郎に扮しての「つばめ返し」、そして”絶好調”な「風蓮湖」のオリジナル曲も披露。
 今度は、会場のファンも感極まった様子で、「けいちゃーん」の黄色い声援が飛び、中には立ちあがって踊りだす女性も見られたほどだ。

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 アンコールではアルバム「恋するベスト」からのスペシャルバージョンの「恋する街角」と、アコースティックバージョンの「風蓮湖」を披露。
 山内は「15周年、20周年へと歌い続ける歌い手を目指し、自分の歌が後世に歌い継がれるようにがんばります」と、次の区切りへ向けて決意を語っていた。

◆山内は15歳で作曲家の水森英夫にスカウトされた。17歳で歌手の仲間入りを果たし「トントン拍子でデビューできた」(山内)が、現実は甘くはなかったようだ。
 「デビュー当時はすぐにでもコンサートを開けるように思っていましたが、9年間もかかってしまいました。しかし誠意を持って自分の歌を届けることで、きょうのようなコンサートといった形で帰ってくることがわかりました」

 とくに人情家が多い大阪のファンは、そうした誠意には敏感だ。
 コンサート開催の約1週間前、山内は大阪府内のレコード店10店を巡回する店頭キャンペーンをこなした。
 その時点では、まだチケットも完売ではなかった。行く先々では10周年の晴れ姿を見に来てほしいと訴えかけた。
 店頭ではCDも売れに売れて、用意した商品がなくなってしまった店も出たほどだ。
 もちろん、チケットを買ってくれた人たちも少なくなかったし、ファンからは「会場がいっぱいになると良いね」といった励ましの声もかけてもらったという。

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 大阪で初めて1000人規模の会場でコンサートを開いたことに興奮気味だった山内は「レギュラー番組もなく、しかも故郷でもない大阪で開催することに不安もありましたが、満員になって安心しました」と、胸をなで下ろしていた。

 山内はまた、7月14日、カップリングをデビュー曲の「霧情」に換え、ジャケットも一新したニュー・ヴォーカル・バージョンのシングル「風蓮湖」を年内限定で発売している。
 会場では、それを早速に買い求めるファンの姿が見られた。



[山内惠介公式サイト<惠介チャンネル>]
http://www.mitsui-ag.com/keisuke/
[山内 惠介 @Victor Entertainment]
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Information/A015622.html






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小村美貴(キングレコード)、大阪でファーストコンサート 全国から1000人 デビュー5年 [コンサート]

◆キングレコードの小村美貴が、2010年5月27日、デビュー5周年を飾るファーストコンサートを大阪市淀川区の大阪メルパルクホールで開いた。地元の大阪・岸和田をはじめ東京や愛知、福岡、鹿児島などの遠方からもファンが詰めかけるなど、会場は約1000人の観客でいっぱいになった。

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 昨年あたりから開催の意欲がわいてきたという、この日のコンサートで、小村が歌ったのは25曲。
 まずオープニングで歌ったのは、前作の「おんな通せんぼ」。
 続いてデビュー曲の「やっぱり大阪」、そのカップリングの「浪花生まれの女やさかい」と続き、コンサート前日が発売日だった最新曲「おんなみれん節」は、ギター伴奏による2コーラスと、アンコールによるフル歌唱の2回披露した。

 師匠の作曲家・水森英夫が「どんな歌でも歌えるようになった」と評価するように、コンサートではオリジナル曲のほかに「コーヒールンバ」「恋のハレルヤ」「人形の家」などの歌謡ポップスから、「唐獅子牡丹」「緋牡丹博徒」といった任侠もの、さらには「うらみ節」と、聴く者を存分に楽しませてくれた。

 また、「大阪ラプソディー」「道頓堀人情」「河内おとこ節」など大阪物の演歌・歌謡曲、そして「愛染かつらをもう一度」といった懐かしい名曲も歌うなど、レパートリーの幅広さを見せてくれた。

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 小村は2005(平成17)年に「やっぱり大阪」でデビューした。
 3代目コロムビア・ローズ(コロムビアミュージックエンタテイメント)、森山愛子(EMIミュージックジャパン)とともに作曲家の水森英夫の門下生で、いずれも一緒にレッスンをしてきた3人娘のひとりだ。
 初めてのコンサートに、緊張から数日前から睡眠時間も1時間、2時間しか取れなかったという小村は「1曲1曲を思いを込めて歌うことを考えて臨んだ」と、話していた。

 ローズ、森山はともに、1人コンサートはすでに開催している。3人娘の中では一番あとになった小村だが、コンサートの数日前には、3代目コロムビア・ローズからは励ましのメールをもらっており、もうひとりの森山からもアドバイスを受けたという。

◆小村は今年3月に父親を亡くしている。コンサート開催日は月命日に当たっていた。
 「父に一番、このコンサートを観てほしかった。父は、デビューまでは岸和田へ戻って来るな。デビューしたら絶対に一番になるんやで、と言って私を励ましてくれていました。今は必ず、遠い天国で観てくれていると思います」
 その父親が一番好きだったという曲が「愛染かつらをもう一度」だった。

 音楽の世界では父親のような存在である水森は、コンサート会場に駆け付けて「こんな大きなコンサートができて喜んでいる。彼女は3人娘の中では不器用なほうだが、成長が著しく地中に根をはって、幹が太くなっていることがわかる」と話し、小村が歌う「酒きずな」などをギター伴奏した。

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3代目コロムビア・ローズ(右手前)と水森英夫

 また、3人娘のひとりである3代目コロムビア・ローズも舞台に現れ、小村と一緒だったレッスンではいつも泣いていたというエピソード通りに、舞台でも涙をにじませながら「どうしても観たくて会場まで来てしまいました」と、小村に花束を手渡していた。

美貴3.jpg◆最後に「大阪のおんな」、そしてアンコールで「おんなみれん節」を歌った小村は、会場に向かって「喜びと感動をありがとう。皆さんに感謝します。これからも皆様に可愛がってもらえるように頑張ってまいります」とあいさつ。


 また「このコンサートが新たな夢の始まりとなりました。これをきっかけに大きな夢に向かって歩んで行きます」と、きょから始まる「おんなみれん節」の全国キャンペーンへ意欲を示していた。





[オフタイム MIKI]
http://blogs.yahoo.co.jp/komuramiki77
[小村美貴]
http://www.ab-promotion.co.jp/komura/index.html



タグ:小村美貴
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