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ももいろクローバーZ(キングレコード) 初の横浜アリーナで2DAYSコンサート  初の西武ドーム公演決定も発表 [コンサート]

◆7枚目のニューシングル「猛烈宇宙交響曲・第七楽章『無限の愛』」がヒット中の人気女性アイドル5人組、ももいろクローバーZ(百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、有安杏果、高城れに)が、2012年4月21、22の両日、横浜市の横浜アリーナでコンサート「ももクロ春の一大事 横浜アリーナまさかの2DAYS~ももクロ★オールスターズ2012~」を開いた。

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左から佐々木、高城、百田、玉井(黄色の衣装)、有安(緑の衣装)=神奈川・横浜市の横浜アリーナで

横浜アリーナ公演は初めて。2日間で2万5000席のチケットは、発売開始後、わずか3分間で完売。1日目は、熱狂的ファンで満席になった。

開演前から熱気ムンムンの中、百田が「今日は、私たちももクロの持ち味である『楽しい』を目いっぱい皆さんに伝えられるようなコンサートにしたいと思います」というと、佐々木は「今日は、私たちにとって初めてとなる2デイズです。1日目の今日は、『楽しくなければももクロじゃない!』をテーマに、いろんな顔のももクロを見てもらえると思います」と、満員の会場に呼びかけた。
また有安は「これまで重ねてきた経験を今日は存分に発揮して、ももクロらしいパフォーマンスでみんなに喜んでもらえるよう頑張りま~す」と、元気なところを見せた。

それに続いて玉井は「いいか~! おまえら~っ! 2012年、私たちから目を離すなよ~っ! おまえらの思いを胸に今日も最高のステージを見せるぞ~!」と叫ぶと、高城は「ファンのみんなの笑顔を今日もいっぱい感じたいので、高さん、今日も頑張るから応援よろしく~っ。そして、皆さんも『社会から逸脱して』、今日はおもいっきり楽しんでください」とあいさつ。

オープニングからパワー全開で新曲「猛烈宇宙~」をはじめ、「労働讃歌」「ツヨクツヨク」「ももクロのニッポン万歳!」「行くぜっ!怪盗少女」「全力少女」を歌ったほか、ソロナンバーから玉井が「涙目のアリス」、高城が「津軽半島龍飛崎」、佐々木が「あーりんは反抗期!」、有安が「教育」、百田が「渚のラララ」など全22曲を熱唱した。

途中、ゲストの加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズと百田のジョイント、アコーディオン奏者・横森良造による「素人のど自慢コーナー」で、デュークエイセスが「筑波山麓合唱団」、AKB48・指原莉乃がソロデビュー曲「それでも好きだよ」、松崎しげるが「愛のメモリー」の歌唱パフォーマンス、青空球児・好児のコントなど、バラエティーに富んだステージで楽しませた。

また、今年夏のコンサート「サマーダイブ2012」が埼玉の「西武ドーム」で8月5日に開催されることを発表した。
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AKB48(キングレコード) 前田敦子がAKB48を卒業を発表 さいたまスーパーアリーナ3日間公演ファイナル [コンサート]

◆最新シングル「GIVE ME FIVE!」がミリオンヒット中の人気女性アイドルグループ、AKB48が、2012年3月25日、埼玉県さいたま市のさいたまスーパーアリーナでコンサート「AKB48コンサート 業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ」を開いた。連続3日間の公演で、この日が最終日だった。コンサート最後ではメンバーの前田敦子がち、突然の卒業宣言をして会場を沸かせた。

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AKB48を卒業することを発表して涙ぐむ前田敦子(中央)


 姉妹グループのSKE48、NMB48、HKT48、JKT48も参加し、3日間で最高人数の総勢261人のメンバーが出演した。AKB48のコンサート史上最多人数だった。

 このひ集まった熱狂的なファンは約2万5000人。
 最新曲「GIVE~」の選抜メンバーたちがオープニングでゴンドラに乗って登場。まず「ヘビーローテーション」をバンドの生演奏で初披露してスタートした。
 大島優子が「いよいよ最終日だあ~」とあいさつ。
 前田は「緊張したけど、緊張するのがすごく気持ちよかった」とニッコリ。

 続いてチーム曲、ユニット曲を次々と歌い、シングル曲では「会いたかった」「Beginner」「風は吹いている」「フライングゲット」「ポニーテールとシュシュ」「Everyday、カチューシャ」などアンコールを含む全44曲を熱唱した。
 途中、シャッフルコーナーで岩佐美咲の曲「無人駅」を渡辺麻友が着物姿で歌ったほか、指原莉乃の曲「それでも好きだよ!」をSKE48の松井珠理奈が披露した。

 アンコールでは、「27thシングル選抜総選挙」(選ばれるのは64人)を、6月6日に日本武道館で開催することを発表。またAKB48・チームKの横山由依が太田プロダクションと面談することや、全15人が事務所移籍に向けての面談をすることも発表した。


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涙ぐむ前田敦子(左)

 前田敦子の卒業宣言は、最後に本人の口から突然飛び出した。
 「私、前田敦子は、AKB48を卒業します…」
 これからについては「不安でいっぱいです。どうなるかわかりません。ここにこうしてたくさんいる後輩のためにも私が卒業して、歩き出さなければいけないと、そう思いました。いまは、まだ詳しいことは決まっていません」と、涙ぐみながら話した。

 それを聞いた同じメンバーの高橋みなみは、ファンに「AKB48にいることがゴール地点ではありません。温かく背中を押してあげてください」と呼びかけ、前田と強く抱き合った。

 また、作詞家で総合プロデューサーの秋元康は「前田が決めた道なので応援します。14歳からセンターの重圧に耐えてきたわけですから、今は『よく頑張った。お疲れ様』と言ってあげたい。これから先のことは何も決まっていないので、前田と相談します」と話していた。



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キングレコード  「キングオールスター歌謡パレード」に演歌歌手44人が勢ぞろい デビュー60周年のペギー葉山、ベテラン大月みやこらが競演 東京・五反田のゆうぽうとホール [コンサート]

◆キングレコード創業80周年、山野楽器創業120周年を記念して、2012年3月10日、東京・五反田のゆうぽうとホールで、キングレコード所属の演歌・歌謡曲系の歌手44人が出演した「キングオールスター歌謡パレード 200年祭スペシャルコンサート」が開かれた。約4時間にわたって懐かしの名曲から最新曲まで全72曲を歌って、満員の客席を楽しませた。

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ステージに勢ぞろいしたキングオールスター歌謡パレードの出演者たち


 昼夜2回の開催で、約1800席の会場はいずれも満席。夏木ゆたかと小山田里奈が司会を務めた。

 ベテラン歌手新川二朗の「東京の灯よいつまでも」で幕を開け、キング名曲コーナーでは、青木美保と椎名佐千子の2人が梓みちよの「こんにちは赤ちゃん」、オルリコと成底ゆう子の2人が、故岸洋子の「夜明けのうた」、池田輝郎と新田晃也の2人が故春日八郎の「別れの一本杉」、岩本公水が、故江利チエミの「酒場にて」、鏡五郎が故三橋美智也さんの「哀愁列車」を歌って、往年の演歌・歌謡曲ファンを楽しませた。

 キングオリジナルヒット曲コーナーでは、芹洋子が「四季の歌」、さとう宗幸が「青葉城恋唄」、大津美子が「ここに幸あり」、新曲コーナーでは、原田悠里が「明日を信じて」、神野美伽が「黒髪」、中村美律子が「情け川」、大月みやこが「女の哀愁」などを熱唱した。

 大月は「デビュー当時、大先輩のステージのそでで生の声を聴かせていただいた思い出が蘇ってきました。こんな華やかなステージで、私たちの歌を皆さんに聴いていただいてとてもとても幸せです」と、集まった観客にあいさつした。

 長身コンビと小柄コンビで知られるビューティースルーとなでしこ姉妹も出演。
 ビューティースルーの市川由紀乃と水田竜子は、ザ・ピーナッツの「ウナ・セラ・ディ東京」を、この日のためににそろえたブルーのドレスと髪飾りで歌うと、星の模様が入ったオーバーオールで登場したなでしこ姉妹の井上由美子と永井裕子は「下町の太陽」を披露して元気ぶりをアピールしていた。

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出演した44人のキングレコード演歌・歌謡曲歌手たち


 トリは、ベテランのペギー葉山が務め、大ヒット曲「南国土佐を後にして」と最新曲「夜明けのメロディー」を歌った。
 ペギー葉山は「私たちキングレコードのファミリーは、たくさんの素晴らしい歌をこれからも歌い継いでいきます。歌は人々を元気にします。これからも元気で楽しく、前を見て一生懸命歩いて行きましょう」と、呼びかけた。

 最後に出演者全員が勢ぞろいして、故岡晴夫の名曲「憧れのハワイ航路」を歌って幕を閉じた。


 出演した歌手は次の通り。
 青木美保、秋元順子、池田輝郎、市川由紀乃、井上由美子、岩出和也、岩本公水、大月みやこ、大津美子、岡ゆう子、音羽しのぶ、オルリコ、鏡五郎、角川博、北川裕二、北野まち子、香田晋、小金沢昇司、小宮恵子、佐々木新一、さとう宗幸、椎名佐千子、島津悦子、新川二朗、神野美伽、芹洋子、千葉一夫、千葉紘子、永井裕子、中村美律子、夏木綾子、夏木ゆたか、成底ゆう子、西方裕之、新田晃也、原田悠里、藤原浩、ペギー葉山、真木柚布子、三笠優子、三代沙也可、水田竜子、山本あき、パク・ジュニョン。


[キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/


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「第2回きしわだ歌謡祭 演歌力」に2000人余 原田悠里(キングレコード)を特別ゲストに岩出和也(同)、永井みゆき(テイチクエンタテインメント)、IKECHAN(池田大其音楽事務所)らが出演 [コンサート]

◆岸和田商店街連合会・岸和田TMOなど主催の「第2回きしわだ歌謡祭 演歌力」が、2012年2月1日、大阪府岸和田市の波切ホールで開かれ、昼夜2回公演に演歌ファンが約2500人が、たっぷりと演歌を楽しんだ。特別ゲストの原田悠里(キングレコード)、岩出和也(同)、永井みゆき(テイチクエンタテインメント)、IKECHAN(池田大其音楽事務所)、それに岸本くに子(日本クラウン)、奥野てる子(同)、柿本純子(バップ)が出演した。


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ラストに「まつり」を歌う出演者たち

岸和田市出身の奥野てる子の「岸和田ちょいといい音頭」の歌で幕を開けたのに続いて、原田悠里が「木曽路の女」歌い、出演歌手がそれぞれ代表曲などを歌った。

原田悠里は、こほかふるさと天草を舞台に歌った「天草の女」「飛騨の月」「古都旅情」、新曲の「明日を信じて」を聴かせた。来月になると各地で桜の開花情報も聞かれるようになるが、原田は東日本大震災で被災した人たちへ想いを馳せながら「今年も素敵な花を咲かせますように」と「津軽の花」も披露した。
16歳でデビューして、昨年、デビュー20周年を迎えた永井みゆきはデビュー曲の「大阪すずめ」のほか「大阪慕情」「地吹雪情話」「雨よ降れ」「希望の星」を歌い、「ふるさとで歌わせてもらって感謝の気持ちでいっぱいです」と頭を下げ、「だんじりの女房」では、会場から<そう〜りゃ、そう〜りゃ>とかけ声が飛んでいた。

岩出和也は、「雨よ降れ」を法被をまとっただんじりスタイルで歌い、「五月のバラ」「おまえにやすらぎを」「北ターミナル」などを歌うと、大きな拍手が送られていた。歌の披露はなかったが、4月25日に初めて大阪を舞台にした新曲「命の大祭り」を出すこも紹介した。これは自ら作詞、作曲を行っている。

このほかデビュー15年になるIKECHANは「ケヤキの神」「祭花」など代表曲を、関西歌謡大賞で最優秀歌唱賞を受賞経験がある柿本純子(バップ)は昨年のデビュー曲「又兵衛桜」などを、岸本くに子(日本クラウン)は新曲「紀州最南ケンケン船」を、それぞれ披露。
最後は出演者全員が勢ぞろいして北島三郎の「祭り」を歌った。

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第2回きしわだ歌謡祭  2月1日に岸和田・波切ホールで 今年は「演歌力」がテーマ [コンサート]

第2回きしわだ歌謡祭(主催・岸和田商店街連合会など)が、2012年2月1日、大阪府岸和田市の波切ホールで開かれる。今年は「演歌力」をテーマに、演歌が持つ人と人をつなげる絆の強さをアピールする。特別ゲストにキングレコードの原田悠里を招くほか、地元岸和田市出身の永井みゆき(テイチクエンタテインメント)、岩出和也(キングレコード)などが出演する。


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 全国で活躍する地元出身のメジャー歌手を中心に岸和田の新しい資源として演歌を全国へ発進しようと、昨年から始まった。
 今年は昨年に引き続いて永井みゆき、岩出和也のほか、新たに貝塚市出身で岸和田市在住のIKECHAN(池田大其音楽事務所)や岸本くに子(日本クラウン)、奥野てる子(同)が出演する。

 特別ゲストはヒット曲「木曽路の女」以来、大阪とは縁の深い原田悠里が選ばれた。新曲「明日を信じて」などを歌う予定だ。


 主催者は「演歌には、人と同苦し、慰め、癒し、励ます力がある。その力で家族の絆、友人との絆、地域や商店・企業との絆を取り戻し、熱い想いを全国に発信していきたい」と話している。


[波切ホール]
http://www.namikiri.jp/


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成世昌平(日本クラウン) コンサート「昌平のおもろい唄の世界」 来年1月発売の「コキリコの里」も披露 [コンサート]

成世昌平1.jpg◆毎年恒例となっている成世昌平のコンサートが、今年も2011年11月25日、大阪市北区のサンケイホールブリーゼで開かれた。今回は「昌平のおもろい唄の世界」と題して、昭和歌謡史60年を振り返って「ガード下の靴磨き」「ああ上野駅」「希望」「悲しい酒」「なごり雪」など21曲を歌ったほか、来年1月11日に発売する「コキリコの里」を披露した。


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 コンサートでは、最新曲の「あんたの里」(2011.6.8 )と前作「虎落の里」(2010.10.6 )に続く<里シリーズ>第3弾として2012年1月11日に発売が決まっているのが「コキリコの里」。この日はアンコールソングとして最後にフルコーラスを披露した。
 越中・五箇山の寂しくて美しいコキリコの里を歌ったもので、ヒット曲となった「はぐれコキリコ」(2003.9.25)と同じ作詞・もず 唱平、作曲・聖川 湧による作品だ。

 この作品は、ここ最近はシングルヒットで止まっていた成世が、久々の大ヒットをねらったもので、本人も「今度こそは大きなヒットをねらいたい」と、意欲をみせる。
 ステージから「カップリングもいい歌です。ぜひ今からCDショップで予約しておいてください」と呼びかけていた。

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 成世には珍しいシンガーソングライターの山崎ハコ作品という「郷愁譜」を大阪では初めて公開した。CD未収録で、故郷の広島・三次に咲く白いタンポポを奈良・吉野で見つけた時の感動を歌にしてもらったものだという。

 またこの日は、昭和歌謡史60年を振り返るコーナーでは、懐かしいフォークソングも披露した。「戦争を知らない子供達」「山谷ブルース」「イムジン川」「悲しくてやりきれない」「22才の別れ」「なごり雪」の6曲で、同じ日本クラウンのGreen2とのコーラスも見せてくれた。



[成世昌平ホームページ]
http://www.art.zaq.jp/naruse21/


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北島三郎(日本クラウン) 芸道50周年を記念して「清水の暴れん坊」特別公演 ヒットパレードも 大阪・新歌舞伎座で11月28日まで [コンサート]

◆今年、デビュー50周年を迎えている北島三郎が、大阪・上六の新歌舞伎座で「北島三郎芸道50周年新歌舞伎座特別公演」を開いている。恒例の1ヵ月公演で1部は、北島が清水の次郎長と森の石松の二役を演じる「清水の暴れん坊」、2部では北島が50年の軌跡を歌う「北島三郎 魂(こころ)の唄を・・・」を披露し、いつも通りの迫力あるステージを見せている。11月28日まで。


 北島が毎回、公演で心がけているのは観客といっしょになった手作りステージだ。
 すべてをコンパクトに演出し、テンポの早い芝居にしている。森の石松と船客の会話が有名「三十石船」の場面では、舞台を次郎長の家に置き換えるなど北島ならではの演出が見られる。
 劇中に織り交ぜられている浪曲も北島本人がのどを披露している。

 森の石松と次郎長の二役を演じる北島だが「次郎長は自分の歳のまま演じられたが、石松は思ったよりも可愛く出来あがった」と話していた。

 1時間40分のヒットパレードでは新曲の「さだめ道」のほか「風雪ながれ旅」「函館の女」「北の漁場」「まつり」など29曲を歌った。末娘の水町レイコの朗読に合わせて北島が歌うといった初めて試みを見せて、好評を博していた。
 「500曲近い歌を歌っていると選ぶのが大変でした」と北島。


 最後はやはり「まつり」。1階客席の頭上にまで延びた龍の頭に乗って歌い、フィナーレは出演者など132人が舞台に勢ぞろい。
 ねぶた祭りの「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声とともに、ステージいっぱいに全員が踊りはねた。
 共演した山本陽子は「このパワーをいつまでも大事にしたい」、大村崑は「劇中で北島さんが演じる次郎長から袢纏をかけてもらうシーンでは涙がにじんきた」と感想を話していた。


 2011年11月9日の公演終了後、北島はマスコミやCDショップ関係者などと開いた懇親会の席に出席し「大阪公演はこれが最後」であることを明らかにしたが、「75歳になったが、歳を取ったとは思っていません。あと10年くらいはやりたい」と元気な姿をアピールした。
 1ヵ月間の座長公演は68(昭和43)年からで、その舞台数はすでに4000回を超えているという。



[北島三郎]
http://www.kitajima-music.co.jp/sabu/index.html


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キングレコード 大阪で創業80周年記念 オールスター歌謡パレード [コンサート]

◆キングレコードの創業80周年を記念した「キングオールスター歌謡パレード大阪」が、11月7日、NHK大阪ホールに大月みやこ、鏡五郎、小金沢昇司などキングレコードの演歌•歌謡曲歌手18人を集めて開かれた。大阪でこれだけの歌手が揃ってのイベントが開かれるのは同社の70周年以来のこと。


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開演前に全員で記念写真



大月あいさつ.jpg オープニングで出演歌手全員が勢揃いしてあいさつ。
今年でデビュー48年目という大月みやこが出演歌手を代表して「80周年の輝かしいステージに立てて幸せです。キングレコードの伝統を感じます。これからのキングを背負っていく若きエースたちが、これを機にファイトを燃やしてくれるとうれしです」と話した。




出演者を代表してあいさつする大月みやこ







 大月が「白い海峡」を歌いったのに続いて、出演者それぞれが代表曲やキングの「虹色の湖」などの名曲を披露した。キングレコードの名曲は、出演歌手の個性に合わせて選曲。 「天国にいらっしゃる方など先輩歌手の名曲を聴いてもらい、キングの歌を後々につないでいけたらうれしい」(大月)


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出演者全員がステージに勢ぞろい

 
 出演した歌手は池田輝郎、市川由紀乃、井上由美子、岩出和也、大月みやこ、音羽しのぶ、鏡五郎、北野まち子、小金沢昇司、島津悦子、千葉一夫、永井裕子、藤原浩、真木柚布子、水田竜子、山本あき、それに来年3月、キングレコードからデビューするパク・ジュニョン。


 11月8日は名古屋市の名鉄ホールで午後12時からと4時半から2回公演をする。
 2012年3月10日には東京・五反田ゆうぽうとホールでも昼夜2回公演を予定しており、キングレコードの歌手45人が出演することになっている。






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北沢麻衣(ウェブクウ)、20年ぶりのCD、「夜を越えて」発売で、地元の奈良で新曲発売記念コンサート [コンサート]

北沢3.jpg◆歌手北沢麻衣さんがシングルCD「夜を越えて」(作詞・Masumi X、作曲・中西大介、編曲・竜崎孝路)を発売し、それのお披露目を兼ねて念願の地元の大ホールでコンサートを開くといった案内の封書が届いたのは2011年9月の上旬だった。会場の大和郡山城ホールは、桜の季節になると素晴らしい花を見せてくれるという奈良県大和郡山市の中心街にある大和郡山城のすぐそばに建っている。開館は01年といい瀟洒な建物であった。2011年10月3日、そこに600人を集めて新曲など全15曲を歌った。本番前に楽屋で北沢にインタビューした。




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 コンサート開始前、彼女は「楽屋に入ってから少し運動することでアドレナリンの分泌を盛んにさせて、気持ちを高ぶらせました」と、髪を整えながら本番を待ち構えていた。
 前作のCD「港のセレナーデ」を出してから20年が経つ。
 OSK(大阪松竹劇団)で活躍していた北沢は、1985年に杉本真人作曲の「私の胸をかじる人」でポリドールから22歳で歌手デビューしている。
 その後、代表曲と言われる「銀次」「港のセレナーデ」を発売したものの「泣かず飛ばずの状態が続いていた」こともあって、13年前に東京で歌手活動に見切りをつけて地元の奈良に帰ってきた。


 その後、奈良市内でカラオケ教室を開き、170人ほどの生徒を抱えるまでになって、毎年<カラオケ教室発表会>を開いている。
 ただCDをリリースからは遠ざかっていたし、単独コンサーも3年前に同じ大和郡山城ホールの小ホールに300人を集めて開いた以来だ。

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 数年前から再び歌いたいという気持ちが高まってきたようだ。
 3年前からはホームページ http://uta-utai.com/ を開設するなど、外部に向けて歌手北沢麻衣をアピールし始めた。
 「そのホームページを見て過去の楽曲である『かんにんね』をラジオにリクエストしたといったメールをもらったり、周りのたくさんの人たちが応援してくれたことが、歌手復帰を果たす後押しにつながりました」

 「夜を越えて」は6枚目のCDシングルだ。かつて同じポリドールに在籍していた、現ウェブクウ社長の山口光昭氏との縁もあって全国発売が決まった。
 「これからはライブをマメに行うとともに、大阪でのキャンペーンも行っていきたい」

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「夜を越えて」の作曲を担当した中西大介氏(左)らと歌う北沢

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◆コンサートの幕が開くと「勝負衣装」という青色のドレスで現れた。
 「この色は彩華ラーメン=本店は奈良県天理市=のユニフォームと同じなんです」
 最初から会場を笑わせる。やはり関西のアーティストである。
 まずは代表曲「銀次」から始まった。次いで新曲「夜を越えて」をシャンソン風にアレンジして歌ってみせ、最後にはアレンジを加えない「夜を越えて」を聴かせてくれた。

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 このほかオリジナルは「かんにんね」「港のセレナーデ」「私の胸をかじる人」も披露。また「涙そうそう」「吾亦紅」「リンゴ追分」「あの鐘を鳴らすのはあなた」などカバー曲も歌った。
 北沢は最後に「今度は<特大>ホールでやりたいです」と、次のステップを宣言していた。

 終了後、彼女はロビーでCDの即売とサイン会を行ったが、CDはたくさんの人がまとめ買いをするなど、文字通り飛ぶように売れていた。



[北沢麻衣 うたうたいのホームページ]
http://uta-utai.com/




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原田悠里(キングレコード) 大阪でもデビュー30周年記念コンサート デビュー曲から記念曲「明日を信じて」まで20曲歌う ピンクのドレスでレディー・ガガに扮して「YMCA」なども [コンサート]

原田10.jpg◆デビュー30周年迎えている原田悠里が、2011年9月16日、大阪市中央区の森ノ宮ピロティーで「原田悠里30周年記念コンサート ~明日を信じて~ 」を開いた。各地から会場満員の1000人が詰めかけ、師匠の北島三郎プロデュースの30周年記念曲「明日を信じて」や、デビュー曲の「俺に咲いた花」など20曲を熱唱した。


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 14日に開かれた東京での同様のコンサートに次ぐものだが、原田にとって大阪は第2の故郷とも言うべき思い出深い土地。歌手としてスタートを切ったのは大阪・梅田のコマ劇場だったし、デビュー2作目の「木曽路の女」の大ヒットへの足がかりを作ったのが大阪を中心とした関西だった。


 コンサート開始前の記者会見で原田は「里帰りですから、感謝の気持ちをぶつけ歌います。記念コンサートを開けたのは、どこの誰よりも関西の人たちに喜んでもらっていると思います。(40周年へむけての)第1歩でもあり、皆さんに背中を押していただきたいです」と、話していた。

 コンサートでは衣装を7回も着替えるなど観客の目も楽しませてくれた。
 オープニングの「荒城の月」に続いて「明日を信じて」は白色の着物。それに次いでの「いつでも愛を」「Y・M・C・A」では、客席から思わず<おっ~>と声が漏れるほどのピンク色のミニドレスで現れた。
 「レディー・ガガをイメージした」といい、エクササイズで鍛えた細身を露出して、ステージを駆けまわっていた。

 「天災などによって打ちひしがれている日本を少しでも明るく、賑やかに元気よくするために」といった原田の想いを表現したものだった。


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 30年の歴史を振り返るように、デビュー曲「俺に咲いた花」、第2弾の「木曽路の女」からデビュー10周年を記念した「雪割草」、20周年記念の「おんな坂」、2000年の第51回NHK紅白歌合戦歌唱曲「夢ひとすじ」など、メドレーで歌った。


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 恩師北島三郎からの「このコンサートは今後への第1歩で、これからの真価が問われる大切なもの」といった内容のビデオレターや、東京会場で30周年の祝福にやって来たキングレコードの大先輩で浪曲の師匠でもあり。先日、引退した二葉百合子による「関東一本〆」の歌唱の映像を紹介した。

 その二葉に師事する浪曲は、二葉自身のナレーションで歌謡浪曲「一本刀土俵入り」を披露してみせた。

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 最後は最新曲で40枚目のシングルにあたる「明日を信じて」、そして1999年第41回日本レコード大賞優秀作品賞受賞曲で第50回NHK紅白歌合戦歌唱曲の「津軽の花」を元気よく歌って、「私の夢のために応援していただいて感謝します。40周年コンサートの時にも駆け付けてくれますか」と観客に呼びかけて幕を閉じた。


 原田は「30年は到達点でも金字塔でもありません。心をお届けできる、ホッとしてもらえる歌を届けられる心美人の演歌歌手になりたいです。これから心と(歌の)技を磨いていきます」と、次の区切りである40周年へ向けて意欲を見せた。





[原田悠里 北島音楽事務所]
http://www.kitajima-music.co.jp/yuri/
[原田悠里 キングレコード]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=10099

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松原健之(テイチクエンタテインメント) 神戸・松方ホールで2年ぶりにコンサート 「歌の旅びと」など18曲歌唱 [コンサート]

松原3.jpg◆松原健之が、2011年7月23日、神戸市中央区の神戸新聞松方ホールで「松原健之コンサート 2011」を開いた。神戸でのコンサートは2年ぶりで、5月25日リリースの「歌の旅びと」など18曲を歌った。





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 31歳の松原は「31年分の力を出し切って心を込めて歌いたい」と、デビュー4枚目のシングル「愛のうた」(08年8月)で幕を切った。
 続いて披露したのは音楽療法を目的に作られたという「愛のルミナリエ」だった。

 この日は童謡や子守唄など懐かしいふる里メロディーも披露。ふる里を出る子どもを見送る親の気持ちを歌った「案山子」は、ギターの弾き語りで聴かせた。

 松原にとって忘れられないのが、五木寛之作詞のメジャーデビュー曲「金沢望郷歌」(05年9月)。第2のふる里と言うほどの金沢の町だが「金沢の街頭で歌っていた頃の気持ちで歌います」と、相変わらずの澄んだ声を披露した。
 続いて松原7作目の作品で、やはり五木寛之が作詞を担当した最新曲「歌の旅びと」、そしてカップリングの「Elegy こころの道」を歌唱。

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 テレビの勝ち抜き歌謡番組でグランドチャンピオンになったのがきっかけで、歌手を目指して18歳で上京したが、目が出ずに20歳でプロダクションを解雇されたという苦い経験も持つ。
 作家五木寛之に見い出されたのが、デビューにつながった。数多くの五木作品を歌っている。

 この日の演奏はパーカッションが盾直己、ウッドベース斉藤順、二胡玉欄、ピアノ塩入俊哉といった構成。松原とは高校時代の同級生というお笑いのヴィレッジが、進行役を務めていた。
 会場は、全国各地からやって来た人たちでほぼ満員。ペンライトや手作りうちわを片手に、松原に声援を送っていた。


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 アンコール選んだのは「青葉城恋歌」と「あなたに花を」。2曲目の「あなたに花を」はアルバム収録曲。明るく楽しい歌で「東日本大震災の被災地の方々が早く復興できるように」と松原。
 さらに「神戸で生の歌を聴いて頂けるように、またこれから1年をがんばって行きます」とと締めくくった。



[松原健之 テイチクエンタテインメント]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/matsubara/
[松原健之 アップフロントエージェンシー]
http://www.up-front-agency.co.jp/artist/matsubara-takeshi/



冬のひまわり (ポプラ文庫)

冬のひまわり (ポプラ文庫)

  • 作者: 五木 寛之
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2008/12/05
  • メディア: 文庫



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島津悦子(キングレコード)、弦哲也、北川裕二らと千葉県で東日本大震災チャリティーコンサート [コンサート]

島津悦子2.jpg◆新曲「永遠の花」(作詞・城岡れい、作曲・弦哲也)を2011年6月22日に発売した島津悦子が、6月26日、千葉県多古町の多古町コミュニティプラザ文化ホールで「頑張ろう千葉! 旭市!! 演歌福の会 弦哲也と共に」と銘打った東日本大震災チャリティーコンサートを開き、作曲家の弦哲也、その弟子の北川裕二らと共演した。






新曲「永遠の花」ょ歌う島津





 コンサートは千葉県銚子市出身だが、地震では旭市など千葉県内でも大きな被害を受けた。
 弦は「同じ千葉県人として歌で被災地を応援したかった」として、縁の深い歌手たちに声をかけて実現したもの。


 約900人のファンが詰めかける中、深く根付いた固い絆、変わらぬ無償の愛を歌った新曲「永遠(とわ)の花」をはじめ、前作シングル「涙の河」、弦とのデュエットで新曲のカップリング曲「よりそい酒」の3曲を熱唱した。

島津悦子と弦哲也、北川裕二2.jpg
左端が北川裕二

 島津は「私は鹿児島県出身ですが、今回の大震災で苦しんでいる方々のことを思うとじっとしていられなくなり、4月にキャンピングカーで石巻に行き、炊き出しのお手伝いをさせていただきました。被災地の方々のことを考えると本当に心が痛む毎日ですが、このチャリティーコンサートでは、私の歌で少しでも元気になっていただけたらと思って参加させていただきました。歌の力を信じて、これからも被災地の皆さんの心に届くよう歌っていきたい」と話していた。

島津悦子と弦哲也2.jpg
弦哲也(左)と島津

 また、福島県郡山市出身の北川は「故郷の郡山は地震の被害はほとんどありませんでしたが、原発の風評被害に苦しんでいます。歌で少しでもお役に立ちたいと思っていまして、7月に宮城県の被災地に行ってきます。今日は、歌で皆さんに元気になっていただきたい」と、新曲「港哀歌」と前作シングル「潮来雨情」を歌った。

 最後に、石川さゆりに提供した「天城越え」や自ら歌って発売した「帰り花」など4曲を披露した弦は「福島で約25年間やっている番組がありまして、僕にとって福島は第2のふるさとだと思っていますので、ぜひ福島でもチャリティーコンサートを開きたい」と、1日も早い復興への力添えへの意欲を示していた。



[島津悦子 オフィシャルホームページ]
http://www.shimazu-etsuko.net/



本のなかで恋をして (小学館文庫)

本のなかで恋をして (小学館文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2011/06/07
  • メディア: 文庫



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山本和恵(エイフォース・エンタテイメント) 京都・舞鶴で恒例のコンサートを開く 自らの半生を歌った最新曲「三つの宝石」など18曲を歌う [コンサート]

山本和恵2.jpg◆京都の北、舞鶴に住みつづけて全国で歌手活動を展開している山本和恵(60)が、2011年6月26日、京都府舞鶴市北田辺の舞鶴市民会館で第10回山本和恵コンサートを開いた。シングルマザーとして2人の子どもを育て、その母としての半生を歌った最新曲「三つの宝石」など18曲を歌った。恒例となった2人の小さな孫からの花束のプレゼントもあって、会場からは温かい拍手が送られ、それに応えて山本は「これでまた1年、頑張れます」と話していた。






山本和恵 孫からプレゼント.jpg








可愛らしい孫2人から花のプレゼントをもらう 山本和恵(右)




 「明日花/北情話」(ガウスエンタテイメント)でデビューして12年目になる山本和恵。
 毎年、地元・舞鶴でコンサートを続けている。
 この日は1部が自ら主宰するカラオケ教室などから参加した一般の人たちによるカラオケ大会で、50人が次々と自慢の歌を歌っていた。

山本和恵和服.jpg
山本和恵和服2.jpg
久しぶりの和服姿を披露した山本和恵

 休憩をはさんで始まった2部は、いよいよ山本和恵コンサート。
 いつもはジーンズで走り回っている山本が、7か月ぶりに着た白い和服姿で現れ、最初に歌ったのは「コンサートでは必ず歌っている」という地元・丹後を綴った「丹後恋歌」。
 コンサートへ足を運んだ人たちに<ようこそ丹後へ>の気持ちを込めて歌った。


 山本は自ら作詞も手掛けており、今までに11曲を書いている。
 コンサートでは、そのうち9曲を披露した。
 詞を書いた背景など舞台裏を1作1作説明していく丁寧さで、まず「もういいかい」「龍安寺~ひとり雪の京都~」「花蓼」などから歌い始めた。
 <京都の歌を書いて>と佐賀県の大田千恵さんに頼まれて作ったというのが「龍安寺~ひとり雪の京都~」で、龍安寺に足を運んでイメージを膨らませたという。


 「花蓼」は、1部のカラオケ大会にも出演した桂京子さんに書いたもので、「紅筆を買い求めるのは、女が前向きに生きていくしるし」と、紅筆で知られた広島へ実際に出向いて2000円の品を買って作った作品だという。
 「思い浮かんだ言葉は買った紅筆のレシートの裏に書きとめました」と山本。

 「私にとって作詞は、背中を掻くように簡単ではありません」と、出来あがるまでの苦心談などを織り交ぜて、曲の裏側を解説してくれた。


山本和恵6.jpg山本和恵1.jpg

















 デビューするまで、山本はカラオケ大会に出場を繰り返す、歌好きの普通の女性だった。
 しかし2000(平成12)年にデビューして、05(平成17)年に出した「壊れた人形」は、歌手・山本和恵の名前を多くの人に知られる記念になる作品だった。
 和服から黒いドレスに着替えて、この歌を披露。
 続いて歌った「秘すれば花」は、50代の終わりに差しかかった頃に<人生は短い。このまま終わるのならば、いいことを考えて生きなければ>と、自らの心の想いを表現したものだ。

 さらにこれのカップリング曲「ライムでライトなラブソング」も聴かせてくれた。
 「すべての出来事は偶然ではなく、決められたもののよう。貴方との出会いも、そうした運命のなせる技」
 そんな想いを詞にしたのがこの曲だった。


山本和恵 前田卓司.jpg山本和恵 KENJIRO.jpg

















 コンサートではまた、ゲストのKenjiro = 写真上・右 = 、前田卓司 = 写真上・左 = もオリジナル曲を披露し、それぞれ山本と「恋はドラマチック」と「黄昏の扉」をデュエットで歌った。


 後半は、「愛の終止符」「京都でね」「三つの宝石」といった最新のオリジナル曲などを披露した。
 「三つの宝石」と「京都でね」は、いずれも作詞が朝比奈京子、作曲が小田純平、編曲川村栄二といった作品。
 「三つの宝石」では、< ♪ 女と妻と母という三つの宝石の中で 私は母というダイヤを選んだ ~ >と、山本自らの人生を表現した作品で、今年、還暦を迎えた彼女が渾身の思いで歌う「還暦記念曲」だという。


山本和恵5.jpg


 


原発報道とメディア (講談社現代新書)

原発報道とメディア (講談社現代新書)

  • 作者: 武田 徹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/06/17
  • メディア: 新書



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山口ひろみ(テイチクエンタテインメント)、出身地の大阪・阿倍野でデビュー10周年記念コンサート 満員の600人超 新曲「ゆめ暖簾」など21曲を歌唱 [コンサート]

山口ひろみ7.jpg山口ひろみが、2011年6月24日、出身地の大阪市阿倍野区の区民センターでデビュー10周年を記念したコンサートを開き、新曲「ゆめ暖簾」など21曲を歌った。会場には、佐賀県や島根県、福島県、東京都など遠方からのファンも含め、満員の600人を超える人たちで埋まった。地元からも同級生やその父母、すでに亡くなっている山口の母親と叔母が元気だった頃の写真を持った男性や、その叔母の病気療養中にヘルパーをしていたという女性の姿も見られたなど、たくさんの人たちが10周年を祝った。









 山口ひろみは北島三郎に弟子入りして6年目の5月22日に「いぶし銀」でデビューしている。そのプロモーションビデオは、大阪の四天王寺や通天閣の近くで撮影しており、大阪を色濃く出したスタートだった。
 デビュー後もずっと、出身地大阪とは密着してきただけに、会場は本人と親しい同級生もチケットが手に入らなかったというほどの満員。そんな熱い雰囲気を表すかのように、オープニングでは赤い和服姿で、2004(平成16)年に発売した「一世一代」を歌った。
 2曲目の「知床番屋」では緊張からか、歌詞を間違える場面もあったが、客席からは熱い声援が送られ、気を取り直して3曲目の「ひだまり坂」を歌った。


山口ひろみ4.jpg山口ひろみ2.jpg

















 地元大阪で本格的なコンサートを開くのは初めだし、かつての実家も歩いて10分程度の所という山口は、この日、7回も衣装を変える熱の入れよう。
 初披露というスリムな黒色のドレスやメイド喫茶のメイド姿に扮するなど、歌だけでなく観客の目も存分に楽しませてくれた。
 メイド姿で客席をくまなく回って来場客と握手して「私を今まで支えてくれたお客様すべてがご主人様です」と、観客の拍手に応えて「母が大好きだった」という美空ひばりの「柔」などを歌った。


山口ひろみ5.jpgメイドさんに変身した山口ひとみ.jpg

















 歌手、山口ひろみが10周年を迎えられたのは「たくさんの人たちとの出会いであり、支え」であった。
 忘れられないひとつが、作詞家の故松井由利夫との出会いだっという。
 松井から言われたのが「君の明るさは素晴らしい。いつもにこにこととした笑顔でいることが、皆さんからの応援につながる。人を楽しませるエンタティナーになりなさい」だったといい、松井作品の中から「花しるべ」(07年)「恋・来い・カラス」(07年)「大漁恋唄」(08年)「津軽恋つづり」(09年)の4曲を披露した。


山口ひろみ6.jpg


 前作「三陸風みなと」は宮城県女川町を舞台にした歌だった。
 女川町は、今年3月の東日本大震災では大きな被害を受けた。発売直後、女川町を訪ねている山口は「当時、地元の人たちに温かく迎えて頂きました」といい、その恩を返すためにも震災後、現地の避難所を慰問して歌を贈ったという。
 山口は「震災を境に歌に対する姿勢が変わったように感じています。私の歌がヒットするのが早いか、女川が復興するのが早いか勝負です」と言って、被災地を奮い立たせるとともに、「三陸風みなと」を歌った。


山口ひろみ.jpg山口・写真.jpg

















 デビュー10周年コンサートでラストソング「ゆめ暖簾」を歌う山口ひろみが着用した着物 = 写真・上 = は、2002年5月、「いぶし銀」でデビューした当時のものだった。
 「私の出発点を忘れないためにも、この着物を着てきました。今までたくさんの人たちに支えられて今日、コンサートを開くことができました」と深々と頭を下げ、「母も会場のどこかで見てくれていると思います」と山口。

 山口は大阪市西成区天下茶屋の出身。かつては芸人が多く住んでいた町だった。その母も音曲漫才師だったという。
 「母からは良く、たくさんの人に支えられているんだよ、と言われていました」と山口。
 涙を滲ませながら「皆さんからの愛をパワーに変えて、活力と感動を与えられる歌手になれるよう、自分自身の命を磨いてがんばります」とあいさつすると、客席からは<ひろみちゃ~ん>の声援が飛んだ。


山口ひろみ3.jpg



[山口ひろみ 北島音楽事務所]
http://www.kitajima-music.co.jp/hiromi/
[山口ひろみ テイチク]
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/yamaguchi/



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佐々木新一(キングレコード) 出身地・青森県で東日本大震災復興支援チャリティーコンサート [コンサート]

新曲「里ごよみ」を熱唱する佐々木新一.jpg◆「あの娘たずねて」のミリオンヒットで知られ、その曲をカップリング曲として収録したニュー・シングル「里ごよみ」が好調のベテラン演歌歌手・佐々木新一が、2011年6月20日、青森県五所川原市の「ELM(エルム)の街」のELMホールで、入場無料の日本大震災復興支援チャリティーコンサートを開いた。





新曲「里ごよみ」を熱唱する佐々木新一






 定員の300人を超える熱烈なファンが詰めかける中、新曲をはじめ、5月25日発売のニュー・アルバム「演歌(うた)ごよみ」にも収録の「君が好きだよ」「リンゴの花が咲いていた」「あの娘たずねて」、それに先輩歌手の故春日八郎さんの「お富さん」、故三橋美智也さんの「縁があったらまた逢おう」など全8曲を熱唱。
 最後まで故郷のファンたちを楽しませた。

 青森県出身の佐々木は、高校2年のときに歌手になるため上京。作曲家・桜田誠一の門下生になった。
 今でも青森にはときどき仕事で来るそうで、「子どもの頃からいつも岩木山を見ていましたが、今でも岩木山を見ると当時を思い出します。こんな素晴らしい山が自分の故郷にあることがうれしいです。僕の故郷の自慢です」と、感慨深気に語っていた。


東日本大震災の復興のために募金を呼びかける.jpg その同じ東北が今回の大震災で大きな被害を受けたことに佐々木は「地震と津波であんな想像を超えた大災害になるとは、今でも信じられません。僕の故郷は被害には遭いませんでしたが、同じ東北人として自分のことのように心を痛めています。歌を歌っている身としては、歌で被災者の方々を励ますことができれば本望ですし、僕の歌が少しでもお役に立てるのならと、今回のチャリティーコンサートをやらせていただきました。歌には人の心を癒やしたり、勇気づけたりするパワーがあると思いますので、これからも歌うことで被災地の皆さんのお役に立ちたい」と話していた。




東日本大震災の復興のために募金を呼びかける佐々木新一





[佐々木新一]
http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=12584



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松浦ゆみ(エイフォース・エンタテイメント) グレイトジャズシリーズ IN 吹田 vol.3で「涙のラブバラード」など3曲歌う [コンサート]

◆文化創造のまちづくりを進めている吹田市などによる吹田ジャズコンサート「グレイトジャズシリーズ IN 吹田 vol.3」が、2011年6月5日、同市泉町の吹田市文化会館「メイシアター」で開かれ、ジャズ調歌謡曲<こじゃず>を歌う松浦ゆみも出演し、オリジナル曲の「裏窓」「涙のラブバラード」、ジャズの名曲として知られている「ラヴァ カムバックトゥミー」の3曲を歌った。


松浦ゆみ・JJSメンバーたちと.jpg
松浦ゆみ(左から2番目)とバックを務めたJJSのメンバーたち


 今年で3回目のグレイトジャズシリーズ IN 吹田には、地元吹田のジャズプレイヤーを中心に、関西の実力派ミュージシャンが集まった。1部、2部に分かれて、11のジャズバンドが出演した。
 松浦ゆみは和製ジャズを楽しむバンド<JJS(ジャパン・ジャズ・ソング)>のボーカルとして登場。ピアノ、サックス、ベース、ドラムスの演奏に乗せて歌謡曲調のジャズで聴衆を楽しませた。

 ジャズバンドと共演するのは初めての松浦は、少し緊張していたものの「楽しんで歌うことが出来ました」と話していた。

 また大阪北部で活動するビッグジャズバンドの「AquaJazzOrchestra」と、大阪府高槻市立柳川中学校の「YANAGAWA The Sunny Side Jazz Orchestra」の合同演奏も披露された。

 開会に先立って井上哲也吹田市長があいさつして、ジャズによるまちづくりを訴えていた。



[グレイトジャズシリーズ IN 吹田 vol.3]
http://www.maytheater.jp/series/1106/0605_jazz.html




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真奈尚子(ビクターエンタテインメント) 新曲「小さな酒場」発売を記念してライブ  大人の女性を感じさせる甘いムード  ビルボード大阪 [コンサート]

◆大人のムードいっぱいの真奈尚子 = 写真・下 = によるライブが、2011年5月24日、大阪・梅田のライブハウス「ビルボードライブ大阪」で行われた。新曲「小さな酒場」(作詞・宮川哲夫、作曲・吉田正、編曲・カンザスシティバンド)を25日にリリースしたのにあわせたもので、新曲とカップリングの「愛の背中」や恩師の作曲家、故吉田正が手がけた名曲をメドレーで披露するなど16曲を熱唱した。


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新曲「小さな酒場」をリリースしたムード歌謡の女王、真奈尚子



 新曲の「小さな酒場」は、1960(昭和35)年に松尾和子が歌った曲で、吉田正は生前「真奈に歌わせたい」と話していたという。甘ったるい雰囲気で語りかけてくれるような、スローテンポのメロディーは「心地よく、どこかドキドキさせられる」ようで、薄暗い会場をムードいっぱいにつつんでいた。
 カップリングの「愛の背中」(作詞・田久保真見、作曲・下田卓、編曲・カンザスシティバンド)も、歌謡曲がジャズ風だった頃の気だるさを感じさせる、大人の女性をふんだんに感じさせている楽曲だ。


真奈1.jpg真奈2.jpg


















 真奈のビルボードライブは今年で7回目。
 今年が吉田正の生誕90周年にあたることもあって「有楽町で逢いましょう」「好きだった」「泣かないで」など吉田作品のメドレーで始まった。
 真奈はビクターからのデビューが決まって「先生から作品をいただける歌手になりたい」と吉田に憧れたが、実際に作品をもらったのは、それから10年近くたった頃だったという。

 その曲がビクターからヒット賞を受賞した「夜がわるい」で、「潤愛」とともに披露した。
 デビュー曲は1989(昭和64)年、ビクターから出した「あんたのタンゴ」であった。この曲を作詞した千家和也は「君にぴったりの歌」と言ったが、当時、本人はまだ「このような大人の歌が歌えるだろうか」と心配だったという。

真奈5.jpg
生バンドで大人のムードもたっぷり


 この日は、2002年にテイチクから出して松竹映画「およう」の主題歌にもなった「離さないで」を、「やっと自分なりの<離さないで>歌えるようになった」と聴かせた。 また「今でも歌う時は胸がキュンとなる」と大好きだというシャンソン「愛の賛歌」も披露した。

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原田伸郎ら仲間が応援に駆け付けた

 ライブには原田伸郎、太平サブロー、桂雀々といったゴルフ仲間も応援に駆け付け、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」を全員で合唱した。

 ライブを終えて真奈は「今まで休まずに長い間歌い続けてきて、自分が歩んできた道は間違いでなかった、と感じています。もう一度スタート台に立つ思いで、吉田先生のこの楽曲で夢を大きく膨らませたい」と、話していた。



[真奈尚子ホームページ]
http://www.geocities.jp/shoko_mana/





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東日本大震災復興支援チャリティーコンサートに浅田あつこ、水木ケイ、渡辺要が歌う 大阪・十三、恵比須堂本店が主催 [コンサート]

◆被災地に届ける復興の歌声―。
 大阪・十三のCDショップ恵比須堂本店が、2011年4月10日、東日本大震災で被害を受けた人たちの復興に役立ててもらおうと「東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」を、大阪市北区のライブハウス・Black&Whiteで開いた。タレントの立原啓裕が飛び入り出演し、出演者のサイン入り色紙のチャリティーオークションなどで会場を盛り上げた。


 同店の呼び掛けに賛同した歌手、浅田あつこ(徳間ジャパンコミュニケーションズ)、水木ケイ(よしもとアール・アンド・シー)、渡辺要(日本クラウン)の3人が出演した。


浅田.jpg
元気出す赤色のドレスで支援を呼びかける浅田あつこ

 観客からの<あっちゃ~ん>の呼び声とともに、真赤なドレスで登場した浅田あつこ
 「歌の力が被災地へ届くように!」と、新曲の「恋するだるま」、カップリングの「たそがれの御堂筋」をはじめ「浪花恋歌」「見返り橋まで」「紅い川」「河内おとこ節」「恋待花」の7曲を歌った。

 3.11の大震災の日、埼玉から東京へ戻る電車に乗っていたという浅田は、急停車した列車を降りて次の駅まで歩き、約8時間半をかけてタクシーで都内まで帰ったという。
 「止まっている電車の中でラジオから<岩手がひどいことになっている>と聞いて、大変なことが起ったと思いました」

 また集まったファンに、5月にNHK・BSで放送される「BS日本のうた」を4月14日に収録することを報告。石川さゆりの曲を歌うので、それを目下練習中だと話していた。



水木.jpg 水木ケイは「千日前ラプソディー」「あれから三年たちました」「最終列車で翔んでくわ」に続いて、松原のぶえが歌った明日に向かって頑張る応援歌「演歌道」、祖父から教わった藤山一郎の「丘は花盛り」、そしてドリームズ・カム・トゥルーの「未来予想図」、元気いっぱいに前作の「恋のドンパン節」、最新曲の「お別れ出船」の8曲を歌った。



 水木は5歳の時、阪神淡路大震災を経験している。
 今回の被害はそれをはるかに上回る。
 「吉本興業の先輩から、こんな辛い時やからこそ泣くな。自分が今、やるべきことを一生懸命やれ、と言われました」

元気いっぱいの水木ケイ(右)



 22歳の誕生日の5月19日には大阪・京橋の京橋花月で「水木ケイの歌声喫茶」を催す。吉本興業の友近、島田珠代らが友情出演するという。


渡辺.jpg
人々を支える演歌を歌う渡辺要

 中村美律子からプレゼントされたという着物を来て出演した渡辺要は、最新曲の「人生男節」、そのカップリング「うらまち川」に続いて「大間崎漁歌」「望郷みれん」「讃岐の女」「女のちぎり」「浪花仕込み」、それにアルバム収録曲から「兄弟船」「終着駅は始発駅」などを歌った。

 震災後、渡辺は「辛い、歌いたくない―と思っていたら、10日間も声が出なくなってしまった。予定していた仕事先にはお詫びを言って回った。病院は9か所も行ったが原因は不明でした」といった非常事態に陥ったという。

 渡辺の宮城県後援会会長も被害に遭った1人。身近な人たちが被災しているだけに、今回の地震は決して他人事ではない。
 「音楽は楽しむものだが、演歌は人を支えるもの―と聞かされた」
 全国の後援会長に被災地への支援も呼びかけている。

チャリティー.jpg
応援に駆け付けた立原啓介(左)


 出演者たちは客席の1人ひとりと握手をしながら「歌うことで皆に元気になってほしい」と、心を込めて歌っていた。また、この日の入場料とCDなどの売上金の一部は日本赤十字社を通じて、被災地へ届けられることになっている。



文武の藩儒者 秋山景山      (角川叢書)

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  • 作者: 小川 和也
  • 出版社/メーカー: 角川学芸出版
  • 発売日: 2011/02/25
  • メディア: 単行本



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東日本巨大地震  復興支援チャリティーコンサート 関西各地で相次いで計画 歌で元気を! [コンサート]

恵比須堂チャリティーコンサート.jpg◆関西の演歌・歌謡界が、3月11日に発生した東日本巨大地震で被
災した地域や人々を勇気づけ、復興へ向けて1日も早く元気を取りもどしてもらおうと、復興支援チャリティーコンサートを計画するところが相次いでいる。




 大阪・十三のCDショップ恵比須堂本店は、2011年4月10日、大阪市北区万歳町4―12 浪速ビル東館地下1階で「東北 地方太平洋沖地震復興支援チャリティーコンサート」を開き、公演の収益金の一部を日本赤十字社を通じて義援金として寄付するとしている。



 出演する歌手は浅田あつこ(徳間ジャバンコミュニケーションズ)と水木ケイ(よしもとアール・アンド・シー)、渡辺要(日本クラウン)の3人。入場料は1500円(小学生以下は無料)。開場は午後3時30分で、開演は4時から。

 同店は震災後から歌手のキャンペーンライブ開催時に義援金箱を置いて、来場者に協力を呼び掛けている。


 一方、1995年1月17日に神戸市など兵庫県を中心に襲った阪神・淡路大震災を経験した神戸では、神戸歌謡ステージ実行委員会が、4月30日、神戸市垂水区の垂水勤労市民センター(レバンテホール)で、東日本大震災復興チャリティイベント「神戸歌謡ステージ」(後援・神戸市垂水区社会福祉協議会)を開く。入場料は前売りが2800円、当日券は3000円(いずれも税込み)。抽選で200人に当日出演する歌手のCDかミュージックテープを1品をプレゼントする。

 開場は午後12時30分で、開演は1時の予定。
 当日の出演歌手は浅田あつこ黒川英二(日本クラウン)、大地誠(同)、松浦ゆみ(エイフォース・エンタテインメント)のほか愛田幾也(同)、音寺しをり(キングレコード)、星奈聖子などを予定している。
 同実行委員会も売上げの一部を義援金として、神戸市垂水区社会福祉協議会を通じて被災地へ寄付する。



[恵比須堂]
http://www.ebisudo.net/




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二葉百合子が東京・NHKホールで現役歌手最後のコンサート。五木、藤、坂本ら後輩歌手たちも多数出演 [コンサート]

二葉百合子22.jpg◆「岸壁の母」「関東一本〆」などのヒットで知られるベテラン歌手、二葉百合子(79)が、2011年3月6日、東京・渋谷区のNHKホールで、現役歌手最後のコンサート「二葉百合子 ファイナルコンサート~ありがとう 岸壁の母~」を開いた。チケットは販売開始2時間で完売するなど、3860席の会場は熱心な中高年ファンで満席。五木ひろしや坂本冬美、秋元順子など後輩歌手もたくさん応援に詰めかけた。




77年を締め括る熱唱の二葉百合子





二葉百合子11.jpg 今年で芸能生活77年目を迎えたが、昨年3月17日に引退会見を行い、「75周年を迎えた去年(平成20年)の暮れに『元気ないまだからこそ、上げた幕を下ろすときだ』と決心して引退を決めた」と引退表明をして、大きな反響を呼んだ。

 その後、昨年7月から全国49カ所(全96公演)で「さよなら公演」を実施し、訪れる会場ごとに多くのファンに惜しまれながら熱唱して各ステージを後にし、この日のファイナルを迎えた。

 
 三原綱木とザ・ニューブリードの演奏、徳光和夫の司会で始まり、「今日が最後の舞台です。力いっぱい歌います」とあいさつし、デビュー曲「女国定」をはじめ、「百年桜」「瞼の母」「関東一本〆」「婦系図」「岸壁の母」など、ゲスト歌手の歌も含め全11曲熱唱。




 途中、「二葉組」と呼ばれ、二葉のもとで歌謡浪曲のレッスンを受けている弟子の坂本冬美(43)、藤あや子(49)、原田悠里(56)、島津亜矢(39)、石原詢子(43)、湯原昌幸(64)、それに特別ゲストの五木ひろし(62)、秋元順子(63)の全8人の後輩歌手が駆けつけ、それぞれが持ち歌を歌ってステージに花を添えた。

二葉百合子33.jpg

勢揃いした<二葉組>の歌手たち


 二葉組の歌手たちとは掛け合い浪曲も披露し、坂本は「先生と同じ時代に生まれて幸せでした」、藤は「さよならなんてあり得ないくらい素晴らしいコブシ、真似できないです」、 また、二葉とは60年以上という芸能界で最も古い付き合いの女優・泉ピン子(63)が駆けつけ、「やめないで~。先生は私のあこがれです」と言いながら歌手引退を惜しんだ。

 二葉は「77年間、皆さんにお世話になり、この日が迎えられて大変感謝しております。65周年のリサイタルをやらせていただいたとき、『いまならまだ元気だし、幕を下ろそう』と思っていましたが、70周年、75周年と経ち、とうとうこの日がやって来ました。明日からは本名の大村百合子になります。私は温泉が好きなので、のんびりと温泉巡りもしてみたい。これからは、私が持っているもの全部をお弟子さんたちにお教えしたい」と話していた。

 これからは後輩歌手たちに歌謡浪曲を指導していくが、キングレコードからは引退する。

 キングレコードからは、今後記念商品が相次いで発売される。
 4月1日に20枚組CDボックス「ひとすじの道」が1000セット限定販売されるのに続いて、4月27日にはDVD「キングDVDカラオケHit4~二葉百合子特集~」が、5月25日にDVD「さようなら、二葉百合子~セミファイナル公演 in 広島~」が発売されることになっている。



[二葉百合子]
http://www.kingrecords.co.jp/futabayuriko/index.html



岸壁の母 (1976年)

岸壁の母 (1976年)

  • 作者: 端野 いせ
  • 出版社/メーカー: 新人物往来社
  • 発売日: 1976
  • メディア: -





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